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2006.04.12 J @ SHIBUYA-AX

J - GLARING SUN - ~ Burn all the shadows ~

Date:2006.04.12

Place:SHIBUYA-AX

東京公演。またしても仕事を18時ぴったりに切り上げて、渋谷に向かう。AXに着いたのは多分18時半くらいだろう。今日は番号割とよかったんだけど、当然着いたころにはとっくに入場終わってた。そして行ったら友達が待っててくれた。ロッカーがいっぱいになりそうだからって心配してくれたらしい。荷物さっさとぶっこんで入った。さすが東京。もう随分埋まってた。今日は後ろの方で見るか、ってことにして、ホールの丁度中央ら辺に陣取る。
が、しかし。今回のツアー共通のSEが爆音になって客電が落ちた瞬間、不可抗力で前にふっとびました。2番目のバーにぶつかって、まぁここで見るか、とも一瞬思ったんだけど、EVOKE THE WORLDのあまりの盛り上がりに我慢できなくなって結局前へ。ほんとすごかった。周り丁度男の子ばっかでね、すげぇノッてるから、調子こいて便乗したんだけど、バーの前はもうギューギューで、背中にバーが当たって痛かったから、あんま前行く気なかったんだけど、隙を見て男の子の壁を縫って前へ。
男だろうと何だろうと負けてらんないでしょ。EVOKE THE WORLD、NO TIMD TO LOSEと来て、勿論私は踊った。それからJの「皆の準備ができたなら~」WHAT'S THAT MEAN?、大好きな大好きなGabriel、DIE FOR YOU、BLIND、立てノリもできないくらいキツキツな状態で頑張りました。RODEO LIFE、GUSH。この辺からちょっと前の方行って生き生きし出した。そしてSuicide Dream。夏のツアーのときはJとMASAと藤田さんの3人柱がコーラスしてる姿が目に焼き付いてたけど、今回のツアーはJしか見てなかったせいかその印象は薄い。
そして「このツアーの為に書いた曲です」というスリリングでダンシングなナンバー。ほんとにかっこよくて、疲れてることを忘れて踊り出してしまう。音源化してほしいなと思うけど、ライヴで聴くからいい曲ってのもある。
MASAのアコギの音が聞こえたら、SUN SET。J君は掠れ声。そりゃそうだよね。3日前に新潟でやったばっかりだ。でもこの曲で、Jの歌がほんとにうまくなったなということが分かる。続いて「Come on MASA~」の台詞に続いてLIE-LIE-LIE。この辺から私はヤバイなと思い始める。これ多分今日は最後まで持たないな。東京も何だか男の子の声が貧弱な気がしました。やっぱ天井高い分、うちらのシャウトもあんまり響かない。でも私はここで決心した。最後までいられなくてもいいから、今出し切ろう。だから力いっぱい声出しました。それから、オイコールも斡旋したよ。ツアー廻って来たからどのタイミングでJがコールをかけるとか覚えちゃってるんだよな。セットリストは相変わらず心許ないくせに(笑)。今回、珍しいくらいセットリストを覚えない。後から思い出して自身がない。ライヴいっちゃうと感覚で分かるんだけどさ。
次、BLNKだなと思って、これが終わったら出ようと思った。丁度後ろにダイバーがいて、FIRE STARもその後も持たないと思ったからね。でもBLANK楽しくて、息上がっちゃって呼吸辛かったけど、踊ってたらまだ行けるかなと思えて来て、どうせBLANKとFIRE STARの間MCとかないし、FIRE STARが終わったら出ることに決めた。ぶっちゃけ最後、苦しくて覚えてないんだけどね。
フロアから出たら、空気が冷たくて気持ちよかった。既に救護所で寝てる人がいた。東京熱いね、相変わらず。Jも言ってたけど、今回のツアーは何処も盛り上がり方が違う。RED ROOMとは対称的で、外に飛び出す感じの曲ばっかだからだろう。これもいい。でも私はRED ROOMも好きだったので、ちょいと複雑。セットリストを覚えないのも、いまいちノリ切れないのも、そのせいかもしれない。
アイスティーを買って、一番後ろから見てた。初めてかも。いつも何だかんだ言って戻ってたからね。一番後ろまで超満員だった。今回のツアー、男が非常に多い。一番後ろはあんまりJも、会場の様子も見えず、音も悪くていまいちだった。でも呼吸がいつまでも浅く、前戻ってもまた死ぬだけだと思って戻らなかった。そのまま、BREAK、アンコール、FEEL YOUR BLAZE、BURN OUTをやりしごした。前にいたらこの3曲はダイバー多くて頭上げてられなかったと思う。
後ろから見てて分かったことがある。Jはすごい、ということ。単純だけどね。一番後ろにいても、彼のテンションははっきりと伝わってくる。後ろの方にいる人達も、別につまらないから後ろにいるわけではない。後ろで見てても、皆楽しんでる。ちゃんとステージを見て、体揺らしたりしてる。Jという一人の男のパワーが、会場の隅々まで伝わってきてる。皆Jに惹かれてるってことが分かった。皆が奴の何に惹かれてるのかは私には分からない。自分と同じかもしれないし、違うかもしれない。でも確かに惹かれてる。こんだけの人を魅了するJはすごい。後ろの、こんなに音悪いのに、と思う場所でも皆叫んだりしてるんだよ。この人すごいよ。私はさ、ずっと好きだから、分かるんだけど。盲目とかじゃない人達を、ちゃんと魅了するライヴなんだな。声高らかに言うけど、Jはすごい。
東京すごいね、とは今更言わない。全体として完成されたライヴが全ての人にとって素敵なライヴだったとは限らないから、微妙なとこだね。私みたいのもいるし。何かね、行き過ぎてるせいなんだけど、MCもセットリストも一緒だから、新鮮味がないんだよ、やっぱり。私の問題ね。福岡、名古屋は全力で行きます。

タグ: J live レポ

( Last-updated: 2011.02.21 23:24 )