since 2004

2008.08.23 INORAN @ duo -MUSIC EXCHANGE 第1回

INORAN NO NAME? PRIVATES #8

Date:2008.08.23

Place:duo -MUSIC EXCHANGE 第1回

最初はどうかと思ったけど、だんだんいい感じになってきた。
INORANは、このアルバムは等身大だと言った。その言葉を聞いて、私はすごく納得してしまった。
INORANらしい。そう思う。
出たしのポップさとは裏腹に、だんだん陰が指してくる。
曲調にも、歌詞にもそれが現れている。
何か去年は考え込むことが多かったみたい。だからそれがそのまま反映されたんだと言ってました。
暫く、元気で明るいINORANだったでしょう。でも今回はちょっと違う。本人も「暗いってわけじゃないけど…」って何度も言ってた。
そうね。暗いって一言で片づけられる感じでもないかな。
何かねー珍しく深い。
特に耳について覚えてるのは3曲。
rightaway
途中はノリノリなのに、サビにはいるまでが短調で不協和音のような微妙な旋律。陰と陽の関わりが耳に残る。
千年花。タイトルと、美しい詞が耳に残ると思ったら、詞は羽山さんらしい。人が書いた詩を歌うのは難しかったって言ってた。あと羽山さんネタもあって、今回の詞も、普通に遊ぶときも、INORANはいつもギリギリに声をかけるらしい。羽山さんからメッセージがきてて、いつもギリギリだから逆に緊張感があるって書いてあって、INORANが激しく同意してた。
因みにこの千年花はPVもあって、最後に流してくれましたが、申し訳ないけどあんまりセンスの感じられないPVでした。お陰で何となく一貫したコンセプトが見えてきたけど。
私が一番気になったのは、千年花の次の曲Hydrangea。タイトルが花の名前っぽいなっていうのは感じてて、歌詞の中に「アジサイ」って単語が出てきたのでやっぱりなと思った。全体的にしっとりしてて、あー雨の日ソングだと思った。梅雨の、しとしと降る雨。その情景が浮かんでくるような曲だった。そして、ラストの雨音で、確信。すごく綺麗な曲だと思った。
そう、全体的な話をすると、久しぶりにINORANのギターの音が生き生きしてると私は感じた。出だしはFAKE?のようでもあり、歌はだんだん隆に似てきてるようでもありましたが、個人的にはINORANっぽいなぁっていうのが一番の感想。暗いって言うか、落ち着いてるなって感じ。
確かに歌詞はものすごい暗いとこがあって、確か同じアジサイの曲でしたが、「このまま幸せであり続ける為に、僕は君の鏡になるよ」みたいな意味の歌詞があって、そこが妙にリアルで、どーした、INORAN?と聞きたくなった。でもものすごい耳に残るフレーズなんだよね。
あとregretで「僕は過ちに気づいていた」とか。あと戦争を思わせるフレーズとか。
9thについても、別れた人に対して「また会えると思うから手紙は書かないよ」って歌だし。9thってタイトルについては、本人は教えないって言ってました。何か意味深だった。「まぁ9月とか…」って言ってたけど、9月だったら9thとは書かないよね…。
あとインストね。今回は4曲。同じタイトルの曲が3曲あったけど、関連制に着いては不明。個人的には#3が好きだったな。
全体的に映画のサントラっぽいなと言う印象を受けました。情景が浮かびやすかったか
そう思ったのかもね。
会自体は終始和やかというか、まぁ静かに、シナリオもなく進みました。INORANが笑ってくれたのが良かった。
早くアルバム聞きたいです。

タグ: レポ INORAN NO NAME? PRIVATES?

( Last-updated: 2011.11.27 17:18 )