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2010.07.23 J @ 仙台darwin

J 2Nights to Revolution

Date:2010.07.23

Place:仙台darwin

すごいライヴだった。

私割とライヴ慣れしてる方だと思うし、体力もそこそこある方だと思ってたんですが、
完全にJのライヴを見くびってたんだと思った。

本当に熱い、熱いライヴだった。

でも、冷静になって思い返してみても、
何が一番熱くなった原因だったのか、分からない。

BARKSのイベントの後の初めてのライヴだったっていうのもあると思う。
会場の天井の低さや空調の影響もあると思う。
(空調は多分ついてはいたんだと思うんですが、全然効いてなかった)
セットリストがものすごくて、最初から最後まで飛ばしてたっていうのもあると思う。
人数の割りに、お客さんの勢いがすごかったのもあると思う。

でも、Jはそんなに煽ってなかった気がする。
いや、煽ってたけど、「野郎はいるかー!?」はなかったし、いつもより控えめだった気がする。
「短いって言ってんだろ!」は出たけど(笑)。

何が違ってたのかよく分からなかったけど、とにかく熱いライヴだったことは間違いない。
途中で、Jに言われて気づいた。天井やスピーカーから水滴が滴ってた。


Jも初めての会場、darwinは、JUNK BOXのすぐ近くでした。
やっぱり商店街の中。
キャパ的には300くらい?でステージの広さもASTRO HALLより少し広いくらいの小さなハコ。

会場は地下にあって、階段も入り口の狭いので、
物販が一人ずつしか買えなくて購入にやたら時間かかってました。

物販列も入場列も、商店街の道のど真ん中に並ばせられて
道行く人に「何の列ですか?」「何があるんですか?」と聞かれてる人多数。
そりゃそうだよね(笑)

ロッカーはどうやら中にはなくて、会場近くに少しあるだけっぽかったので
日帰りの私は仙台駅に入れてくるのを覚悟してたんですが、
幸いにもクロークがあったので助かりました。
2Daysということもあり、預けてる人あんまりいませんでしたけど。

開場も開演も10分くらい押しました。初日なのでそこはしょうがないってことで。
しかしそれにしても、このツアー、ずっといつもより小さいハコなのに
何で開演まで1時間もあるの??
30分でいいよ。

入ってから始まるまで、ちらちら後ろ見てましたが
始まる段階でも多分いっぱいにはなってなかったと思う。
キャパがキャパなので、24日はかなり入ってたみたいですが
金曜日の23日の集客はイマイチだったよう。
だから「今日大丈夫かなぁ?後ろから全然押されなかったらどうしよう...」と
思ってたんですが、全然心配ありませんでした。

あの人数で、あれだけのライヴができたことがすごい。

MCとか、殆どふっとんじゃいました。
それどころじゃなかった。
セットリストも、初日なのによく覚えてたなぁと思います。
死ぬかと思った。あんなに余裕のないライヴ久しぶりです。

私が寝不足で(1週間前にapbank fesで既に体力消耗していたうえに当日は5時起床だった)
体調も芳しくなかったっていうのもあんなにふらふらになった一因ではあると思う。
でも私だけじゃなかったと思うし、普段のライヴだったら、あの体調でも乗り切れてたと思う。

BARKSのイベントのときに、短いから全力で臨めたんだ、って思いましたが
今回は同じ勢いで倍以上の時間やっちゃったよ!!ってライヴでした。

セットリストも長かったような気がする。
気のせいかなぁ?
とりあえず、終わったら21時になろうとしてる時間でびっくりしました。
帰りの新幹線、21:21のはやての最終だったので(笑)。
なんとか間に合いましたが。

完全に2Days両方とも来ることを見込んでのライヴだったと思います。

Jも「よかったら明日も来てくれ」と言いつつ、「また明日会おうぜ!」って、
こっちは明日は行けねーんだよ!!!と、こんなことなかなかないので
めっちゃ悔しくなりました(笑)

でも本当に悔しかったーーー
2日目もどうやらすごかったみたいで
しかもセットリストも聴きたいのばっか!!

おまけに殆どかぶってないし。
数えてみたら、1日目と2日目、15曲も違ってました。

Jが予め言っていたように、このツアーは、2つで1つのライヴなんですね、きっと。

ごっちんが、2日目終わった後に、
でかいハコで1本やるより、小さいハコで2本やるほうが好きだって
twitterで呟いてましたが、あの言葉が、言いえてると思いました。

Jも同じ気持ちだったんじゃないかと思って。

正直、最初2Daysと言われたときは大して何も感じなかったし
キャパが小さくなったことについても、最近の集客じゃそれもやむをえないんだろうな
くらいにしか考えてなかった。

でもライヴに実際に行ってみて、1日目と2日目のセットリストを見て
意図するところがやっと分かった気がする。

「Revolution」

Jも、ライヴ中に「革命」って言葉を使ってました。
文脈は忘れてしまいましたが。

あと、シンプルに「Revolution」とだけ前に書かれたツアーTシャツ。

普段、ツアータイトルってあんまり気にしないんだけど。
2Nights Revolutionって、本当に、ライヴに革命を起こすつもりなんだと思った。

とにかくセットリストがヤバイ!!!
なに、この容赦ない感じ(笑)。
新旧まぜこぜだけど、1日目は休む間も殆どないライヴだったと思う。
最後のほう、意識ふっとびつつ、でも意地もあったので頑張ってましたが
次から次へと激しいの来るから、一曲一曲かなり体に突き刺さってました(笑)。

運動不足だな、と思った。
こっちも革命しないと、置いてかれますよ、確実に(笑)。


そんなわけで、ものすごい熱気で、アンコールの水を内心頼りにしてたんですが
今日は水は配られませんでした。

でも、スコットが氷を持ってきてばら撒いてくれたのをゲットできたので
それにかなり救われました。
なかったらほんとに倒れてたかも...

Jが最初のほうのMCで「外は猛暑だけど...」って言うのを聴いて
皆で「ここも熱いよ!!」って言ってたのを覚えてます。
それでJ君「外も暑くてぶっ倒れてる人いるみたいだから、体調悪くなった人いたら...内緒にしててください」って、
えええええーーーーーーーー???どういう意味(笑)
どうやら冗談だったらしい。「そこは自己責任で」って言ってました。

MCは殆ど覚えてないんですが
J君なんか最初のほうのMCかなり変な感じでした。
なんて言ってたか忘れちゃいましたが、Jが何か言って、それがしょうもないことで
藤田さんが思わず「それが何?」って言っててちょっとウケました。

チューニングタイムでも、J「藤田さんがきっと助けてくれる」って言ってましたが
藤田さん「まだ早い」(笑)。

でも、アンコールで藤田さんが出てきたときには、首にタオルかけてる藤田さんをみて
Jが「風呂屋から出てきたおっさんみたいですよ」(笑)。
いや、それ多分藤田さんだけじゃないから。
あの場にいた皆汗だくで湯上り状態になってたと思う。

藤田さんのギャグは「青田が来てんだよ」
これはJも分かってたっぽい?あんまり反応してなかったけど。
藤田さん「おい、青田!」といいつつ、Jのローディさん巻き込む(笑)。
これには会場爆笑。

スコットは始終楽しそうで、何回も両手でハイタッチしてました。
ドラムソロも新バージョンで、前のとは結構違う感じでかっこよかったです。
何せ前半で既にクタクタだったのであんまり存分には楽しめなかったんですが。

ごっちんはちょっと太ったと思ったのは私だけ?
頭も完全モヒカンになってさっぱりしてました。

ごっちんは相当楽しんでたようで、アンコール?Feel Your Blazeかな?のときに
前にでてかなりノリノリなかんじでギター弾いてました。

Jはメンバー紹介でごっちんのことをかっこいいギターを弾いてるってまた褒めてたけど
そのギターの裏には相当量の地道な練習があるんだろうなぁ、と思ってた。
今回のあの2日間の殆どかぶってないセットリスト、
ごっちんにはまたかなりきつい試練だったんだろうな。

それでも、初めての曲でも前よりずーーーっとよくなってると感じる。
ごっちん、どんどんJバンドのメンバーらしくなってきてる。


J君、この前のBARKSのイベントを振り返って
DIARYと同じように「みんな頼もしかった。誇れる」って言ってました。
感無量。


今日は、Jの目が最初からずっとキラキラしてたのが印象的でした。
少年のような目だと思った。

Across The Nightの前には、LAでのレコーディングの話にも触れてました。
完成度には触れてませんでしたが、その話のあとに
「ここでやるのは久しぶりなのかな..」って言ってAcross The Nightをやったので
多分Across The Nightは入ってるんだと思う。

Across The Nightは音がよりクリアになってると感じました。
でも、荘厳な重さも更に際立ってて、研ぎ澄まされてた。

2日目もベースとギター壊れちゃったらしいですが、
1日目も、Across The NightのときにJ君ベース交換してました。
歌いながら、ベースを肩からはずして、ローディさんの持ってきてくれた
新しいベースと取り替えてまた肩にかけて、一瞬マイクから離れたりもしたけど
一連の流れをずっと歌いながら。スローモーションみたいに見えた。

発売日の話とかは特にしてませんでしたが、早く聴きたいです。
他にどんな曲が収録されるのかも楽しみなところ。


OVER DRIVEからの数曲を、Jは「ここからは夏ブロック」って表現してました。
確かに夏っぽい曲ばかり。

SQUALLとか、URGEのツアー思い出します。
すごい熱気で、その熱と音が混ざったような錯覚を起こして
熱い空気に包まれててもものすごい心地よかった。


今日は、あの小さい会場でもダイバーがいました。
伊藤さんはいなかった。

このツアーずっとこの調子なのかな。
セットリストも、2日目のが好きな曲が多いので(1日目もかなりよかったですが)
是非聴きたいです。
福岡からは全部参戦予定なので、
今度こそ、2Nights Revolutionの意味を、自分の目で確かめてこれるかな。


仙台、参加された皆様本当にお疲れ様でした!!!

セットリストはこちら→ http://nowhere-terra.com/entry/10/

タグ: J live レポ

( Last-updated: 2011.07.25 23:02 )