Jに、皆に、ありがとうと言いたい。

細かいことはもう全部忘れてしまった、というか、細かいことはどうでもいい、本当に。

ライヴ中は色々あって、センター寄りの上手にいらっしゃった方はご存知かもしれませんが、まぁ色々あり、自分的に思う存分発散できたかと聞かれるとちょっと微妙なんですが、でも総じて見ると素敵なライヴでした。
昨日があっての今日なので、2日あわせると本当に最高な大阪だったと思います。


Jも言ってた。
昨日、あまりにすごかったから、「張り切りすぎて、俺の声もいい感じになってる」
いい感じ、とは言ってたけど、要はもう擦れてて、私ほどじゃなかったけど、喋ってる声もなかなかしんどそう。

昨日が本当にすごいライヴだったんだよね。
張り切りすぎたって言うJの気持ち、よく分かる。
昨日は皆で競うように上り詰めた日。

だから今日は、皆で1つのライヴを、日本ファイナルを作り上げる日。


そのMCはSUN SETの前。
「だから、よかったら一緒に歌ってくれ！」

SUN SETの最初はちょっと微妙だった。
Jの声は予告どおりあまり出ず、ごっちんのギターもちょっと微妙な感じ。

出鼻くじかれた感じで残念だったんだけど、でもその後は．．．もう。

必死に、でも笑顔で、歌ってるJの姿がなんかもう切なくて、私は声を振り絞った。

高い音が出なくて、マイクから離れたりしてたんだけど、でも本当にずっと笑顔なの。
なんでそんなに笑顔なの？って思うくらい笑顔。

SUN SET～good night

皆で歌って、温かい、温かいライヴ。


この調子でNOWHEREは大丈夫なんだろうか？と心配してたけど、やっぱりNOWHEREもきつそうだった。
NOWHEREはアコースティックじゃないから、SUN SETやgood nightほど声の擦れは目立ってなかったけど。

でも、やってくれてよかった。
前にも声が出なくなった年に、カットされたNOWHERE。

勢いだけではやり過ごせない曲。
でも、私にとっては、とてもとても大切な曲。

イントロとかの重低音でガンガンに頭振りつつ、ここでも声を振り絞る。

このツアーで、この曲が聴けてよかった。


あ、でも個人的にセットリストはAバージョンの方が好きだったかも、と今日思った（笑）。
あんまり今まで気にしてなかったけど、Aバージョンのあの容赦のなさは異常。

BバージョンはNOWHEREとかRECKLESSとかSo HighとかEvoke～とか大好きな曲が多いし、SUN SET～good nightの素晴らしさも新発見でよかったのに、何だか物足りない。

そういう意味では、恵比寿のあのmix セットリストがやっぱり最強だった。
台湾でもあれをやってほしい。



本当にやばかったのは、アンコールでJが出てきたとき。
もー．．．思い出すだけで涙が溢れてくる。


LUNA SEAの再起動。

私は衝動的なくせに考えすぎてしまう性格なので、前にも日記で書いたことありますが、色々考えてた。

来年14周年だってことを延々と言い続けるJ。
それとは別に、じわじわと動き始めるLUNA SEA。

私の不安は、Jが来年ソロをやらないんじゃないかということではなく、Jが、このLUNA SEAの再起動をどう受け止めてるのかがさっぱり分からなかったことだったと今は思う。


多分ね、私はSLAVEだけど（しかも最初RYUスレ）、いつの間にかPYROの血の方が色濃くなっちゃったんだろうなぁ、と思って。

納得せずにLUNA SEAを復活させることがないってことは分かってたけど、温度感が全然分からなくて、Jがどう捕らえてるのか分からなくて、REBOOTの意味するところが分からなかった。

でも、会見のときJ君ものすごくニヤニヤしてたじゃないですか。
何か、本当に楽しそうだなぁと思って。

あと、RYUちゃんが、皆の中にあるLUNA SEAは勝手に一人歩きしてる、みたいなこと言ってたじゃないですか。
あれが結構気になってて、メンバーから見たLUNA SEAって何なのかな、と。
私が思ってるLUNA SEAと実は違うんじゃないかな？と。

あのJのニヤニヤからは、重たいものが全然感じられなくて、本当に楽しみでしょうがない、って感じだった。
あのニヤニヤで、私は結構救われたと思う（あんなニヤケ顔ですが）。

だから、もっと軽く考えていいんじゃないのかな、と。


そんな矢先の今日のツアーファイナル。
アンコールのときにJは「最近何かと話題になってますが．．．」の言葉。
ちょっと照れくさそうに笑ってたけど。

それから、
「本当はツアー終わるまで言うつもりなかったんだけど．．．俺はそこに行きます」

LUNA SEAとは一言も言わなかった。
ずっと「そこ」と言ってた。
帰るとも言わなかった。

LUNA SEAというでっかいバンド、色んなものを背負ってる。
すごいことになるから是非ドームに見に来てほしい。
そんなことを話した。

Jの口から、LUNA SEAのライヴに来てほしい、って言葉が出てきたことが私には結構衝撃だった。
本当にこの人楽しんでるんだろうなぁって。
じゃなきゃあんなこと言わないよね。


そしてその後J君、ゆっくりと一言一言確認するように、
「喜んでる奴もいれば．．．不安に思ってる奴もいる．．．」

きた！と思った。

「でも、大丈夫だから。俺は変わらない」

なんていうか、言われただけで「そうだよね」って信じちゃうような言い方だった。
そのことに確信を持ってて、それだけを皆に伝えたいがためだけに、言おうと思ってなかったことを言った、って感じがした。

同じ様に不安に思ってた人が沢山いたことは分かってたんだけど、自分に向かって言われてるんじゃないかって思うくらいど真ん中に台詞が入った。

その後のことあんまり覚えてない。

Jは「変わらない」って何度も言ってた。
「ずっとここにいる」って。

結構もう不安はなくなってたし、泣くなんて思ってなかったのに、聞いてるうちに涙が次から次へと溢れてきて、Jが見えなくなった。

内容が嬉しかったんじゃないと思うの。

Jが変わらないこと、LUNA SEAが再起動してもソロは続けること、それは自分なりに考えて答えを出してたことで、やっぱり14周年の話を延々とし続けてたのは、来年もノンストップで行きますよ、ってアピールだったんだなと思った。

話した内容に安心したんじゃなくて、Jが、今日このタイミングで、本当は最後まで言うつもりのなかったことを、皆のことを想って言葉にしてくれたことが嬉しかった。

今思ったけど、Jが名古屋でしてた「弱音」の話ってもしかしてこのことなのかな。
「返事を返さないのが俺の答え」なんて言ってたけど、どうしても言葉にしてほしいファンの気持ちも分かってくれてる。

やっぱりJはJなんだって、強く感じた。



その後色々話してたけど、感無量で涙が止まらなかった。


今夜は、来年は14周年って話を、また少し具体的に話してました。

来年は、すげー奴等と一緒に5daysをするってこと。
それから、また1月に大阪に来るってこと。

ってことは1月からツアーやるってことだよね？？
って狂喜乱舞しながらもやっぱり涙。

詳細はまたファンクラブから届けますって。


メンバー紹介でもやっぱり涙。

スコットが、関西は語尾が「ね」じゃなくて「な」なんだよね？みたいなことを話してて面白かったんだけど、そこも涙。

ごっちんがツアーファイナルだから、ってJに求められて言った「ありがとうございます」もやっぱり涙。

それから藤田さん。
出て来て、「こういう直球な人が好き」ってJのこと指して言って、「さっきSUN SETでも、声でなくても必死に歌ってるのを後ろから見てて感動」って。

J君は照れて「そんな風に褒められたのは14年間初めて」って言うので、皆多分「そんなことないだろ」って気持ちからだと思うけど「えーーー」って言ってた。
そしたら藤田さんは「それはお互い様」ってｗｗ
ちょっとJ君、たまには褒めてあげてｗｗ

J君「藤田さん知ってます？俺はカーブもフォークもシュートも投げられないんですよ。真ん中しか」とか（笑）。
よく存じ上げておりますよｗｗ

J君曰く「楽器弾いてる人は照れ屋が多いんですよ」。
それから「音で伝えるしかない。でもそうやっていい音楽ができる」みたいなこと言ってました。
いいこと言う。本当にそうかもしれない。

そんなやり取りも、私はずっと涙涙の中で聞いてました。
面白いのに、全然悲しいわけじゃないのに、涙が引っ込まなくて、次から次へと溢れてくるの。
いつもは汗まみれのタオルが、今日は汗と涙でぐちょぐちょになりました。


その後の「もっともっと上り詰めようぜ！！！」で始まったSo High。
このときも涙が引かなくて、笑顔なのに目からは涙っておかしなことになってた。

あんなに、笑い泣きしながらSo Highで跳ぶことは後にも先にもないだろうな。


そして、次につなげるための曲、Evoke The Worldはもうやるしかないと無我夢中。
多分、フロアは相当カオスになってたと思う。


終わって、ごっちんは先にステージを下りちゃったけど、残った3人でハイタッチ。
ごっちんがいなくて、藤田さんがちょっと「あれれ？」ってなってた。

先日、去年の夏ツアーラストの恵比寿の自分のレポを読んでたんですが、あのときも、こういう感動のシーンがあった。
やりきったツアーはこうなる。
去年の夏もすごかったもんなぁ、と思う反面、やっぱ今年のほうがもっとすごかったなぁと感じる。

Jが、ツアー頭からずっと言い続けている「Revolution」の意味。
今日も、「ライヴから帰って、『よし、変えてやるか！！』って気持ちになってくれたら、俺は音楽をやってた意味があると思う」って言ってました。

メンバーがステージを下りてからは、当然のように今日はJコール。
今日は出てきてくれたJ君。

最後に出てきたときも、着てたツアーT脱いで、わざわざ「REVOLUTION」の文字を強調して、裏のWUMFの文字も強調してからフロアにぽいっと投げてました。

「Revolution」という言葉、大げさでもかっこつけでもないと思う。
最初に聞いたときは、何で今更そんな言葉を持ち出してきたんだろう？と思ったけど、初日の仙台でJの言いたいことが何となく分かり、そこからあっという間にここまで駆け上がってきた気がします。
Jも今日、限界を更に高くできた的なこと言ってましたが、本当にその通りだと思う。

妥協とか、諦めとか、そういうの要らない。
ライヴだけじゃなくて、日常生活でもそう。
勇気がいると思うけど、自分が信じてる道なら自分から変えるんだってこと。


ほんとにほんとにすごいツアーだったよ。


Jにも、スタッフさんにも、各地参加された皆様にも、ありがとうと言いたいです。
それから、お疲れ様でした。



こっから予断です。

冒頭に書いた「色々」があってライヴ中実は集中できないこととかあったりしたんですが、後から見返してみると自分にとってはかなりラッキーな1日だったみたいです。

とりあえず、最後の最後でJピックgetした。
毎回毎回前に行ってるのに（上手だけども）ツアー通してgetできるのは1回あるかないか。
しかも今回は床には落ちてないｗ

あと、帰りの新幹線一緒でした。

一応新大阪で待ってたんですが、乗ろうと思ってた新幹線があと5分で出るって時間になっちゃったのでホームへ。
で、新幹線の中でたこ焼き食べながら寛いでたら友達からメール。
どうやら同じ新幹線に乗ったらしい。

福岡以来だったのでかなりソワソワしてました。

ソワソワしすぎて着くよりかなり早く席を立ってしまい、手を洗いに洗面所まで行ったらマネージャさんに遭遇(^^;
あちらは私がPYROだなんて思ってなかったと思うけど、結構気まずい;;

とりあえず、降りる予定だった駅の手前で下車（笑）。
いつもやりすぎた～って後悔するんだけど、今日は最終日だからありあり（とりあえず誰かに迷惑はかけてないと思う）。

友達と一緒に改札に向かう階段の上で待ってたら降りてきたJ君＆マネージャさん。
J君はサングラスに、また上下デニム。
その後、後をくっついて改札出て車までお見送り。

途中お友達が思い切って「Jさんお疲れ様です！」って声をかけてくれて、振り返ったJ君。
私も擦れ声で「お疲れ様です」（って言ったつもり）。
J君、手をひらひらと振って答えてくれました。

それから、どうせここまで来たんだから、と、通り過ぎる車を待って、今度は車をお見送り。
窓にはフィルム貼られててJは見えなかったけど、助手席にいたマネージャさんが、ちょっと会釈をしてくださってびっくりした。
もしかしたら会話の途中でたまたま頷いただけかもしれないけど（笑）。

感無量のこんなツアーだったから、最後の最後まで会えて本当によかったです。


台湾は、これから1月までの3か月分、思いっきり発散してこようと思います。

※写真は手前が今日getしたピックで、奥は前回のツアーでgetしたやつです（確か）