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2011.01.27 J @ 渋谷CLUB QUATTRO 感想

J 14 ANNIVERSARY 2011 F.C.Pyro Presents - Night of the Igniters -

Date:2011.01.27

Place:渋谷CLUB QUATTRO

超熱かった!
さすが東京!やっぱ違う!

ソールドアウトしてるだけあって、開演ぎりぎりに会場に着いたら既にフロアは人でいっぱい!
渋谷のクアトロってフロアにも階段があるけど、その階段すら人で埋まってて下りるのにてこずったくらい。


ライヴのテンションも最初からMAX!
いや、最初から飛ばすのは他の会場も同じなんだけど、何と言っても人が多いせいで詰まり方が半端ない。

私自身は久しぶりに後ろからスタートしたけど、流され揉まれ、東京ってすごいなーと初っ端から実感。


Jも途中で「皆の声がビル全体に響いてる」とか言ってたくらい、コールもJを呼ぶ声もすごかった。
いつもは前にいるから気付かなかったとかじゃないと思うんだよね。ほんとにすごくて、地方ももっと盛り上げなきゃなーと思った。

上に書いたMCの続きで「パルコ改装したばっかなのに大変ですね…その辺とかはずれちゃったりするかも!…まぁうちのせいではないと思いますが」って言ってた。
皆の反応ちょっと微妙だったけど(笑)


あと熱気がすごかった!
後半にJに言われて気づいたけど、フロアの上に蒸気がもくもくとしてた!
Jは指差して「霧がすごいよ!これスモークじゃないよ」

こんだけ人が詰まってこんだけの運動してれば汗もすごいことになるよね。
クアトロのなかはすごいエネルギーだったんだろうな、実際。


なのでさすがに今日はアンコールで水配ってました。
すげー飲んじゃった(笑)
だって会場来るのにも走ったんだもん!後で飲めばいいやと思って持ち込もうとしたペットボトル回収されちゃったし。
水分補給しないとまじで脱水症状起こしてたと思うよ。
終わった後頭から水かぶったみたいになってた。

あ、実際水かぶったのもあるけど。
J水結構投げてた。
藤田さんもごっちんも(蓋しまった状態でだけど)投げてたし。
そんだけ、ステージから見ても熱いライヴだったんだと思う。


あと今日は伊藤さんいた。
最近東京にしかいないよね。

あー、大阪の話になっちゃうけど、前でダイバー下ろしてくれるスタッフさん達、ありがたいんだけど、MCのときとか静かな曲の時はしゃがんでてほしい、とか我が儘言ってみる。
前はそうだったと思うんだけどなー。
会社によって違うのかな。
whiteとかでガッツリ立たれると見えんのですよ。
まーJの曲のどこでダイヴが発生するかなんて知らないだろうから無理なお願いだよね、うん…


そう言えば、ライヴの序盤のJのMCのときに、フロア上手から強烈?なツッコミが入ってたよね。
すっかり忘れちゃって、何のMCだったかも、何てツッコミだったかも覚えてないんだけど、Jに対して、お前は何なんだよ!?的な女の人の声があったんですよ。
それ聞いてJはカチンと来たらしく、黙って(顔はカチンと来たときの笑顔だった)会場見渡すリアクション。(上手く表現出来なくてごめんなさい)
フロアからは「ドンマイ!」の声が(笑)。

その後Jがそれに対して何か色々話してて(それも忘れた)何かこっちの方見て話してるなーと思ってたけどまぁMC中は色んなところ見るだろうから気にしてなかった。
でも最後に「君が何なんだよ!」みたいなことを言ったときもこっち見てて、あれ?

そのツッコミは私のいたところよりずっと上手から聞こえて来たんですが、J君多分私の周辺の人が言ったと勘違いしてたっぽい。

ステージの上だと何処から声が聞こえて来たのか分かりにくいものなのかな。
それともほんとに私の周辺の誰かが言ったのか。


あと、こんなこともあった。
上のエピソードとは別のMC中にJが突然センターの中ほどを指して「さっきから何かサイン出してるのは何なの!?」
私は見えなかったけど、何かやってた人がいたらしい。
そしたら、「今日誕生日なの!」の声が。
J「誕生日?おめでとう!」
で、皆でおめでとーした。

その後Jが「じゃぁ彼の為に皆で暴れるか…それとも彼だけ暴れるか」(「暴れる」って表現だったか定かじゃないけど)って言ったのが面白かった(笑)


こんなフロアとのやりとりもF.C.Pyro NIGHTならではな感じなんだけど、Pyro NIGHTじゃないんだよね。

でもJ的にはPyro NIGHTのつもりだったみたい。
どの会場でもしきりに「ファンクラブ限定と言っても過言じゃない。ここには仲間しかいない」って言ってた。

ライヴ後に更新されるモバイルのDIARYもPyro NIGHT的なコメントしてるし。

だったら最初からF.C.Pyro NIGHTにすりゃよかったのに、と思うんだけど、きっとそこは大人の事情。

まぁ、平日にIDチェックなんてやってたら開演もっと押してたと思うからよかったと思うけど。


Miss Dizzyの前もよく喋ってた。

また去年の話をして、年末はお騒がせしました、って話をして(笑)、その後、去年作った曲で~って流れになるのは名古屋・大阪と同じ。

ジャック・ダニエルに書いてくれ、って言われて曲作った、早々たるメンバーが集まった、って話をした後に、「あ、当たらないと聴けないんでしょ?聴いた人いるかい?」とまた挙手させる。
やっぱり手が上がったのはチラホラ。
私の周り聴いてる人ばっかりだったから結構皆当たってんだなーと思ってたけどそんなことないのね。

そこで誰かが「20本買った」と言ったらしくJが「20本飲んだ?ダメだよそんなに飲んじゃ~ねぇ、藤田さん!?」
え?藤田さんはもっと飲んでるんじゃないんですか(笑)と思ったけど、藤田さんも「飲み過ぎだよ」とか言ってる(笑)

で、飲んだ感想を皆に聞いたんだっけ?忘れちゃったけど、Jが「ダニエルさんに伝えておくよ!」って言ってたのも面白かったです。


Jが「グルーヴしようぜ!」って言うように、Miss Dizzyは頭を振って踊りたくなる曲。

他の曲もそうだけど、つくづくこの人の曲のリズム好きだなーと思う。

変な言い方だけど、波長が合うんだと思う。まさに「波長」なのかなと。
だから曲も好きだし、ライヴも好き。

私がのりのりで頭振りまくってる時にJも同じ様に振ってて、リズムが一緒で、そういうときに目が合って(勘違い覚悟で敢えてこの表現を使いますが)Jがすごい楽しそうな顔してると、最高に気持ちいい。
それだけでライヴやめられなくなる。

シンクロしてるって思う。
音楽で繋がってるからこそ感じられる気持ちの良さ。

去年、旦那さんに付き合ってミスチルの映画を見に行ったんですが、その中で、ミスチルがスガシカオとかSalyuとセッションする場面があって、多分ぶっつけで合わせてたんだと思うんだけど、ものすごい息が合ってるのね。
ミスチルの曲なんだけど、2つのボーカルがほんとにピッタリ合ってて、ハタから見ててもすごいシンクロしてるな、と思った。
そんでその時に本人達もものすごい気持ち良さそうな、楽しくてしょうがない、って顔をしてた。

それと同じだと思った。

今までにもこういうこと何度となくあったはずなんだけど、どうして今になってはっきりこんなことに気づいたのか分からない。

頭振ってる時は頭の中真っ白で、単に音を感じてるだけで、音に合わせて動けてるそれだけで充分に気持ちいいんだけど、それが他の人とピッタリ合った瞬間、特にJと合った瞬間、恍惚とした気分になる。

イッちゃってるんだよね、多分完全に(笑)
それをこういう風に冷静に文章にしてるのもおかしな話だけど(笑)

前にも書いたかもしれないけど、Jが以前タワレコか何処かのインストアイベントで、ライヴ中頭が飛ぶ瞬間が何度かある、って言ってた。
それは多分こういう瞬間のことなんだろうな。

最高に気持ちいいんだよ。
ライヴ行ってる人には分かっていただけると思んですが…
ただ聴きに行くだけのライヴでは決してない。

旦那さんにこの話をしたら、「見に来た人が一緒に作るライヴなんだね」って言われた。

本当にその通り過ぎる。

どんなに疲れてても、ジャンプやコールやめられないのも、同じだと思う。

跳ねたり声を出したりすることで、私達のリズムがJに伝わってることを私は知ってる。
RECKLESSのときとか、うちらのコールに合わせてJが踊るようなステップをしていたり、breakで頭振ってたり、時々(いや、頻繁に、かもしれない)Jはこちら側からの反応を受けて動いてることがある。

うちらはライヴを見に来て、音を聴く側なんだけど、でもうちらの動きがJを動かしてると思うことがよくあるし、Jもそれを分かってて、それも含めて自分の音だと思ってると思う。

アルバム『FOURTEEN』のbreakとかの間奏部分に、コールするのと同じ感覚でJの声が入ってたじゃないですか。
あれはJが脳内でライヴの光景をイメージしてるってことなのかなと思った。
それが「セルフカヴァーベストアルバム」に収録されてるってことは、Jにうちらのリズムが伝わってて、それも曲の一部だと思ってるってことだと感じた。

改めて活字にしちゃうとものすごく陳腐な言葉になっちゃうのが残念。
でも大切なことでしょ。基本、っていうか。
『FOURTEEN』は、そういうことを感じさせてくれるアルバム。
ただのセルフカヴァーじゃないんだよ。

『FOURTEEN』についても、これも月並みな言葉だけど、ものすごく感動したので、本当は感想文を書きたいくらいなんだけど、書けるかなー。

かなり長くなっちゃいましたが、今日はそういうことを改めた感じたライヴでした。
いつもより色んな意味で余裕なくて、苦しかったのは確かなんだけど、多分その中でこそ感じられたことなのかなと思う。

カオスが好きなんだよ。
カオスになるとニヤニヤしてしまう(笑)。
息できなかったりして辛いんだけど、逆に張り切っちゃうし。
我ながらおかしな子(笑)


そういえば、J、「今年で14年目」って言おうとして「今年で1年目」って言ってたね(笑)。
機材のスイッチを切り替えようとしてて?足を伸ばした瞬間に口から滑りでた言葉だったから「同時に2つのことはできないんです」って言い訳してた(笑)。


14周年についてはまた語ってました。

こんなに長くやるとは思ってなかったし、もちろん一瞬だとも思ってなかったけど、自分のやりたいことをやってきたらここまできてた(最後うろ覚え)的な話をしてた。
で、俺一人じゃなくて、皆がいたからこそ今ここにいる、って。


某ミュージシャンに、14年もソロでやってるベーシスト知らねえ!って言われたって話もまたしてた。(「『お前なんて知らねぇ!』っていうのもあると思いますが」って言ってたけど、意味がよく分からなかった)
毎回言ってるけど、某ミュージシャンて誰?(笑)

「背負ってるんだと思った」って言葉も出てきた。
それが、何を背負ってるのか、はっきりは言ってなかったのですが、皆の想いとか、14年間に起こった様々なことかなと解釈した。

「音楽に対しては真面目に、それ以外は不真面目に(笑)いや、真面目に」とも言ってた。


また「枯れた」の話もしてた。
名古屋・大阪で突っ込まれた話をして、「枯れたって、しおれたってことじゃないよ!」って。
やっぱりあくまでも「音が太くなった」とかそういう意味らしい。

「使わない?使っていいよ!」と許可いただきました(笑)。


メンバー紹介。

スコットとももう14年。
「俺の前では話さないけど、きっともう日本語ペラペラなんだよ。だから皆英語で話しかけないで」(笑)
当のスコットは後ろでニヤニヤしてた(笑)。もしかしたら本当に全部理解できてるのかも…と思わせるようなニヤニヤ(笑)


ごっちんは出て来て定位置に着いたら、上手の端の方から「見えない!」の声が(笑)

ここまでと同じくまた今年の抱負を聞くJに、また「頑張ります!」と一言。
でもそれだけじゃ足りないと思ったのか、今日はまたマイクの前に戻って「Jさんと一緒に頑張ります!」って言い直してた。
ありがたいお言葉(笑)
今年もJの為に頑張ってやってください(笑)。


藤田さんのときが1番面白かった!

藤田さんが出て来てからJが「大阪でミスターGBって言っちゃったんだよー」って間違えた話を始めた。
で、その後の「それ、犬!?」の話までして(詳細は大阪のレポをどうぞ)、「それで俺あの後調べたんですよ!…グレートブリテンじゃなくて、グレート…デン?」
藤田さんが何と間違えたのか知りたかったらしく、グレートブリテン的な犬がいないか調べたらしい。偉すぎる(笑)。
藤田さん「それそれ!」って言ってる(笑)
そしたらJ「いや、グレートしか合ってないじゃないですか!」
ちょっと似てるからいいじゃん(笑)。


藤田さんの今年の抱負はかなりワル親父になることで、「ワル注入」もまたやってた。
それ見てたJが「いつもこういうのやってて、藤田さん考えるの大変だなぁって思うんですよねー」と冷静なコメント。
そしたら藤田さん、大変なんだよ!と言わんばかりに「今のも朝まで考えつかなかった!」
よく言うよと思って見てたら、Jが「皆騙されちゃいけない。大阪でも言ってたから!」と私の言いたいこと言ってくれました。


その後も紹介締めずにJは「14周年だから好きなだけしゃべっていいですよ」と藤田さん放置(笑)
藤田さん一人で何処まで喋るのかと思ってたら、早々に「つっこんでよ!」(笑)
皆が笑ってたら、「(自分を指差して)ボケと、(Jを指差して)つっこみで『J』!」
えwwww
Jってそういうグループだったんですね!!
これには会場大爆笑。

Jも「14周年だから今年はそう言うのやりましょうよ」とか言い出すし(笑)
藤田さんも乗って、最初「La.manaあたりで」とか言ってたんだけど、どっからから話が大きくなって「東京ドームで」に変わってた(笑)しかも「700人くらいで」って(笑)
「採算とれるか分かんないけど」
普通にやったら取れないでしょ(笑)
それでも「行くよ!!」って声がフロアには溢れてました。

ていうか、J君去年のF.C.Pyro NIGHTでも「来年のF.C.Pyro NIGHTは14周年だから藤田さんのリサイタルやりましょうよ」って言ってたよ。
たまたま去年ののレポを見る機会があって見つけたんですが、今回と殆ど同じこと言ってた(笑)
かなり本気?(笑)


こんだけ藤田さん喋らせておいて、J君「皆の目が早く紹介しろって言ってるんですよ…」と終わらせたそう。

確かそのときだったと思うけど、フロアから藤田さんに「大丈夫!」の励ましの声が(笑)
でも藤田さん「何が大丈夫なんだよ?おっさん分かんねーよ!」
嘆きに近い叫びが(笑)
そこで本日のCBショーは終了になりました(笑)


確かPYROMANIAの前だったと思うんですが、「今年は14周年だから、この後も何が起きてもいいように、タフにいろよ」的な発言が。
え?それは財布的に??と思った(笑)
どんだけえげつないスケジュールで来るのか期待してますよ!
大したことなかったら許さないからね。


どうやらここまでの東名阪ツアーは、AXの為の準備運動だったらしく、「これで次のAXでスタートを切れる」みたいなこと言ってた。
モバイルのDIARYにも似たようなこと書いてたよね。
やっぱりF.C.Pyro NIGHT的だなと思った。


PYROMANIAでは、酸欠の為かライターついてない人がチラホラ。
すごい詰まってたし、クアトロ天井低いしね。
それだけ熱いライヴだった、ってことかと。


最後、「何があってもくたばんなよ!」のときには、最初に「何があっても!!」って言った後の皆の歓声が小さくて「短いからもう一度言います!何があっても!」って言ってた。


かなりいいライヴだったと思う。
こちらは色々カオスでしたが。
何よりも、Jが楽しそうでよかった。
J君、目にクマで来てて大丈夫かな?と最初思ったけど、動き方は元気だったので安心。
AXまでにはゆっくり休んでほしいな。
14周年、皆のことあれだけ煽っておいて、自分がついて来れませんでしたじゃ洒落になんないよ!


因みに今日のJのTシャツがなかなか素敵だった。
前面いっぱいに何かプリントがあった。
でも汗だくになるとプリントなんだか何だか分からなくなってたので、その点ライヴには向いてなかったかも?

ごっちんはメタリカのTシャツで、Jに「メタリカの人もいるし」って言われてた。
藤田さんは裸ベストだったかな?
こちらも何かバンド?の名前出されてたけど分からなかった。


あと余談ですが、終わったらグッズが結構売り切れてて、買おうと思ってたらマフラータオルが買えなかったです(T_T)
タオルよくなくすから補充しないとなくなっちゃうんだよねー
それ以外にもかなり色々なかったも模様。
そういうところも東京すごい。
AXでは買えるかな。


東名阪ときてかなりいい感じになってきたので、このままAX駆け上がりたい。

タグ: J live レポ

( Last-updated: 2011.01.30 13:27 )