since 2004

2010.07.11 J @ Zepp Tokyo

J BARKS LIVE [10周年感謝祭]

Date:2010.07.11

Place:Zepp Tokyo

すっごい楽しかったです。
1ヶ月強Jのライヴがなくて思いの他たまってた鬱憤を全部吐き出してこれました。


ものすごい久しぶりのZepp Tokyo。
自分のレポを見る限り、最後に行ったのは2004年、12/22,23 J。
てことはJ的にも5年半ぶりのZepp Tokyo。

着いて早々、周りの年齢層の低さに若干びびる。
こういう対バンって大体同世代か上の人ばっかりだったから今まであんまり感じてなかったんだけど、確実に年月は経ってるわけだ。
そりゃそうだよねぇ。Jももうすぐ40だもんね...

でも年功序列じゃないし、若い素敵なバンドはどんどん出てくる。
今日はその若いバンドの力を存分に感じられたと思う。


P.T.P.もムックもすごかったです。
予想以上。
ムックはhide サミでも見たことがあったんだけど、更にレベルアップして勢いづいてた。
P.T.P.はほんとに圧巻。こんなかっこいいバンドがいたんだ!!実力派ですね。あの重低音かなり好きです。

そしてどちらも、ファンがすごかった。
正直、こんなすごいと思ってなかった。完全に見くびってました。

最初のP.T.P.は前のほう完全にモッシュゾーン。
男の子が多くて、チームプレーっていうか、ファンも一緒になってライヴを盛り上げるんだって気迫がものすごい伝わってきた。
ヴォーカルの方も肩車されて?ちょっと飛び出してた男の子に手伸ばしたりして、熱かったー!!

ムックもさすがムック。
私3番目のバー辺りにいたんですが、周りムッカーさんゾーン。
勢いがすごかった。


で、それを見てて、不安になりました。不覚にも。


「我らがJバンドは大丈夫だろうか?」


あんまり客観的に見ることないから、Jバンドと、それからPYROが、一体どれくらい通用するのか、未知数。
たまに対バンやっても、結構相手が近しい人だったりして、結構あったかく受け止めてもらってたような気がする。

しかも、見た感じ周りムッカーさんだらけで、今日会場に来るまでは結構いると思ってたPYROが実はあんまりいないような気がしてきた。

一応トリなんですが?


でも、だからって弱気なまま終わる私じゃないし、多分、他の人たちも同じ気持ちだったんだと思う。

ムックがはけてから、すぐに前に行ったら2列目までいけた。
すぐに、PYROたちが前に集まってきた。
やっぱりムックのときほど詰まってない。
でも、皆の気合が、後ろからすごい伝わってきた。

音あわせが始まらないうちから、もう待ちきれないとでも言うように、後ろのほうで男の子が叫び始めた。
それからすぐにJコールが始まった。
それは途切れたりまばらだったりしたけど、それでも、声を出してる人、出してない人、それぞれから、同じ気持ちが伝わってくる。


今日Jが、ステージの上で言ってた。
「こんなすげーイベントのラストを任された意味」
それを、皆感じてたんじゃないかな。


少なくとも私は、うちらがやらなきゃ!と思ってた。

あんまり人数いないかもしれないけど、ここで盛り下げるわけには行かないんだ、って。

逆境に強いのかな?
押されてると逆にやる気が出てくるのかな。

他の人が何処まで明確に思っていたかは分からないけど、私は、Jのすごさを、Jを知らない人たちに伝えたいと思った。
「なんでJがトリなの?」とか言われるの絶対嫌だし、知らない人にも「Jってすごいんだね」って、漠然とでもいいから感じてほしいなと思ってた。


だから、最初からフルスロットル。
いつも妥協してるわけじゃないと思ってるんだけど、やっぱどっかでライヴ最後まで自力で立ってなきゃって思うと自制心が働いてたのかもしれないと思う。
でも今日は、そんなに長くないこと分かってたので、全てのタガをはずしてかかることに決めた。


Jは、いつもと変わらないJに見えた。
メンバー登場の曲もいつもと同じ、出てくる順番もいつもと同じ。


最初ちょっとびっくりしたのは、藤田さんがサングラスかけてたこと。
上手にいたからあんまりちゃんとは見れなかったんだけど、めがねじゃないよね?サングラスだったよね?
ちょっといつもと違う仕様の藤田さんだった。

あと、途中でTシャツ?を脱いでたんだけど、何故かストールははずさない(笑)。
ん?新手のお洒落??

藤田さんもスコットも今日は全然喋らなくて(当たり前かもだけど)、Jバンドのライヴ的にはちょっと物足りない(笑)。


格好の話をすれば、Jは髪を切ってました。
切ったといってもちょっと短くなったくらいで、今の私よりは十分長い(笑)。
でもそのせいか、ちょっと若返って見えた。

それにJ君、ちょっと痩せたかな?
すっきりした感じ。

だからかは分からないけど、ライヴ中盤、珍しく自分から
「熱いから脱いでもいい??」

一瞬耳を疑ったよ(笑)
脱げ脱げ言われても脱がないことあるくせに。

今日来てたTシャツはピストルのプリントのTシャツ。
重ね着してたっぽい(もしくは重ね着風の服か)けど、わざわざ脱ぐために2枚着てきたのか?


「短いっ」とか「誰も怪我しなければ何やったっていいんだ!」とか、MCはいつもと一緒。
「野郎はいるか!!???」もやりました。今日は3回。女の子は1回。

ちょっと後ろのほう気にしてたけどね。
とりあえず、初めてJを見るという人たちに「はじめまして、Jです」。結構レアなもの見た。

基本いつもと同じなんだけど、いつもより少し早口だったり、いつもより少し後ろのほうを余計に気にしてたり。
でも、少し、なんだよね。
特別なことをするわけじゃない。

無理に盛り上がらせようとしてる感じじゃなくて、よく知らない人も盛り上がれるようにする気遣いに思えた。

PYROじゃないお客さんに向かって「まぁ色々あると思いますが」って2回言ったよねw
色々ってなに!?と思ったけど、きっとその辺は言葉にしないほうがいいなんかがあるんだろう。

すごかったな。
見直した(笑)。
あぁこの人こういう風にできる人だったな、と。

一昨年の西川君のMatch Upのときもそうだった。
アウェーなのに、厭味なく(見方によっては厭味たっぷりだけどw)皆を巻き込んでく。

前にいたので後ろの様子が全然分からなかったのが残念ですが、多分結構盛り上がってたと思う。

そうそう「4000人対こっちは4人でやってんだ!」って言ってた。
「俺が全部受け止めてやるからぶつかってこいよ」とか「そういうを口パクって言うんだ」みたいなことも言ってた。
「楽しんだもん勝ちだろ!?」って、こういう台詞が、ファンじゃない人も自由にさせちゃうんだろうな


今日はダイバーがすごく多かったです。
これも皆の気合の賜物だと思う。

こっちもこっちで、見境なく頭振りまくってました。
運よく途中から最前入れた上に、髪を切ったばっかで頭が軽くて、思わずブンブン振ってたら案の定筋肉痛になりました。


楽しかったー!!ほんとに。
特にGo Charge以降。
あんなに、思う存分暴れられたのはどれくらいぶりだろう。
お陰で、8曲しかやってないのに、いつもの15曲分以上の消耗っぷりです。

RECKLESSも、何度聴いてもいい。
皆のコールに合わせてステップ踏むJの姿が忘れられない。

CHAMPAGNE GOLD SUPER MARKETも、いつものように(笑)
「一番イカしてる奴は誰だ~」
「一番頭のおかしいやっぱ誰だ~」
ときました。

初めてJを見た人達があれを見て何を思ったのかが気になる(笑)。
今日はダイバーが多かったせいもあり、「跳ねてみろ~」といわれてもあんまり思いっきり跳ねられる状況ではなかったけど、あのカオスはあれはあれで好き。
あれこそCHAMPAGNE。

Jがステージサイドの照明をフロアのほうに向けたのも懐かしかった!!
しかもあの照明、それだけのためにあそこに置いてあったんだね、ってことに今更気づいた。遅い?
Jが照明のそばに行くまで電気ついてなかった。そりゃそうか。電気ついてたら熱くてさすがに触れないよね。


こう書き出してみると意外とちゃんと見てるもんだなぁと自分でも思うんですが、ライヴ中はもうぐちゃぐちゃです。
今日は特に、J以外のことを私は多分殆ど見てなかったと思う。いや、Jのことすら見てたかどうか怪しい?(笑)
ごっちんが2回くらい前に煽りに来て、私は丁度ごっちん前にいたので、反応して盛り上がった記憶はある。
でも何の曲だったか...(^-^;)

でも、カオスになればなるほど、シンクロ率?は高いと思う。
うまく言葉で言い表せないけど、曲と自分のリズムが合わないと、ライヴって本当に楽しめないと思う。
そんなに難しいことではないと思うんだけど、他のこと何にも気にせずに、どんだけ身を任せられるかが重要だと思ってる。
だから、今日みたいなライヴは本当に最高。何にも覚えてないくらいのほうがいいライヴってことが多い。
終わった後何も残ってない。
鬱憤も苛々も蟠りも、全部吐き出せちゃう。


終わった後、皆いい顔してました。

Match Upのときも確かCHAMPAGNEで超盛り上がったんだった、と思ってMatch Upのセットリストを見てみたら、今日とやった曲が全く同じでした。
なるほど、外向けの皆殺しセットリストってことなのか。


Jが後半、「P.T.Pに感謝します」「ムックに感謝します」「スタッフに感謝します」「BARKSに感謝します」「それから、来てくれた皆に感謝します」って言ってました。

それから最後に、「次に会うときまで、何があっても...何があっても...くたばんなよ!!!」と残してステージを去っていきました。

8曲でアンコールなし、最後の引きはちょっと物足りなかったけど、来週からツアー始まるし、今日のところは全部出し切れたので満足。


Jがライヴ後、モバイルの方のDIARYに、皆のことが誇らしかったと書いてくれてて、うちらが力いっぱい出し切ったことをJも気づいててくれたんだと思って嬉しくなった。
Jは「俺のファンはすごい」って言うけど、やっぱりJがすごいんだと思う。
今日は、皆の団結力を感じた日。皆の、Jへの想いを感じた日でした。

いつもこうだといいな。
この熱を持ったまま、ツアーに突入したい。
2Daysツアーだけど、体力とか気にせず、その場その場で出し切りたい。

ほんとにいいライヴだった。

参加された皆様お疲れ様でした!ありがとうございました!!


あ~首が...


セットリストはこちら→ http://nowhere-terra.com/entry/8/ (レポと分離しました)

タグ: J live レポ

( Last-updated: 2011.07.25 23:24 )