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2005.04.26 INORAN @ Shibuya O-East

INORAN A RUN-DOWN

Date:2005.04.26

Place:Shibuya O-East

何か書かなきゃ駄目??(爆)行きました、ってその事実だけじゃ駄目ですか...。
あのですね、この日私研修中でして、ほんとは19時までいなきゃいけないところを無理行って18時ぴったりに会社を飛び出てまいりました。会場に到着したのはおよそ18時半。開場に間に合わないことは最初から分かってたので、後ろで見るつもりでスーツのまま行きました。INORANだから、多分前に行かなくても平気だなと思ってたし。
ほんとに後ろで見てたよ。ってかスーツだったから前に行くわけにもいかなかったのだけれども。
さすがINORAN、客入りはいい。ってか案の定、密度が高い。ライヴってほんとキャラ出るなぁと思う。INORANのライヴって基本的に、騒ぐ、暴れる、怪我をする、盛り上がる、って言葉とは無縁じゃない?でも皆INORANが好きだから密度が高くなるんだよねぇ。後ろの方にいて、近くにいたお客さんがスタッフの人に「今日って一般どれくらい出てるんですか?」って尋ねてて、気になったので耳を立ててたら「ぴあで5枚、ローソンで5枚」って答えが返ってきてた。うわー恐ろしい...。後は全部FCってことでしょ。前のときも相当一般難しかったけど、それを上回ってるんじゃないだろうか。恐るべしINORANパワー...。
何で彼のライヴはそんなに人が集まるのか、ぶっちゃけあたしには分からない。あの、誤解されるのは嫌なので先に断っておきますが、これは好きだからこそ言えることね。好きじゃなかったら金払ってライヴなんか行かないから。でもね、あたしはJ君みたいなライヴが好きなのね。理性ぶっ飛んでるライヴ。壊れてるライヴ。INORANはそうじゃないじゃない?今でこそよく喋るようになったけど、最初は、盛上げようとする努力さえ見えないライヴだったじゃない?だから、ぶっちゃけあたしは、INORANが生でやることの意味がまだよく分かってない。って、こんなこというとほんとに好きな方々に怒られちゃいそうですが。あくまでもあたし個人の意見だから、大目に見てやってください。ってかとりあえず先を読んでくれ。こんなこと言ったら「じゃぁ何でお前は行ってんだよ」って話になるよね、当然。生で見る魅力がないなら部屋でCD聴いてりゃいいじゃん、と。そりゃそうだ。
あたしは、単にINORANが好きだからINORANのライヴに行ってる。あのね、ライヴとしてのクウォリティはやっぱまだ全然低いと思うのよ。勿論あたしの価値観でだけど。最近INORAN自身も努力してるようだけど、あえてライヴでやるようなライヴにはまだなってない。生で聴いた方がいいアーティストと、CDで聴いた方がいいアーティストって分かれるでしょ?JやLUNA SEAは、絶対に前者だと思う。でもINORANは、歌が上手くない、死ぬほど盛り上がるわけでもない、ってか本人のライヴに対しての積極的意欲が低い(笑・だって早く帰りたいとか言うんだもん)、で、後者だと思うんだよね、今のところ。ただ最近の彼のライヴに対しての積極性は周知のところで、「頑張って!!」って思わず応援しちゃうんだけどね。でもあたしはそれとは違う目的でINORANのライヴに行ってるよ。
別に上手い歌を聴きに行ってるわけでも、盛り上がりを求めてるわけでもない。INORANに単に会いたいから、それと、INORANの曲が好きだから、だから行ってる。「好き」という言い方は漠然としてて分かりにくいので、はっきり言おうか。あたしは、INORANという元LUNA SEAのメンバーのそのキャラに惹かれて、その人に会いたくて、その人が今どうしてるかこの目で見たくてライヴに行ってると思う。まぁどんなキャラか話すと話がそれるのでしませんが。あとはやっぱ曲。演奏でも歌でもなく、曲。彼の作曲の才能は絶品だとあたしは思う。多分INORAN自身が相当音楽を聞き込んでるからだと思うんだけど、聴く人の感覚をピンポイントで刺激するような曲を作るんだよね。上手いって言うか。全体的にいい。外れがない。それでいてINORANらいいじゃん?優しくて、切ない。あんな曲を作れる人ってそうそういないと思う。聴いてるだけで優しい気持ちになれるよ。断言してもいい、彼の曲はすごいと思う。
でもね、逆に言ってしまうと、いい音楽って世界中にいっぱいあるのよ。あたしの趣味の問題もあると思うけど、世界中のいい音楽を知ってる人なんて何処にもいない。人によって何がいいかなんて変わってくると思うし。だからあたしは、自分がいい音楽を人より知ってるなんて思わない。いい音楽探しをしてたらキリがない。だから自分の気に入ったアーティストに焦点しぼって追いかけてるだけ。自称音楽マニアの人達には「もっと色々聴きなさい」とよく言われるけど、あたしは、貴方は本当に音楽分かってますか?と聞きたい。ただ「いい」と言われてるちょっとマニアックな曲を知ってるというだけで、いい音楽を聴いてると思ってるんじゃないですか?だからあたしはアンチ・自称音楽マニアなのさ。あたしはINORANの曲が好きだけど、でもそれが世界で一番いい音楽だなんて思ってないよ。ってか世界で一番いい音楽なんてないんだよ。だけど、いや、だから、あたしはそのアーティスト自身のキャラやパフォーマンス、世界観も含めて音楽を聴く。だからINORANのライヴに行く。LUNA SEAが好きだったから、INORANが好きだから、そんで今のINORANの曲が好きだから、だからライヴに行く。それでよくない?
あぁ、これは最早レポではない。ただの雑感ね。すみません(-_-;)
前回にも増して更によく喋るのでびっくりしてしまった。頑張って頑張って、ライヴを盛上げようとしてる。そんなことしなくていいのにーとも思うんだけど、でもINORANはINORANで色々考えてるんだろうな。そういうイタイケなところがまたツボだったりして。後で29日のページで話そうと思いますが、今回の3Days、INORANはかなり自分の弱い面を観客に見せてたと思う。と言っても、26日の時点ではあたしは後ろで見ていて、彼の細かい表情などは全く見えなかったので、「あら頑張ってるわ」くらいにしか思わなかったんだけどね。ほんと元気だった。またキャラ変えたの??と思った(笑)。ってか若返ってたよねー。Tシャツもリングもキラキラキラキラしてたし。髪型のせいか何なのか、一時期のあの疲れた表情が見えなくなった。そして若干痩せた??
『想』のニューヴァージョンとか名前分からないが前もやった新曲とかは戦慄した。こいつやっぱすごい。あとはエンジニアのリュウゾウ君はウケタね。
それくらいだ。とにかく元気だった。喋り捲ってた。でもタドタドしくて、INORANらしかった。

タグ: live レポ INORAN

( Last-updated: 2011.02.20 23:40 )