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2006.08.05 J @ 名古屋DIAMOND HALL

J TOUR 2006 SUMMER DRIVE ON FRAMES

Date:2006.08.05

Place:名古屋DIAMOND HALL

最悪。
や、ライヴはよかった。楽しかったし、やっぱり最後の方壊れられたから、かなり発散はできた。
何が最悪って、スタッフがよくない。嫌なことを後に残したくないから先に書いておこう。
アンコールの時にスタッフが水回してくれるじゃない?それはとても感謝すべきことなんだけど、今日のスタッフのまずいところは、「投げるよ」って声もかけずにペットボトル2本をまとめてこっちに投げた。あたしは既に手にしていたペットの蓋を締めようとしてうつむいてて、ふと顔を上げた。そこに直撃。「いてっ」思わず声が出た。ほんとに痛かった。鼻の上。ダイバーに蹴られるのと同じくらい痛かった。隣の子が「大丈夫ですか?」って声をかけてくれた。痛かったけど、まぁ耐えられないほどではなかったので、「大丈夫です」って返事をした。そのときは大丈夫だと思ってたからね。でもアンコールの時、ふとさっきぶつかったところに手を当てたら、何かヌルヌルする(^^ゞまさかと思って指をみてみたら、赤いものが…ありゃりゃ…まぁでも そこまで痛くないし、きっとちょっと切れてるくらい、と思ってた。が…
ライヴ終わってそっこー鏡見た。ちょっと無惨なことになってた。すごい痣+一部切れてて血が滲んでる。あぁ…酷い。さっきスタッフの人に絆創膏をもらったけど、鼻の骨をなぞるように縦に痣ができているので、縦に貼るしかない。それはものすごく不格好なのでやめた。消毒もしてもらえば良かったと後悔したけど、さっきの様子じゃ救護所なんてなさそうだな。J君の最後の赤坂BLITZのときもダイバーに蹴られて同じとこに痣できたけど、救護所で消毒してくれたのに。さっきのスタッフの人は絆創膏くれただけだったし、ペットボトルを投げた張本人に至っては気づいてもいなかった。
最近Jのライヴのスタッフの質が落ちたと思う。この前の青森の時も、列に並ばずにグッズ見てたらお兄さんに「並んで見て下さい」って言われた。ってかあたし福岡でほしいの全部買っちゃったから、地域限定のTシャツの色を確かめたかっただけなのに。と説明するのも面倒だったので無視した。その後、そのお兄さんはどうも新人っぽかったので、ムカついたことは忘れることにした。
Jの言葉が思い出される。「俺のライヴにルールはない。怪我しなければ何やってもいい。」ダイバーのせいでライヴを楽しめないこともあるので、基本的にダイバーは嫌いだし、自分は絶対やらないと思ってるけど、そういう楽しみ方をしてる人もいる、ということで、容認はしてる。だからダイバーに蹴られて痣ができても、名誉の負傷だ。それはいい。でもスタッフの投げたペットボトルが当たって顔に傷ができました、ってのはおかしいと思う。伊藤さんは投げるときは「投げるよ」って言うし、後ろの方の人たちが空のペットを投げたのを怒ったこともある。なのにどうして?腹立たしいと言うより情けなくなってきた。ちょっとムカついたので、さっき絆創膏をもらったときに「スタッフの方に、ペットボトルは投げないで下さいって言っておいて下さい」って言った。でもそれじゃ伝わらない気がした。今日は一人だったので、一緒に怒ってくれる友達もいない。
前に顔に痣作った時も恥ずかしがりながらもちゃんと笑いながら帰ったけど、もうあの頃みないに若くないし、傷跡はきっと当分消えないだろう。親が見たら、女の子の顔に傷をつけたって怒ると思う。それを考えたらちょっと悲しくなった。別にこんなことで「もうライヴなんて行かない」とは全然思わないけど、そういうことがあったってことが無に帰されちゃうのは何か変だと思った。ダイバーならともかく、スタッフだ。さっきまで綺麗だった私の顔が、たかがペットボトル2本のために黒ずんで見える。こんなことの為に、今日のライヴの感想の頭に「最悪」と書かなきゃいけないのがなさけない。Jのライヴじゃなかったら、こんなにモヤモヤしてないと思う。他の人のライヴだったらどんなによかったか。あたしはJのライヴが好きだから、こんな小さなことで気分を害したくない。Jのライヴへの思い入れを信じてるし、スタッフの人もそれを感じてるんだと思ってた。少なくとも前はそうだった。なのに何で?
悲しかったので、音楽を聴いて、ライヴを思い出して、気を紛らわすことにする。

名古屋。
大阪ほど過激でなく、適度に激しくて、好きな会場。
さすがにツアー参加4本目となると、セットリストも頭にたたき込まれてていい感じ。名古屋はいつも、辛くならないのにすごい汗をかく。それがまた気持ちいい。
今日のJのMCは、「今日は外はすごい暑いけど、ここはそれ以上に熱いよな!!?」ほんとにそうです。でも空調が利いてるせいで、秋田みたいに不快な感じはない。
名古屋ダイアモンドホールは広い。これまでやってきた5箇所のどこよりも広い。入ったときに違和感を感じたのは、こんなに広い会場が久しぶりだったからだ。ライヴ始まっても、音が分散する感じに一瞬戸惑った。そんな中でのSQUALL。この曲はほんとに好き。典型的なパンクロック、とはほど遠いけど、ほっとする曲。すごく綺麗な曲。このツアー終わったら、もう当分やらなくなっちゃうかもしれないけど、それでもいい曲だと思う。何がいいのか、まだうまく言えないけどね。このツアーで印象に残った曲を5曲あげろと言われたら絶対これは入る。
break。実はあんまり好きじゃなかったんだけど、このツアーでだんだん好きになってきた曲。「ブレーィク」ってとこで弾け飛ぶ感じ。Jらしい。
「世界を始める」そういう意味の曲。EVOKE THE WORLD。これも、ライヴで好きになった。あぁ、何て希望に満ちた曲なんだろう。この曲が始まると、嫌がおうでもリズム取っちゃうし、笑顔になってしまう。iPodで聴いててもそうなんだから、ライヴの時弾けない訳がない。私どうも縦のりで、しかもコールかけたりしてると息切れがしてくるらしんだけど、そんなこと気にせずに今日はノレた。まるで行進曲みたいなスコットのドラムが心地よい。あぁ何か、少し元気が出てきた。
GUSH。完全にライヴが体に染み着いてる。GUSH!って拳を振りあげる瞬間が自然で、心地いい。あんなにギュウギュウじゃなかったら、一人でクネクネ踊ってたんだけどなぁ。
Blind。今日はちゃんとJ君、「Timeless time~」って歌ってたよ。ちょっと歌詞間違えてたけど。Blindが心の痛みを歌った曲だったとしても、こうしてずっと演奏しているうちに、痛みは癒えてくるんだと思った。音楽に限らず、何だってそうだと思うけど、作った人間は作ったことによって物事を消化するし、消化することによって次のステップに進んで、新しいものを作ることができる。
sixteen。ワタワタしててあんまり記憶なし。
ちゃんと聴くことは必要だろうか?や、あたしは肌で音楽を感じて、自分の心と、そして体と直結させたい。
SUPER HIGH。これも好きな曲。ビート感のある曲も好きみたい。踊れるし。自分の体がどう動いてたか、これはよく覚えてる。楽しいじゃない、純粋に。皆がそろって「おい!」って拳を振りあげる瞬間、ものすごく好きよ。
TWISTED DREAM。すげーダイバーが来た。びっくりした。いつもこんなに来たっけ?お陰様で、美味しいとこ殆ど逃してしまったよ(つд`)頭上げられないくらいのダイバーは久しぶりだなぁ。でも楽しかったけどね。相変わらずの重低温で、Jがまた頭振りながら笑ってた。悪魔の微笑み。うわぁ楽しそ~(^_^;)とまた思った。この曲も大好き。思いっきり壊れられるからね。イヤホンで聴いてても思わず踊り出しそうになるよ。今新横浜に着いて一人で電車待ってるんだけどさ(笑)。
スコットのドラムソロ。いつになく冴えてて力強い。終わった後、Jは「スコットに拍手!」を3回もやった(笑)でもそれくらいかっこよかったよね。
BUT YOU SAID I'M USELSS。手拍子なのかコールなのか、カオスで判然としなかったけど、まぁいいか。最近J君、「天国までドライヴ~」ってとこでハンドル握る仕草しなくなった。てか、BUT~だって分かった瞬間の皆の歓声がすごかった。
SUN SET。Jの姿が綺麗。何も今に始まったことではないんだけれども。
恒例の「夏なので…」のMCで始まるアコースティック大会。今日は、このツアー始めて参戦する人が多かったようで、アコースティックと聞いてまた歓声。Jは「リラックスして」と何度も強調。でもLOSTをやり終えた後のJは「皆真剣に聴いてるんだもん。リラックスして」と笑ってた。さて私はと言うと、リラックスしすぎて不覚にも眠りにおちかけてました(^_^;)久々だよ、ライヴ中に眠くなるなんて。Jの言葉を真に受けすぎたかしら。かっこいいのはもう十分分かってるから、あまりに曲が体に染み込みすぎた、ってことにしておいてよ(笑)。Jは演奏中、ずっと嬉しそうに他のメンバーの演奏を見てた。満足って感じの顔で。
「もう一曲やる?」と、Jは聴いた。そりゃ、やってほしいに決まってるでしょう。NOWHERE。Jの言葉を真に受けちゃいけないってことに気づいて、ちゃんと起きてた。って訳じゃないけど、この曲で眠れるわけがない。大好きな曲。大切な曲。アコースティック用にちょっと音程もアレンジされてるけど、それもいい。今日は泣きそうにはならなかった。でも一緒に歌ってた。微妙な音階が気持ちいいんだよ。Jの歌ってるのを聴いて、はっとした。あたしはこの曲の音がものすごく好きなんだと改めて身にしみた。知ってたけどね。一語一語、確実に音を確かめるJ君。あたしはこの曲の演奏が好きなのかなと思ってたけど、それだけではなくて、この歌の、微妙な音階も好きなんだ。アコースティックの方が幸福な感じが強いけど、どっちも好き。「そしてまた新しい星が生まれ流れて」ってとこ、Jの声がやっぱり枯れた。知ってたからあたしも声を張り上げた。最後の「I've never feel like thir」ってとこで、目を瞑って、開けた瞬間、Jは目を細めてこっちを見る。あたしはこの曲を聴けて幸せだってことを分かってもらいたくて、精一杯の笑顔をJに向けた。それを見たからかどうかは分からないが、Jは歌い終わってとても幸せそうに笑った。とても印象的な1シーン。
NOWHEREを聴いたあたりから、あたしは壊れた。壊れるべくして壊れた、と思う。壊れるって言うのは、つまり体裁を気にしなくなること。
PYROMANIA。これも毎回やりすぎて、体に染み着いてしまっている。
Rodeo Life。ノリノリ。皆もノリノリ♪Jの中で、こんなにホップな曲があるってこと自体希有だけど、この曲があるが為にライヴ後半が一気に加速する。Feel so good...ってとこのドッドッドッてとこが好き。
そしてBLANK。これもJらしくないなと思ったけど、前にYOUJEENに提供した曲にちょっと似てるなとも思う。最初Jが歌ってることにちょっと違和感があった。最近は完全にノリ方が定着してきて、皆楽しそうに踊ってる。それを見てるだけで、Jも素敵な表情で笑う。ライヴ向きの曲。
go crazy。毎回、一瞬、あれ、ラストなんだっけ?と思うが、すぐに思い出して、JのMCの間、早くしてほしくてウズウズしてる。Jが「次で最後です!」って言って、皆「えー」って言ってる中で、一人で喜んでるあたし(笑)。早くしてくれ。殆ど覚えてない。ひっきりなしに来るダイバーと戦ってた気がする。やー、今日のダイバーやばかった。まじ頭上げる余裕なかった。自分の好きな曲ってきっと皆も好きなんだね。でも負けない(笑)ダイバーのせいで美味しいとこ逃すのは癪だけど、その分こっちも好き放題してやるさ、と思う。狂い具合が気持ちいい。
そして曰く付きのアンコール。MASAがカメラ持ち出してきて撮影してたから、3列目にいたあたしは超Vサインしてたんだけど、今思うとおでこから血流してたんだな(笑)と思うと笑い話になる。
FLY AWAY。この曲、すっごいいい曲なのに、コール入れるタイミングが分からず、いつも体揺らして聴いてるだけになるのが惜しい。スコットのドラムに合わせようと思ってドラムを聴いていたら、すごく複雑に叩いてることにびっくりした。
FEEL YOUR BLAZE。「その熱が俺の胸まで届かない!」と臭いMCから始めたJ君。思わず苦笑したが、それはいいとして。これもダイバーやばかった。が、こっちも必死なんです。ダイバーが来る度に前の人の肩に頭ぶつけて、多分前の人のTシャツに血つけてたと思う(^_^;)それでも、「ダイバーが多くて嫌だった」で終わらせたくないので、あたしはあたしなりに楽しんでた。
BURN OUT。あぁ、終わっちゃうなと思った。何だか今日はあっという間だった。取り留めて、何かハプニングがあったわけではなく(ペットボトル事件はともかくとして)、特別によくも悪くもないライヴ。なんて言うと怒られるかもしれないけど。でも名古屋の、こういうとこが好きなんだと思う。盛り上がらなくてつまんないわけでもなく、でも大阪ほど身の危険も感じない。適度、なんだ。安心してライヴに臨める。Jも、明日に備えてか、結構アッサリ帰っていった。明日の大阪、あたしは行けないけど、きっといつもに増して、熱いライヴになる筈。夏だし。大阪だし。

男の子が多かったみたいで、歓声も青森や秋田の比にならないくらいデカかった。でも久々にJの「初めてきた奴いるか?会いたかったぜ!いつも来てる奴なんかこんなもんだからさ。いつも来てる奴ら!!」が出た。あと、「名古屋はいつも最初はおとなしいんだよな」とか、「聞こえねぇんだよ。難聴になったのか、老化なのか」とか(笑)。「このツアーが終わったら、俺たちは暫く充電期間に入ります」充電期間?どっかで聞いた。あぁ、LUNA SEAのときだ。1997年の充電期間。でもJの言葉に、あんなマイナスの響きはない。 そういやネックレスが変わってた。今までのイコンと十字架のじゃなくて、革のストラップで2本。わっかのついてるやつと、昔タイ土産でもらったやつに似てる、爪型の石のついてるやつ。アジアンだね~Jとアジアはあんまり結びつかないけど、タトゥがエキゾチックなので似合ってた。
上の画像、見てるとギャグでしょ(笑)。赤坂BLITZのときもこんなかんじだった。切り傷は出来なかったけど。ってかこれ、接写で撮ったら毛穴まで写るという高性能カメラだったので、自主的にぼかしました(笑)。グロくてごめんよ。

タグ: J live レポ

( Last-updated: 2011.02.21 23:34 )