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2007.01.01 J @ 原宿 ASTRO HALL

J F.C.Pyro Members' Only 2007 NEW YEAR'S LIVE!!!

Date:2007.01.01

Place:原宿 ASTRO HALL

久々のライヴ。Jの、ワンマンのライヴという意味では、実に去年の9月の仙台以来。有り得ん...。その間に行ったライヴもINORANばかりだったので、私の言う「ライヴ」はに行ってない期間が3ヶ月も...。よく生きてこれたな。よくやった。よくくたばらなかった。
あまりに久々すぎて、始まるまでヤバかった。グッズ買えるかな...ロッカー取れるかな...前の方いけるかな...息苦しくならないかな、途中でバテないかな...緊張・緊張・緊張・緊張。それこそ原宿に向かう電車の中も、物販並んでるときも、カウントダウンの人たちが終わるのを待ってるときも、入場の列に並んでるときも、SEガンガンに流れてるときも、ずーーーーーーっと緊張してた。ツアーだとこういう緊張感もだんだん薄れていくんだけどね、今回単発だったから。
しかも丁度1年ぶりのハコ、ASTRO HALL。よくよく思い出してみれば、去年のカウントライヴはここであまり辛くなく楽しくライヴが出来てたんだけど、そんなことも思い出せないくらい緊張してました(^_^;)。まぁいいけど。こういう緊張感、あまり味わえないから。
番号あまりよくなくて、300番台だったんだけど、それでも中入ったら結構余裕あって、普通に7列目くらいまでいけた。しかしそこから始まるまでがまた緊張。後ろにいた子が「あ、2時だ」って言う声が聞えてもまだSE大きくならないし、JとMASAのローディさんが変わったなぁ、ってそればかり考えてました。Jのローディ、INORANのライヴでオミさんのローディやってたけど、転身したのかな、とか。くだらないこと考えて気を紛らわせてた。そうでもしないと今にも息苦しくなって倒れてしまいそうで。それくらい緊張してた。
SEでかくなって、観客が前に詰めだしても、じらすようになかなか出てこなかったし。緊張感だけで私は「早く出て来い出て来い出て来い」って祈り続けてたよ。
最初に出てきたのはスコット、それから藤田さん、MASA、最後にJ。Jはカーキ色?に「LOVE」って書いた(笑)Tシャツに、ジーパン、それに赤チェックのシャツ(名前ど忘れした)を腰に巻いて登場。髪が超伸びてて、またキリストみたいになってた。蓬髪っていうか、お洒落なの、それ?って感じの(笑)なんて言ってるとまた「お前が見に来てるのはライヴ中に髪型を気にするような男か!」って怒られちゃうけど(笑)。
最初はPYROMANIA。こっからもう記憶ない。いっきにぶっ壊れたことだけは覚えてる。あんだけ緊張してたのに、曲が始まった瞬間に体が勝手に反応して跳ねて、「あ、楽しい!」って思った。
息が苦しくなかったというと嘘になる。会場入る前から喉が渇いてて、こりゃヤバイなと思ってた。Jが出てきて「J!」って叫んでるうちにほんとにカラカラになってしまって、途中で声が出なくなった。でも大丈夫だった。何でか?って言われても正直分からない。曲の合間合間に待ってるときとかは苦しいなと思うんだけど、でも曲が始まっちゃうと大丈夫なんだよね。頭振ったり飛び跳ねたり手上げたり歌ったりしてて、とてもハゲシイ運動をしてるはずなんだけど、全然苦しくない。
これがライヴだと思った。私はやっぱライヴにいるときが一番楽しい。ライヴにいるときの私が一番私らしい。
日常生活は煩悩が沢山ある。人間関係、仕事、ちょっとした失敗。私は小さいこといちいち気にする方だから、多分日常生活の中では、私は私でない。常に何かを気にして、何かに怯えてると思う。友達と思い切り話すとか、恋愛するとか、本を読むとかでは絶対に感じられない自分自身。解放?好きとか、はまってるとか、そう言う言葉では説明がつかないと思う。頭で考えても絶対に見つからない答え。体が知ってる、私のリズム、本能。ライヴでだけ、それが引き出される。
PYROMANIAのイントロが始まった時点で、ピョンピョン飛び跳ねてた。思い切り体を動かしてた。普段運動なんてしない上に、肩こりで背中まで痛いくせに、何処にこんな力が残ってたんだろうと思うくらい。
周りは結構背が低い子ばかりだったので、私ばっかり楽してたと言う感もなくもない。ぶつからないようにはしてたけど、でも私の後ろの人とか迷惑だっただろうな(^_^;)ただでさえ長身なのに、その上ピョンピョン跳ねて、容赦なし、まじで。
途中で流され流され、結局3列目くらいまで行ってたし。
でもね、妥協した方が辛くなるな、と思って。こんだけ楽しいの久々だったから、多少苦しくても、倒れるところまで行かないと、後悔するなと思って。
セットリストは例の如く覚えてません。最初のPYROMANIAとEVOKE THE WORLDくらい(笑)。あとは順番ぐちゃぐちゃで、SQUALL、break、CRUSH、Twisted Dreams、Tomorrow、Rodeo Life、Fire Star、Blank、go crazy、Burn Out、あとは新曲2曲。TWISTERとOVER DRIVE。go crazyは本編の終わりで、アンコールがTWISTERとBURN OUTだった。見てのとおり、激し目の曲ばかり(笑)。TOMORROWくらいだね。でもね、休憩みたいな曲がないほうがよかった。上にも書いたけど、合間合間に苦しくなったから、ずっと激しい曲やっててくれた方が楽だった。
新曲2曲はやたらかっこいい。アンコールに「お年玉」と言って、リリースを発表したTWISTERは既にラジオで流れてたので皆知ってたみたいだったけど、私は両方初で(何せbay FM取れないもんで)、でも即興でもノれたのはOVER DRIVE。重低音かっこよすぎ!「なんだこれ!ヤバイかっこいいぞ!!」と思いながら頭振ってたらJと目が合った。どっちかって言うとこっちのがタイトル曲っぽいんだけどなー。この曲を聴いてたら、JがDVDで言ってた「自分の音が見えてきた」って言葉の意味が分かったような気がした。確かにJっぽい。重低音バリバリで、スピード感もあって...駄目だ。語彙が貧困でこれ以上上手くいえない。まさにJ、って感じって言うのが一番正しそうだな。
TWISTERの方はちょっとこった曲だった。パンクっぽいかな。
またこれCDにすると普通の曲っぽく聞えちゃうんだろうか。あのライヴで最初に聴いたときの感動ってなかなか残らないので残念。レコーディングもいいけど、今日のライヴの音をそのままCDに入れて欲しいなぁ。
もう一つのお年玉。ライヴ情報。でもこれはまだ内緒。
メンバー紹介で、「最近藤田さんに新しい呼び名が出来た」って言ってたから、まさかと思ってたらやっぱり「ママン」(笑)。藤田さん調子乗ってふざけてたし(笑)。今年も快調ですね。
アルバムの進行状況、Jはまたじらすように「ここだけの話だぞ、絶対言うなよ...」皆「まじか!来たか!」って反応してたのに、その後に続いた言葉は「まだ終わりが見えてません!!」とシャウト(笑)。そんな馬鹿な(笑)。あれが一番笑ったね。会場中ブーイング(笑)。そりゃそうだよね~あんだけ気張ってて「もう出来ました」は嘘だよな。とりあえず曲が出来た、って段階っぽい。これからどれくらいレコーディングに時間がかかるのか、ってとこだよね。そこがJのいいとこだわ。バンドサウンドだから、録ってる間にどんどん曲が変わっていくのは自然なことだと思う。リリースしてからもライヴであんだけ変わってるんだから。早く出せ、ってファンの声に「メンバーが皆悲壮感漂ってるのは何でだと思う?ギチギチにレコーディングのスケジュールつまってるからだよ!」って冗談言ってたけど(笑・全くの冗談ではないけど)。ありがとう、J君。待ってるよ、ちゃんと、ここで、くたばらずね。
そして今回、一番記憶に残った言葉。どっかのMCで言ってたことだけど、「皆いい顔してる。いい年になるぜ」。Jに言われたら、本当にそんな気がしてきた。すごい予言だよ。それだけでもう充分だと思った。私あまり新しい年を肯定的に見ないけど、今年は絶対いい年になる。確信をもってそう思った。
あとgo crazyの前のMCで「今年がどんな年になるか、次の曲で占って見ないかい」みたいなことを言った。や、どんな年って言うか、crazyな1年になるって言ってんじゃん(笑)。いくらでもかかってこいだよ。crazyな1年なんて願ってもないわ。言ったからにはいいアルバム作って、ギャンギャンにライヴやってくれなきゃ許さないけど(笑)。
新年に相応しい、素敵なライヴでした。ぶっちゃけカウントダウンの方がいいと思ってたけど、そうでもなかったかも。ほんとにNEW YEARなライヴだった。皆楽しそうだったし。実はスコットあんまり見えなかったんだけど、MASAも藤田さんも、Jも、周りの皆も、とても楽しそうだったのが印象的。新年早々、それも真夜中に(笑)、あんな素敵な時間を共有できたので、きっと今年はいい年です。
2007年は、crazyなライヴ漬けの1年になりますように!!!

タグ: J live レポ

( Last-updated: 2011.02.21 23:47 )