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2007.09.08 J @ 横浜・新港埠頭 特設野外ステージ

J BUCK-TICK FEST 2007 「ON PARADE」

Date:2007.09.08

Place:横浜・新港埠頭 特設野外ステージ

いやぁ。予想を数倍裏切って楽しかった!!元々Jのことしか考えておらず、誰が出るのかもろくに把握してなかったので(なんて書くと、トリビュートアルバムも買ってないのバレるのですが、今日買ったから許して)、行ってびっくりですよ。しかも思いっきり遅刻してってるしね(^^;;)。かと言って、別のアーティストで特別盛り上がったわけでもないのだが。

とりあえず、我らがJは
break
PYROMANIA
ICONOCLASM (BUCK-TICK)
FEEL YOUR BLAZE

私としてはちょっと意外なセットリスト。まぁでも一般的に見て、ウケのよさそうな曲を選んだな。もうちょっとディープに行ってもいいと思ったんだけど。
J君は始終ノリノリ。一緒に行った友達が「Jはちょっと語彙が貧困だよね」というほど、他のアーティストに比べてMCが体育会系(笑)。だからこそ盛り上がるわけですが。西川君の面白い毒舌丁寧なMCとは比べ物にならんね。
でもICONOCLASMはすごかった。「お前達の声が必要な曲だ!!」「そんなんじゃ奥にいる兄さん達に届かないぞ!!」と煽りまくり。
っていうかね、最初ぶっちゃけ怖かった。HISASHI、TERUの率いるRallyの前に、人がすごい押して(この前は西川君がものすごい人気だったのに)、この後に来るJのときに人が皆引いちゃったらどうしよう、って本気で思ってた。でも全然そんなことなく、一部の人達は後ろに下がったけど、寧ろ詰めるばかりで、ちょっと安心。Jの前にちょっとコール起こったりしてたし、ICONOCLASMのときはBUCK-TICKのファンの皆様も盛り上がってて、嬉しかった。
それにしてもICONOCLASMはかっこいい。あの低音。Jでさえ低音。ベースの音が超かっこいい。そんなにアレンジしてないのに、完全にJの曲っぽい。それは言いすぎだけど。
PYROMANIAは一生懸命ライターつけてみましたが、風に負けて何度も消えてしまいました。予測できてたけどね。
J君、本当にBUCK-TICKをリスペクトしている様子で、「兄さん達がいなかったら俺もステージに立っていなかった」なんて言ってた。でも本当にそうかもね。これを機にBUCK-TICKのこと色々調べてみましたが、Jはともかく、RYUちゃんのデビュー当時と櫻井さんの昔の様子(見た目・歌い方)が似てて笑ってしまった。櫻井さんの方がかっこよかったけど(笑)。
本日の主役はBUCK-TICKです。何たってデビュー20周年。10年位前にキャンディをふと買ったときから、BUCK-TICKは私の中で一目置くバンド。そのバンドを生で見ることができてかなり光栄です。
ってか櫻井さん...いや、あっちゃんがかなりウケました。ほ、本当に王子様なんだ...
あの長身、あの肩幅でフリルのブラウス...ステージ衣装にまずびびった。何かかぶってるし。あんな衣装久々に見た。MCがまた面白い。殆ど喋らなかったけど、ものすごく印象に残った台詞。「時間がないらしい。言葉は抜きだ。愛してるぜBaby」。寡黙な人だと思ってたのだが、イメージが一変した。Jとは対照的に坦々と喋る。アンコールでも、「全くこういうときは時間がないと決まっているんだ。清春、BALZAC、RUNWAY BOYS、AGE of PUNK、ATTACK HAUS、遠藤ミチロウ、THEATRE BROOK、土屋昌巳、abingdon boys school、Rally、J、MCU、KEN ISHII、and...you.そしてスタッフに感謝します」って超早口で言いやがった。只者じゃない。しかも今は見やすく「、」を入れてますが、実際は全くつながってた。のに、「...you」のとこだけ一息入れて強調しやがった。傍から見ててもFAN思いなんだなって分かるよ。正に王子...。
でも動きが面白くて...失礼なんですけど。今井さんも動きが面白かった。何であんな独特なんだ...。今井さんも衣装がすごくて、最初は紫のシャツに赤のジャケット、濃い赤の柄パンツに赤のブーツ。アンコールは上だけ着替えて、黄色のツアーTシャツ...赤と黄色って...私思わず絶句した。
今井さんが左利きだって始めて知ったよ。今井さんだけはRED SHOESのイベントで見たことあったんだけどね。
というわけで、BUCK-TICKのセットリスト。とはいえ、さすがに曲順までは思い出せないので、やった曲だけ。

スピード
Alice In Wonder Underground
RENDEZVOUS
JUPITER
Romance

こんなもんか?もうちょっとやった気もする。
今に始まったことじゃないんだけど、本当に多彩だよね。イメージどおり、と私は思ってしまうんだけど、ものすごい暗い曲もあれば、信じられないくらいポップで明るい曲もある。このギャップはキャンディのときに知ってたけど、魅力だよね。何故かhideちゃんを思い出したよ。この肩の力を抜いた、形にとらわれないところが長続きの秘訣かな、と思ってみたり。
なんにせよ素敵なライヴでした。見に行ってよかった。色々発見がありました。
イベントの最後には盛大な打ち上げ花火もありつつ、完全にFESTだったね。また機会があったらBUCK-TICK行きたいです。

20周年おめでとうございました!!

タグ: J live レポ set list

( Last-updated: 2011.11.23 17:59 )