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2008.12.02 OBLIVION DUST @ Akasaka BLITZ

OBLIVION DUST OBLIVION DUST

Date:2008.12.02

Place:Akasaka BLITZ

オブリのライヴに行ってきました。
オブリ自体は5月のhide SUMMITで見ましたが、6月のライヴが中止になって、ワンマンでは初めて行きました。
KENも、最後にFAKE?のライヴに行ったのが一昨年の夏なので、ちゃんと見たのは相当久しぶり。

hide SUMMITがよかったからって言うのと、何気にちょっとオブリ興味あったんで行ってみたんですが、期待は裏切らないライヴだった。
想像通り。
ライヴの形態もFAKE?に似てた。短くて、アンコールもない。1時間半強。
ベストにも入ってる曲も結構やったし、初めてでも十分楽しめた。といっても後ろのほうで見てましたが。

KENのライヴ中の落ち着きのなさ(ものすごい勢いで動く)は健在で、しかもやっぱりこっちの方がFAKE?のときより馴染んでる気がした。ここがKENのバンド、って感じ。
やっぱ原点って違うのかね。
FAKE?やっててもKENはオブリのKENだったような気がした。INORANは一皮も二皮もむけたけど。

久しぶりにKENのMCを聞いたわけですが、この人、日本語またヘタになってるんじゃないか?とちょっと勘繰ってしまった。
「KAZに前の人」って言われて一瞬頭の前がクエスチョンマークになった(笑)。「KAZの前の人」って言いたかったのね。

ライヴ自体は、私は専らJかINORANしか行ってないのでかなり偏った視点になっちゃうと思いますが、「普通はこういうライヴなのか」と思った。
人はぎゅーぎゅーではなく、かなり余裕があるように見えた。そのせいか、会場が広く見えました。いつも前でしか見ないから、後ろから見るBLITZも割と新鮮。
Jのライヴだと、メンバー出てきた瞬間からすごい声援になるけど、そんなことはなかった。
Jみたいに最初から飛ばすライヴではなく、だんだんヒートアップしてく。でも観客のノリはとてもいい。
KEN以外のメンバーはMCなしで、KENがKAZに「何か言ってやってよ」って言ってもKAZはマイクに向かおうともしない。
早く終わることについても、KEN曰く「昔からこういうバンドだった」らしい。
Jのライヴばっか行ってると淡白に見えるけど、でもまぁ、どっちかっていうとJが普通じゃないんだろうなと思い直した。

「KAZがステージから飛び降りないように、あっち行けって言ってください」とか「明日来る人は明日まで取っておいてもいいけど、(前回の赤ブリが中止になった)怒りを今日ぶつけてください」とか、KENのMCはやっぱ面白い。
そういやこの人の歯に衣着せぬ喋りが好きだったなぁと思い出しました。
それを横で静かに聴いてるKAZが、INORANを思わせた。

INORANからお花来てたりしないかしら、と思ったけど来てなかった。LUNA SEAのメンバーには送ってるくせに。

今、ふと思い出して、INORANがいた最後のFAKE?のライヴのレポを読んでた。
FAKE?も好きだったけど、やっぱりKENにはオブリが合ってると思う。
歌詞忘れたりしないもんね。体に歌が染み付いてるんだと思うけど、オブリの曲を歌ってるKENはすごく自然に見えた。
オブリが再結成して本当によかった。

因みに、今日何が一番びっくりしたかって、オブリファンの中でのKENの人気にびっくりした。
勝手にKAZが一番人気なんじゃないかと思ってたんですが、KENを呼ぶ声が大半でびっくり。

タグ: live レポ

( Last-updated: 2011.11.27 18:41 )