2005.12.31 J @ 原宿アストロホール
J F.C.Pyro. Member's Only '05-'06 COUNT DOWN LIVE!!!
Date:2005.12.31
Place:原宿アストロホール
記念すべき、2005年ラストライヴ。そして2006年ファーストライヴ。「終わりは始まり」とはまさにこのこと。「終わりは始まり」って言葉は、何だかネガティヴな裏があるようであまり好きではなかったんだけどね。
とりあえず、ライヴの話をしようか。
F.C.Pyro.限定ということで、わきまえてる人達ばかりだった。それは大人しい、ってことではなくてね。いつものライヴって結構怖いんだよ。今日とか、キャパ400って聞いてたのに、どうも500番台までいるっぽかったんだよね。でもまぁそこはJ君なので、別にいいんだけど、客が一通り入った後に、もう結構一杯一杯だって言うのに、スタッフさんが「あと130人くらい入るから、少しずつつめてください」とか言い出して、皆「えー」って驚いてた。そりゃそうだ。ここで思い出すのは、夏のツアーの神戸。同じようなことあったよね。しかもあのときは、ほんとに詰めちゃって、開演前からキツキツになり、空調も悪くて窒息するかと思った。立ってるのが精一杯な状況だった。あんなのは嫌だな、と思った。でも今日はね、F.C.限定だったからだとはいえないんだけど、後ろからあんまり押されることもなく、多少前には詰めたけど、死にそうになることはなかった。皆、自分が辛くなるのは嫌だから、人に辛いこともしない、っていうのを分かってる人達なんだよね。ダイバーもいつもみたいにチンタラその場にとどまることなく、そっこー回って行ってたし。お陰で気持ちよくライヴに臨めた。
ここに来るのは3度目だ。1度は真ちゃんのwith Melody、2度目は友達のライヴ。3年前のカウントダウンのとき、あたしは泣く泣く入場を諦めた。しかも、そのとき原宿と渋谷を奔走したために、年始早々熱を出してダウンした。今年はリベンジだった。絶対いいライヴにしたかったし、風邪もひくまいと思ってた。
多分時間ぴったりくらいに、まずスコットが出てきた。それからJ君、MASA君、藤田さん。Jは昼間もかけてたでかいサングラスに紫とブラウンの中間みたいな色のシャツのボタンを一つだけ留めて登場。Jが出てきて、一気にテンションが上がる。別に、今年最後だとも思ってなかったし、春まで当分会えないから、とも思ってなかった。これが正しいライヴの臨み方なんだろう。意味なんて求めちゃいけない。
ごめんなさい、例の如くセットリストなんて覚えてません(^_^;)。やー夢中だったよ。久しぶりに本気だったもん(イケナイ子)。夏のツアー以来、AXとかでもでかすぎ!!って思うようになってきたからね。小さいとこじゃないと、イマイチ燃えないんだな。でも今日は体力温存なんてできると思ってなかったし。こりゃまずいな、どうしよう...って始まる前は思ってた。が、上記のように、意外と余裕があったので、始まったら手加減するってことができなかった。その必要がない。
多分オープニングはPYROMANIA。それからDie for you。Alone、CRUSH、Gabriel、Crush Course、GET READY、Blind、Become The Light,Blessed The Night。多分ここまでが前半。順番はぐちゃぐちゃです。J君ノリノリだったんだよね。超楽しそう。ってかあたしも楽しそうだったと思う。ふと気付いたら、自分が笑っててびっくりした。いつもあたし笑いながら踊ってるんだっけ?(笑)気付かないよねぇ。自分の表情とか。記憶があるのはCRUSHとかCrush Courseとかからかな。あ、でもCrush Courseはひたすらのってたことしか覚えてねーな。そういうもんでいいような気がしてきた。だって覚えてられるほど冷静じゃないよ。あたしは感じてたんだもん、音楽を。CRUSHの「何処までも上り詰めて、何処までも落ちていこう」ってとこで天を指差して、親指で落としてたのは覚えてるけど。や、ライヴってそういうもんでしょ(笑・開き直り)。パフォーマンスとか、MCなんて二次的なもんだよ。どれだけ感じられるかが大切。だとあたしは思う。
Blindははっきり覚えてる。いつもね、これだけは感覚を研ぎ澄まして聴いてるから。目を閉じたり、Jを凝視したりしながら。J君は、とても切なそうに、苦しそうにこの曲を歌う。uvでのJのコメントを思い出す。基本的に、この曲を歌うときのJは観客を見てない。夢中に見える。で、「Timeless Time~」のとこでふと我に返るの。ときどきこっちをみる。あの決して大きくない、でも深い目で。何処を見てるか分からないけど、目が合ったってことにする。「部屋に灯りを~」のとこは本当に苦しそうな表情をする。声を枯らして。真剣なんだ。夏のツアーからずっとやってきた曲。何かがこの曲の中に秘められているのを、あたしは「見てしまった」と思う。
Become The Light,Blessed The Nightは、ラストに持ってきてもおかしくない曲だけども、今日もBlindの後にやった。Blindを聴いてるときのあたしは、Jと同じように苦しげな表情になってしまうんだけど、Become The Light,Blessed The Nightは違う。本当に幸福な曲だと思う。「今光の中へー」ってとこで、Jのバックの照明が一気に明るくなって、J君が神々しく見えるの。Jが笑ってる。あたしも笑う。夏のツアーのときはそんないい曲だと思わなかったなだけどね、今はすごく好きな曲だよ。こんなに幸福な曲は未だ嘗てなかったでしょう。ミュージシャンって、あんまり幸せな曲歌えないと思うの。メジャーな人が歌うとポップかキュートな曲になっちゃうし。Jはすごいよ。こんな素敵な曲ができる。
そして、Fire Starのイントロをやったとこで、いきなりJが演奏を止める。こういうことは今までもときどきあった。誰かが失敗したのかな、と思った。皆「えーーーーー」って言う。でも違った。J君「そろそろ時間が来たようです」みたいなことを言う。観客「おーーーーーー」。J君「時報を聞かせてくれ」(一体誰に向かって言ってるんだ!?と思った・笑)時報「23時58分丁度をお知らせします」一同「おーーーーー」。それからJ君が去年のこととか、色々喋ってた。あたしは内心、「2分MCがもつんだろうか...」と思ってた(笑)。それからスコットが話したりしてて、うちらは歓声ギャーギャーなので、時報がときどき聞えなくなり、23時59分40秒を切ったあたりからJ君焦り始める(笑)。時報はカウントダウンはしてくれないので、「23時59分50秒をお知らせします」の後、一瞬55秒とかよく分からなくなり、57秒のところからみんなでカウントダウン。「3、2、1...HAPPY NEW YEAR!!!!」その瞬間、左右の筒から銀テープ切ったやつが発射!!!ちょーきれーーーーーーーと思って、あたしは天に手を向けて必死に掴もうとするが掴めず(^_^;)。でも後で体中に付着してた(笑)。
それから神酒が出てきて、メンバー4人で割る。勿論「いっき!!」コールが出たのだが、J君は「一気なんてしたら喉が焼け付いちゃうんだよ」とか渋ってる。でも4人で枡を持って、こっちを向いてカンパーイ♪ってことで、あたしはJを見てた。ぜってーこいつ飲まねーだろうな、と思いつつ。「かんぱーい!!」その瞬間、他の3人はちゃんと自分の口に枡を持っていった。が、Jは...まぁ想像通りだよね(笑)。他のメンバーもそれ見て便乗して、こっちは微妙に酒かぶったさ(^_^;)。やりやがった。シャンパンならまだしも。臭ぇんだよ!でも美味かった。まぁMですから(笑)。
新年一発目はEvoke the world。待ってました!!ほんとにほんとに、ありがとう。この曲でよかった。お陰で、随分あたしはこの曲が耳から離れなくなった。
それから、中断したFIRE STAR、Blank。Feel Your Blaze。アンコールは「久しぶりに」と言ってLIE-LIE-LIE。But You Said I'm Useless。それから、「全部ぶっ壊してしまえ」と言ってbreak。
J君はほんと楽しそうだった。Jが楽しそうだったから、あたしも楽しかったのかな。終わりの方は結構体力来てたけど、まだまだいける、って気持ちを忘れないでいけた。妥協したら終わり。
Jのライヴの音は完璧だと初めて思った小さいハコだったから、音がよかったのかも。絶対外さない。どんだけ気使ってるのかがよく分かる。
夢中だ。あたしもJも。細かい記憶はあんまりないんだけど、大きな感慨だけは胸に残ってる。ライヴが終わって思った。今年は絶対いい年になる。Jがそう思わせてくれたんだ。前向きな気持ちをくれたんだ。恐れることはない。なんだってできるよ。絶対いい年になる。ついてないなんて言わせない。Jがいるもん。大きな希望が、胸の中に残るライヴだった。後味最高。今年もJと一緒に突っ走ります。
で、余談なんですが。今日夕方、渋谷のスペイン坂でラジオの公開生放送があったんだよね。あたしは当然行ったさ。外にいたので、ラジオは実は聴いてないんだけど、外で並んで待ってる間も、携帯から動画だけ見てた。J君はbreakを流してたのと、あとはU2のSunday Bloody Sundayをセレクトしてました。この曲はあたしも大好きだったので、流れた途端ドキッとしました。何でこの人この曲知ってるの!?って一瞬思ったが、あたしがU2を聴くようになったきっかけがJだった(笑)。
あとはねー。あたし15時くらいに着いたんだけど、あんまりまだ人来てなかった。1時間強くらいまったのかな。Jが来たのは16時ちょっと前。ぼろいワゴンで(笑)。あたし気付かなかったんだけど、載ってたらしい。スタバのほうからきた。車だけはちゃんと見てたんだけどねー。黒塗りだったから怪しいなぁとは思ったんだけどね、黒塗りだったので本人は見えませんでした。
が、問題は後だよ。見終わって、外に出て、友達が来てくれたんだけど、ちょっとJが終わるまで離れがたかったので、出待ちチックにスタバの横で待ってた。帰りもこっちだろうなって見込んで。でね、公開を見る列が尽きて、番組が終わって、周りが何やらちょこっと慌しくなった。車を出したりするおっさん達がさっきからいたんだけど、それとは別に、スーツのスタッフが...。うーん。分かりやすいなぁ。そしたら、「車が出まーす」の声でパルコの駐車場から出てきた車。さっきのとは違う。でも黒塗り。運転手は一人。後ろには特に人は乗ってない...ように一瞬見えた。でも怪しいのであたしはじっと後ろの席を見てた。目の前を車が通る瞬間、スタバの横にいたので車は目の前で一時停止した。その瞬間あたしは「あ!!!」吸ってた煙草で思わず車の窓をさしてしまった。J君、すっごい低い姿勢で、もう寝そべってると言っていいくらい低い姿勢で後ろに座ってました(笑)。前からも後ろからも見えません。でも横からは丸見えです(笑)。見つかりたくないなら歩道側に座るなよ~(笑)。しかもでかいサングラスしてたから逆に分かりやすいんだよ。ニヤニヤ笑ってた(笑)。見ちゃった。多分気付いたのあたしと友達だけだったと思う。絶対とはいえないけど、あれはJだった。あたしは見間違えない。その後スーツのスタッフ引いていったし。分かりやすいからー。っつーか、スタッフも、あたしと友達がスタバ側にいたのをまずいと思ったのか(他にこっち側にはいなかったからね)、めっちゃうちらの前いたし。
あぁ、追っかけって怖いねぇ(笑)。最近こういうの多いねぇ。ライヴ後だったら間違いなくおっかけていってたな。
( Last-updated: 2012.12.26 10:39 )