2006.09.02 J @ Zepp Sendai
J TOUR 2006 SUMMER DRIVE ON FRAMES
Date:2006.09.02
Place:Zepp Sendai
スコットたちと同じ新幹線だった。あの荷物の量だと今日は泊まりだね。私は日帰り。今日前座あるから間に合うか不安…いつも仙台は高速バスで帰ってくるんだけど、そろそろ社会人だし、と思って。
ライヴは、前半やたら早かった。中央のバーの5列目くらいにいたのだけど、前にいた男の子が邪魔で、首を右にずらさないとJが見えないし、藤田さんはそもそも見えないし、う~ん、と思いながら見てたらあっと言う間に前半終わっちゃった。でも私、そういう状況の方が燃える人なので、動けないの承知で必死に踊ってた。だってTWISTED DREAMとかSUPER HIGHで踊らないなんてバカみたいじゃん?バーのお陰で呼吸は全然辛くなかったんだけど、その代わり、ちょっと背伸びするとバーが腰骨に当たって参った。そのせいで縦ノリが思うようにできず。おまけに前の男が何か臭くて、あぁもう駄目だと思って、後半、RODEO LIFEの前に移動した。気づいたら周り男に囲まれてて壁は厚かったが、でも負ける私じゃないので。そっからはいつも通り。やっぱライヴは気持ちいい。頭振るのも、叫ぶのも、腰を振るのも楽しい。超楽しそうにしてたせいか、何度もJが見てた。っていうのは錯覚かもしれないけど、弾け飛んでたときにすごく楽しそうに見てくれるのはとても嬉しい。今日の私は妥協なし。理性はとっくに捨ててて、ファイナルだし、ってこともあって体裁も気にせず暴れまくった。あの辺で一番暴れてた自信ある。男には負けないよ。
音楽って気持ちいい。私がライヴに行く根本的な理由だね。叫んだり思い切り腰や頭を振ったり、体がしたいがままをすることのできる機会なんて他にないから。ストレス発散が目的で行ってる訳じゃないけど、結果的にそうなってると思う。やりたいことをする。そんな簡単なことが、普段の生活の中では、人の目とかルールにはばかられて簡単にはできないから。本当の私、と言う言い方は正しくないけど、素の私?本能的な私が唯一出せる場所だと思う。何にも気にしないってことはこんなに楽しいんだね。
上に書いたことは、ずっと分かってたことで、もう10年近くライヴに通ってる私がライヴにはまる理由なんだけど、今回のツアーは果たしてどれだけ実現できたか分からない。今回は、仕事をしながらの土日が多かったせいか、後半にならないとテンション上がらないことが多かったと思う。年のせいか、仕事の疲れのせいか、体力なくなって来てるからね。
私はなぁなぁでライヴに行くのは嫌だし、慣れてしまってただこなしていくだけっていうのも嫌なので、今回、最後の最後で思う存分暴れられたのは本当によかったと思う。今日Jも言ってた。「悔い残すなよ」大丈夫。残ってないよ。やれるだけのことはした。どの曲も、体が動くに任せたよ。
今回のツアーで分かったことは、ライヴは、単に体力の問題ではないということ。仕事は忙しいし、年も取って体力は落ちたけど、好きなように動いてればやっぱりライヴは楽しいし、満足できる。つまり自分次第なんだと思う。妥協が一番駄目。自分で制限しちゃうなんて格好悪いし。死んだっていいという気持ちで行ってこそライヴ。
J君、素敵な時間をありがとう。
今日のJは、何か髪型にいつもよりボリュームが(笑)失敗した!!
やつぱファイナルと言うこともあり、最後らしいMCが多かった。充電期間に入るけど、日本をひっくり返すようなアルバムを作って戻ってくるって。次いつライヴをやるとかって約束はできないと言ってた。長いのかな。嫌だなと本気で素直に思うのは、私の中にJが根強く息づいてるからだろう。Jがいないと人生楽しくないよ、ほんとに。恋愛もしてなくて、仕事ばっかりで、それでも私が自分を保っていられるのは、J君がいるから。貴方がいないと、退屈な日常の繰り返しだよ。ライヴがないとまた私は駄目になってしまう。精神的にもたない。と思うとすごく悲しいけど、Jは今回のツアー、いつも最後に、「次に会うときまで、絶対にくたばるなよ!!」って言った。私はそれに、叫びをもって答えた。約束だ。Jは絶対戻ってくる。私達は絶対にくたばらない。今回のツアーの体験が、Jの曲達が支えだよ。私はきっとまた何度もNOWHEREやGo crazyを聴くだろう。テンションを保ち続けるのは難しいから、多分また鬱はやってくる。
けど、Jはきっと本当にすごいものを作ってきてくれる。Jがあんな風に約束をしたのは、私達を守ろうとしてくれてるからだと思う。だから私も約束は破らない。ずっと心の底に、音楽を流し続けていたい。辛くて、音楽を聴くのも煩わしいと思うときでも、聴いてみると元気になれるから。今までもそう言う経験沢山あるからね。音楽を聴くことだけは、絶対に忘れたくない。音楽を聴いて、自然に体が動いちゃうような人生って素敵だよ。
あとはDVDだな。早く出ないかなぁ…
声はね、多少出てるのかなと思ったんだけど、そうでもなかった。NOWHEREがやばかったね。低めに歌ってたから、やっぱやばいって自覚あるだなと思ったんだけど、でもサビの最後の「Uh~」ってとこ、いつも1オクターブ下げるのに、今日は最後まで高かった。そこまでニコニコ聴いてた私もさすがに凍った。大丈夫か!?心配になるよ。その後もMCとか歌の最中に時々咳込む姿が見られて、やばいんだと言うことがひしひしと伝わってきた。でも止めなさいとは言えない。Jが自分で選んでやってることだから。私達はそのことをよく知ってるから。そういう姿を見てるからね、ライヴで妥協はしちゃいけないなと思うんだよ。だからそう言うJの姿を見て、せめて精一杯、一緒に歌うんだよ。ほんとにほんとにありがとう。J君には大切なことを沢山教えてもらってる。
アンコールはもう無我夢中で、みんなの声もすごくてJの歌は殆ど聞こえなかった。でもそれでいいんだと思う。これがライヴ。
Jはスタッフや前座のバンドやメンバーに感謝の意を述べた。何かしみじみ感じた。普通の言葉なんだけど、何か本気だということがよく伝わってきたよ。私からも言いたい。皆様、1ヶ月半のツアーの間、ライヴをすばらしものにしようと奔走してくれて、Jを支えてくれて、本当にどうもありがとうございました。素敵なツアーでした。沢山参加できたことを、心より嬉しく思います。
ラスト、BURN OUTの前に、藤田さんのギターがトラブル起こして、スタッフさんがワタワタしてた。ツアーファイナルの、それもラストの曲なのに。ここまできてコケる訳にはいかない。Jの台詞。本当に、その通り。ラストだから、完璧で終わりたい。原因はアンプだった。うちらの歓声がでかすぎたって。Jいわく「アンプがふっとぶほど嬉しいことはないね」それは言い過ぎなのでは?(笑)でも本当ね。皆120%でぶつかってるって何よりもの証拠。本当に気持ちのいいライヴでした。
最後に藤田さんがJのピックをばらまいたので、もうアンコールはないなと思った。Jの喉も、多分もう限界。その後、Jもストックのピックを持ってこさせてばらまいた。そこで初めて、直接キャッチしたよ。今まで拾ってばかりいたからね。最初自分が取ったと思わなかったけど、握った手を下ろして確認したら取ってた。右手で取ったんだけど、左手を握ったまま上に上げてたら、周りの人が無理矢理こじあけてピックを探してたのでちょっとウケた。そっちじゃないよ(笑)。皆切実だな。分かるけどね。私今回結構無理矢理前に入った感もあったので、周りに迷惑かけたかなとも思うけど、でも仕方ないじゃん。見えなかったり動けないのは皆嫌でしょう?ファイナルだし。と開き直ることにした。Jにタッチはできなかったけど、生まれて初めて落ちてないピックをとれたので良しとしましょう。日付付けて保存しておこうかな(笑)
因みに帰りの新幹線は何とか間に合いました。危なかったわ。
( Last-updated: 2011.02.21 23:40 )