2010.01.17 J @ TOWER RECORDS 渋谷店 STAGE ONE
J 「HERE COMES NAMELESS SUNRISE」インストアイベント
Date:2010.01.17
Place:TOWER RECORDS 渋谷店 STAGE ONE
行ってきました、タワレコイベント。
整理番号1桁だったので、目の前でJ君見てきました♪
サングラスしてたけど目もはっきり見える位置で、ライヴのときとは全然違う緊張感。
格好は、北上のイベントのときと一緒。黒の革ジャンに赤のチェックのストール、黒いパンツ、黒の靴。
司会はオカモトさん(?)という方。avexのクリアファイルを持ってたのでavexの方だとは思ってたんですが、家帰ってVida Rosaのクレジット見たら「Artist Promotion」で「Nobuaki Okamoto」って書いてあって、最後に「blowgrow.inc」ってあるので、blowgrowの方ですかね。最初に前説してたのもblowgrowの方でしたね。
オカモトさんは大阪のタワレコイベントでも司会を勤められたらしく、かなり慣れてる雰囲気で、Jが出てくる前の拍手の練習とかでもなかなか面白いトークを展開されてました。
あとはやっぱり担当アーティストだからか、Jが何処で何をしたとか、いつのラジオでこんな話をしてたとか本当によく覚えてらっしゃって、「あの時は~~でしたよね~」とかしょっちゅう同調されてました。
でもどうやら大阪のほうが突っ込みいれてくれたりお客さんがやりやすかったらしくトークがあんまり弾まなくて、J君登場した直後くらいに「緊張してる?」と心配されてました。そして「(東京は)そんなに甘くないよ」とも言われてた。J君この前大阪で苦戦してたくせに(笑)。
イベントは全部あわせて1時間ちょい。オカモトさんいわく、時間オーバーしてたらしいので、多分予定は1時間だったんだと思う。
前半はJ×オカモトさんのトーク、真ん中にCRAZY CRAZY 3の試写をはさんで、後半は皆からの質問への回答という流れでした。
先にポイント全部書いちゃいますが、お土産として、このイベント(大阪と東京)のためだけにJが「作ろう」って言って作った特性ピックを全員いただきました。非売品、通販もなし。
前半はアルバムのこと、ツアーのこと、PVのことなど話してました。
例のごとくあんまり細かいこと覚えられる頭じゃないので、覚えてるところだけ列挙してきます。
前半はなんだかJ君話し方が可愛かった。後半はすごく元気だった。
アルバムの話は、また「言葉にするのは難しい」としながらも、結構延々と喋ってました。
基本はライヴ中によく話してたことがベースで、それがちょっと詳しくなった感じでした。
前作(前々作)のRIDEがよすぎて、アルバムも、その後のツアーも、最初から最後までが、自分でも「よかったな」って思えるくらいで、完成したときに「俺はこれ以上何をすればいいんだ?」みたいな感覚に陥ったんだって。
「沢山ドアがあるんだけど、ここももう開けた、こっちももう開けたって状況」って話してた。
そっからあんまり覚えてませんが、ミニアルバムを作ろうって話になって、初心に戻った、ようは話をしてたかな。
「俺はうそつきじゃないから、(初心と)完全に同じって言うことはできないけど」って言ってたな。
でもやってみたら、「これもやってないじゃん、あれもやってないじゃん」って色々出てきた、って言ってた。
どういう風にするか決めるときも、まずやったことないこと、新しいことから先に試してみた、とか。
それでできたのが、Stars From Broken Night。
「俺が救われたロック」っていうのは否定する音楽だと思ってて、でも単に否定するだけのネガティヴなものではなく、その先にあったのは光だった、って言ってた。
皆が俺の音楽を聞いてくれて、そういうのを感じてくれたら嬉しいって。
それから、ライヴ中にJがよく「望んだときに夜明けは訪れる」って言ってたけど、それももう少し詳しく話してた。
正直朝ってウザイこともあると思うんだけど、そういう押し付けがましい朝ではなくて、望んだときに手を伸ばせばそこにある朝にしたかった、と。だから「Nameless Sunrise」だって。
あと、夏から前々休まずここまで走ってきた、って言ってた。あっという間。
オカモト氏によるとレコーディング中のJはそうとうピリピリしてるらしく、様子を見に行っても話しかけづらいって。
Jから「レコーディング中のスタジオとか見てみたい?」と質問されたので、皆で「行く行く♪」って答えてたんだけど「やめたほうがいいと思うよ~。耐えられる?」だそうです(笑)。
そこでオカモトさんがすかさずフォローを入れて、「そこはガラス越しに...」J「あぁ動物園みたいに!」って言って面白かったです。
いやでも、邪魔じゃないなら(邪魔だろうけど)レコーディングスタジオとか見に行ってみたいよねぇ。Jレコーディングスタジオ見学ツアーとか妄想してしまった。
ツアー中の話では、「変わったことありましたか?」みたいな質問だったから、ごっちんの遅刻話が出るかと思ったんだけど、出なかった。新木場コーストで本当に話してくれるんだろうか...なんか裏がありそうだから聞きたいんだけど(笑)。
札幌で、空港着いたら全然雪がなくて「大丈夫か?」とか思ってたのに、ライヴ終わって外でたら「なんだこりゃ!」ってくらい降ってて、スコットが大喜びだったって言ってた。でも同じ頃スコットの地元のワシントンでは大雪でマヒ状態になってて笑えない状況だったとか。
あんなに雪が降ってるのを見たのは初めてだって。確かに、それくらい降ってたよね。
あと、ツアースタッフにボーズが多いって話で、名古屋で皆でご飯を食べようって話になって、J君は遅れて行ったらしいんだけど、行ったら店の片隅に坊主の集団が(笑)。「法事かと思った」って(笑)。
ライヴ中ドキッとすることはあるか?て質問には、「2つの意味である」。
1つは、音がぴったり合いすぎて、自分が空気になったんじゃないかと思う瞬間。
今回のアルバムは、更に音を減らしたんだけど、そういう瞬間が多かった。オカモトさんの「そういうときは教えてください」の言葉に、「でもそういう瞬間は、人が聞いたら「え?そこ?」みたいなところ」って返してました。
もう1つは音の切り出しが合わなかったときとか、「スコット今間違ったよね?」とかそういうドキッだって(笑)。そういうときは「どうしよっかなー」って超高速で頭回転してるって言ってた。
PVの話もよかった。
PVの話は後半にも出てきたんだけど、前半は、どうやって作ったか?って話を主にしてました。
監督と「どういうのにしようか」って話をしてたら、監督が「Jはライヴ感がいい」って言い出して、PV撮るのに生演奏をすることになった、って。
何十回とかやっちゃったら生も生じゃなくなっちゃうから、5回もテイクとってないないと思うって言ってた。
色んなところにカメラがあるから、カメラマンも他のカメラに映りこまないようにすごい体勢で撮影してたらしい。
で、CRAZY CRAZY 3の試写。
本当にまだ作りかけで、本当だったら絶対に表に出さないプロット段階。
それでも監督も含めて(この監督はいつもPV撮ってくれる監督)入念にチェックをして今日出すことができる、って。
実際に上映されたのは最初に「特報」と馬鹿でかく出てくる、本当に今日のために作られた動画だった。
作りかけ、と言っても、その「作りかけ」をちゃんと「作った」感じがした。
いやーよかった。
臨場感満載。
夏のツアーのリハーサル映像から各会場ちょっとずつ流して行って、冬のツアーもカウントダウンとか、つい先日の大阪の映像まであったりして、とくかくすごかった。
いつもね、CRAZY CRAZYは好きなんだけど、ライヴ感がちょっと足りないのが不満だったんだけど、それも完璧クリアされてるっぽい。
ほんのちょこっとだったので、実際の完成がどんなことになってるのか本当に楽しみ。
できることなら、全会場、撮った分だけ全部盛り込んでほしいくらい。それくらい夏のツアーも今回のツアーも楽しくて、何処も欠け落してほしくないと思う。
でもそこは時間の都合もあるので、編集者の腕の見せ所、ってことで(笑)。
因みに、一回DVD発売延期になった話もしてました。
「一部の店舗とかで『JがDVDを発売する』ってニュースになってたと思うけど。そして流れてたと思うんだけど...」って。
どうやら、スタッフの意見も聞いたうえで、「夏のツアーだけじゃもったいない」ってことになったらしいです。
まぁそうだよな、ってものすごい頷いちゃった。
お陰で編集量も倍になり、3月17日に果たして間に合うのやら...みたいな状況らしいです。
とりあえず今はJ待ちで、もしまた発売延期とかになったら「Jも大変なんだな」って思ってくださいって(笑)。
そして後半は質問タイム。
色々あったのであんまり全部は覚えてないんですが...。
印象的だったのは「最近はまってる食べ物は?」
J君一瞬「何だろう?そんなもんあるかな?」みたいな反応だったので、オカモトさんが気を利かせて「大阪のラジオでうどんの話してませんでしたっけ?」って話題提供。
でもJ君「え?あれははまってるの??」。
なんかね、少し前に、夜中に無性にうどんが食べたくなったらしい。
で、最初は外に食べに行こうかと思ったらしいんだけど、ちょうどE-mailのチェックとかしてたときだったから「そうだ、検索をしてみよう!」って思ったんだって(そんなに普段検索しないのかょ!って思ったけど・笑)。
で、「うどんと言えば讃岐うどんだ」と思って調べてみたら、ものすごくたくさん出てきたらしくて、その中の1つを注文したらしい。
そこまで聞いて、出前をとったのかと思ったんだけど、そうじゃなくて、どうやら通販(笑)。
今食べたいんじゃなかったんかい!って突っ込み受けてましたが、「そこは俺の天才肌と言われるところ」らしく(意味不明・笑)、「狙った獲物は時間をかけても手に入れる」=「食べたいから1週間でも待てる」らしく、うどんが届くまで待ったらしいです、1週間。
で、届いたうどんを食べてみたらすっごい美味しかったらしい。それが想像を超えてたらしく、感動したらしいです。
更に「生麺とかあんまり食べなくない?」とか言い出し、皆微妙な反応(笑)。生麺って本当に生の麺取り寄せたのかなぁ。だったら確かにあんまり食べないかも。
「賞味期限とかあるし」って、一体どんな食生活してるんだ、と心配になってしまった(^-^;;)いくら忙しいとはいえど、食べるときはちゃんと食べようよ。どうせ外食が多いんだろうけど。
そしたら誰かが「打てばいい」って言っててウケた(笑)。
でも、そのうどんは別に追加発注したわけでもないので「はまった」わけではないらしい。
どっちかっていうと最近はタイ料理のパパイヤサラダ「ソムタム」が好きで、メンバーも皆好きだから皆でよく食べに行くらしい。
それ聞いたオカモト氏「最初からそう言ってくれればよかったのに」と本音が(笑)。
J君相変わらず「辛いもの好き」って言ってたけど、いやいや、私には負けるよ、って毎回言いたくなる(  ̄ー ̄)。今日もカレーにハバネロ入れちゃったもんね♪
あと面白かった質問は、「最近巷で流行ってるパワースポットに興味ありますか?」って質問。
それ聞いたJ君の反応、「パワースポットね~。流行ってるんですか?...それってどういうの?」。知らないんじゃん!!
そこでオカモト氏から「富士山の麓とか、屋久杉とか...」って丁寧な説明が入り、それを聞いたJ君、追い打ちをかけるように「で、俺はどうすればいいの?」(笑)。
どうやら、そこに行った自分を想像したらしい。でも何をしたらいいのか分からなかったらしい(笑)。「そこでお祈りとかするの?そういうのって自分だけ救われようとしてるみたいでいやじゃない?」とか。そうだよね。私もパワースポットとか全然分からないわ。
オカモト氏「水がきれいな場所とか...」。J「水がきれいな場所は誰にとってもいい場所ですよね」。それ多分意味違う。
オカモトさん困り果てて「質問は興味があるかないかだったんですが、今ので答えがなんとなく分かりました」(笑)。全く興味がない、ってことで。
やりとりが面白かったです。
あとは適当に列挙します。
Q. 曲のタイトルとかはインスピレーションで決めるのか、考えて(調べて)決めるのか?
A. これは、インスピレーション、って答えてたけど、話を聞いてるとどっちもあるっぽかった。
先に曲名が決まることもあるし、曲からタイトルが決まることもある。やり方が固まってるわけではなさそうでした。
Q. またCLUB PYROやりませんか?
A. どうやらこれは「タイムリー」な質問だったらしく、ちょうど今年は何をやろうか?ってスタッフと話してて、候補に挙がってたらしいです。
だから今年もまたやるかも、って。
Q. お勧めのアーティストは?タワレコで買って帰ります。
A. 最近9mm parabellum bulletとか(9mmのくせに12mmくらいありそうって)、ラジオにゲストで来てくれる若手とか、若い人が頑張ってる。
一昔前のレコード会社のためのバンドじゃなくて、時代が一巡して俺たちの頃みたいな若手が多いから期待できる、って言ってた。
Q. 新成人ですが、大人のルールを教えてください。
A. 若いことは逃げても許してくれる回りがあったかもしれないけど、大人は逃げられない。
Q. (男の子からの質問)Jさんのシルバージャージを来て自転車で日本一周しました。俺ってロックですか?
A. すごいことだと思う。やる前と後では違う自分になってそう。途中でズルすることもできたはずなのにやりとおしたのはすごい。でもやり遂げられたのは俺のシルバージャージのお陰。
Q. PVの見どころ
A. 「途中で色が変ってるんだよ、気付いた?」って会場を見渡すも、皆シーン。
ごめん、正気何回も見てないんだわ(^-^;)
ちょっと説明してた言葉尻は正確じゃないんですが「最初は古い感じがだんだんクリアになってく」みたいなことを言ってて、何人かが「あ~」って頷いてるのを見て、「何だ、そんなもんか」ってちょっとガッカリしてた様子。
これにはオカモトさんも「ちゃんと見てくださいよ!!」ってキレてました。
後で見たら確かに変わってるね。あまりに自然すぎて。
後最後に、今年の抱負を話してました。
気づいたら来年はソロ14年目だとか、「俺はAB型なので」、どうやら満足してる自分としてない自分の2人の自分がいる、という意味らしく、その2人が常に全力で追いかけっこしてるんだ、って言ってた。
音楽とかライヴとかって、聴く側からすると常に受け身でもいられるものだと思うんだけどね、Jはそうさせてくれないよね。
Jを見てると、Jが必死になって次に行こうとしてるのが分かるから、私たちも、単に見てるだけ、出てきたものを受け入れるだけ、ついて行くだけ、じゃなくて、一緒になって新しい道を探したいなって思う。
ほんと不思議だね。「楽しみにしてます」って言葉は当たってるようで当たってない。
少なからず私は、楽しみにしてる半面、はらはらもしてる。J君は次の扉を開けるのかな?新しい場所に行けるのかな?って。
Jが次の場所に行けるように、少しでもいいから加担したい。
だからライヴでありったけのパワー使いきるし、自分たちでライヴを楽しいものにしたいと思う。
それが応援してる、ってことだと思う。
このツアーが終わったら、また暫くあいちゃうのかもしれないけど、ただ待ってるだけの自分にはなりたくないなって思った。
今日はアルバムのこと、ツアーのこと、沢山語ってくれたので、今までにも増してJが好きだと思いました。
あと、とりあえず、2010年はパワースポットでうどんを打つってことでオカモトさんが楽しみにしてました。
( Last-updated: 2011.11.27 20:48 )