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2012.04.28 J @ 新宿BLAZE 感想

J F.C.Pyro Only 10th anniversary Live 2012 [I am the PYRO.]

Date:2012.04.28

Place:新宿BLAZE

今年最初のJライヴ!は、J的にも自分的にも初めての会場、新宿BLAZE。

2010年の12月?にできた会場らしい。
渋谷っ子の私は新宿事情にはかなり疎く、最後に歌舞伎町行ったのは多分去年の8/12。
コマ劇の建物がいつのまにかなくなってて、あの辺一帯の眺めが変わっててびっくりしました。

そして、映画館とかに紛れてでかでかと「BLAZE」の看板が...
こんなそこにライヴハウスができたのね。

あの辺、少し離れてLoftがあったり、うろ覚えだけど新宿にあった頃のliquidroomも確かあの辺だったような。Marzもすぐ近くだし。
新宿って全然縁がないと思ってたけど、結構ライヴハウス密集してるのね。

だからなのか分からないけど、周りはコインロッカーの宝庫でした。
BLAZEの中のコインロッカーもキャパに対してそこそこ数があるって調べて知ってたけど、周りのコインロッカーが多かったのであんまり中に入れる必要ない気がします。

とりあえずBLAZEの広場、BLAZEに向かって右側の映画館の建物にロッカーが2ヶ所ありました。
あとは同じ建物の西武新宿線側のファミマにもあったし、BLAZE出てまっすぐ行って突き当りを左に少し行った建物にも少しだけどありました(地下にもあるらしい)。
近場をぐるっと回っただけでそれだけ見つけられて、後は西武新宿駅。
駅の1階と2階の改札外にもそれぞれあるらしいです。
駅の地下通路にも結構な数のコインロッカーがあって、前に何かのライヴのときに使って覚えてたので私は今回はそこを使いました。


今回はグッズはリスト見た段階で目ぼしいものがなかったので並ばず。
グッズ販売は地下でやってたらしいけど、あの立地だと並んだのは外なのかな?
16:30近くに会場着いたら既にグッズ販売終了してた。


開場は20分近く押しました。
初めての会場な上に久々のライヴで、更に入ってから気づいたんだけど、ローディさんが総とっかえになってたのが原因ではないかと思う。


入ってみたらBLAZEは思ってたより広い会場でした。
キャパ800人って、そうか、これくらいか、と思ってた。
横幅が思ったよりあって、そしてステージの奥行きが相当あった。
ステージは特に低いということはなかったと思うけど、ドラムセットはただでさえステージ直置きなのにステージの奥の方に置いてあるために、後ろの人には殆ど見えなかったんじゃないか?と思う。

あと、前の方だけかもしれないけど空調が強くて、今日はすごく熱かったのにあんまり汗をかかなかったのはそのせいじゃないかと。
PYROMANIAのときに前の方では風のせいでライターがなかなかつかなくて苦戦している人が目立ちました。
欲を言うと、PYROMANIAの時だけ空調切ってくれると嬉しいな、とか(笑)。


開場が遅れたせいもあると思うけど、開演も20分以上押した。
Jのライヴ久々すぎて、もうずっとドキドキしてた。(久々じゃなくてもライヴ前は絶対緊張する人)



1曲目はまさかのnever ever!!
始まる前、1曲目は何だろうとか、どんなセトリだろうと色々予測されてたと思うけど、これが当たってた人はいないんじゃないかな!?
私もベタにBring The Lightだろうと思ってたし、セトリもニューアルバムを殆どやるんだろうと思ってた。

今回のセトリは、いい意味でかなり裏切ってくれたと思う。

何でnever ever何だろう?って聴きながらずっと考えてた。
セトリ見直してても、今回はRIDE以降の曲は、ON FIREを除くとこれだけなんだよね。
RIDEの中でも、I feel youの方が1曲目としてはピッタリな気がするし、RECKLESSの方が普段はライヴでよくやってるし。
この曲を1発目に持ってきたってところに何か意味がある気がして。
RIDEから続いてきてるってことで、ON IREの前にRIDEの曲を持ってきたのかな、とか。
まぁ考えてても答えはご本人しか持ってないので、どっかで機会があったら聞いてみたいなーと思いつつ、多分聞く機会もなければあってもその頃には忘れてそう。


never ever以外にも今回の選曲は、ほんとにレア曲ばっかり。
こういうところは、さすがF.C.Pyro限定って感じなのかな。
2006年?のPyro Nightでblowをやってくれて、一瞬、これなんだっけ??ってなった記憶が(汗)

個人的にはCrush CourseとかWhat's That Mean?とか、時々ライヴで聴きたくなる曲なので嬉しかったです。


何気にかなりレアだったんじゃないかと思うのはTwister。
この曲ってリリースされた直後にしかやってなくて、自分のログ見る限り、リリース翌年の2008年ニューイヤーライヴが最後。

あまりに久々で、忘れてんじゃないかと自分で思ったけど、数年ぶりでも体が全然忘れてないんだってことが分かった。
ほんとに、音楽って体で感じるものなんだよね。
小さい頃に歌ってた童謡とかも、大人になってもあんまり忘れてない。
体に刻み込まれてて、口や体が勝手に動く感じ。


J君がアンコールの時かなんかに話してた話、改めてセットリストを見てると、自分でも同じことを感じる。

「F.C.Pyroが10周年で、10年間の日々が皆にも刻み込まれてる」
「音楽ってすごい」
「せっかくロックを好きになったんだから」
「皆も気づいたらそこにいたりしない?」
「意見のない大人ばっかりのなかで、やりたいことをやって、やりたくないことはやらない。皆は選んでここにいるんでしょ」

Jの言葉は断片的にしか覚えてないし、そもそもJ自体が言葉足らずで、言いたいこと、分かったような分からないような。
ていうか大事なところで言い間違えるし(笑)
「やりたいことをやって、やりたくないことをやって...」あれ?
そういう、言葉でうまく説明できないことを一生懸命伝えようとしてくれるところも含めてJが大好きなわけなんですが。

話してる時も「言いたいことの半分も言えてない」って言ってた。
Jは音楽でいつもPyrosへの想いを伝えてくれるからそれで十分だよ、と思った。


何て言うか、私も全然うまく書けないのでここで書く必要もないことなんですが...。

私の10年間はもうほぼほぼJにひた走った10年間だったし
今日やってくれた1曲1曲に、体に染みついているものがある、と思う。

Suicide Dreamを最初に聴いた時の、ステージ全体の圧倒感だとか
I HATE YOU聴きながら思い出したムカつく出来事の数々だとかw
Call Meを初めてライヴで聴いた時の戦慄だとか。

今日は、聴きながら色々思い出す曲が多かった。
変わってないんだよね、初めて聞いた時から。Jもそうだけど、多分自分も。
勿論今日やってない曲もそうなんだけど、ずーっと、この人の音楽と一緒に生きてきたなぁ、とJのMCを聴いて改めて感じた。

何か色々思うんですが、やっぱうまく書けないのでやめますw


今思うと、すごく回顧の多いライヴだった。
後悔とかじゃなくて、ふと立ち止まって振り返ってみる感じのライヴ。

JのMCも回想的だったし。


「時々、俺は何処に行くんだろう?って考える」らしい。

何かする前に、考えることもある。って。
曲を作っても、こういうんじゃないってぶっ壊すこともあるし。って言ってた。

去年の夏にhere we goをやってた時から今のアルバムの形がなんとなく見えてて、
次の音楽をやってみるのも、いいかなと思った。らしい。

今は、自分たちの演奏に胸を張れる。って言ってました。

何かMC断片的にしか覚えてなくてすみません。
ほんとに涙出てくるくらいいいこと言ってたと思うんですが、どうもつながらない。


そんでしみじみした後に「よかったら一緒に歌ってください」ってBaby Babyとかやっちゃうからずるいよね(笑)。


F.C.Pyroが10周年だって話になったときに、
「Pyro10年生いる?」とか聞いてました。
そこはしっかり手上げちゃうよ。

「最初は自分のファンクラブが10年も続くとは思ってなかった」と言いつつ
「80年くらいやりたいよね」
80年てwwお兄さんお幾つですかwwwと思ってたらステージ上で必死に計算してるJ君がいましたw
そして答えが出たらしく「不可能はない!」
うん、J君ならやれるかもしれない、って書いておきます(笑)


今日はほんとに迷言が多かった!!

「やりたいことやって、やりたくないことやって」もそうだしw
JのMCをまとめようとしてても、ところどころに迷言が混ざってるのでうまくまとめられないです。


本編後半の'97年当時の曲をやるときに
かっこつけて「ナインティーン...」って英語で言い出したと思ったら「セブンティナイン」
ん????
スコットに思いっきり突っ込まれてるしw


一番の迷言は、何と言っても「久しぶりの新曲」(笑)。
Suicide Dreamの前に言っちゃったんですが、「久しぶりの曲」と言いたかったらしい。

これには皆爆笑。

本人も「今日ダメなんだよね」的なことを言ってました。
「俺がタイトルコール言った後に別の曲始まっても、汲んでくれ!」
出た!「汲んでくれ」wwあれ好き。

最近よく言い間違えるらしく、「年かな!!??」って冗談半分に言ったりもしてた。
年でしょうw


Suicide Dreamはの歌詞もふっとんでたしw

ずっとニューアルバムの話するの忘れてて、
突然思い出して、「あ、そういえば聴いてくれた!?」とかw
そこ大事でしょw
リリースから1ヶ月も間空いて忘れちゃったの!?

「10年前の俺を見たら...多分皆好きになると思う」とかw
意味が全然分からなかったw

何処でだったか忘れたけど、結構いい話をしてる時に「整合性が...」と言い出して、
その「整合性」の使い方が合ってなかったように思うのは私だけ?
「ん?整合性?」って、そこも意味がよく分かんなかった。

最初の方のMCで、「リハしすぎてこんなに声枯れちゃったし」
熱意は分かるんだけど、そういうのを本末転倒というのでは?(笑)

真面目な話をしてて、皆真剣に聞いてる時に
何だったか忘れちゃいましたが本人は冗談を言ったらしいのに皆がしーんとしちゃって「今の笑うとこじゃない?」みたいなリアクションしたりw


でもこういうのもF.C.Pyro限定ならではだよね。
JのMC中のフロア側のお喋りが多いのが気になったけど。


「セブンティナイン」の後に、
'97年当時、メンバーがいくつだったかって話になった。
あんまり聞き取れなかったんだけど、Jが27だったとかごっちんが21だったとか、そんな話になって、
自分いくつだったんだっけ?と計算してみたら中学生だった、そういえば。
何か信じらんないなー。濃厚な15年間だったよ。


年の話をしてたときだったか
Jが藤田さんに何か話を振って、それに藤田さんが答えた後に、
藤田さんがJに「何か自分ばっかりずるくない!!?」って食って掛かったら、
Jが「なんだと!?」みたいな感じで藤田さんに向かっていって吹いたw
藤田さん「ごめんなさい」っておろおろしてたw(冗談だろうけど)

たまに言葉で返せないときとかにJ君体が先に出て威圧的になるよねw
そういうとこも好きw


好きと言えば、Jの髭が伸びてた。
髭好きの私としてはかなりテンション上がりました。
髪の長さもあれくらいが好き。
最初出てきたときは、ややセンター分けでやたらもっさりしてるなと思ったんですが
ライヴが進むにつ入れて汗でいい感じにまとまってきてw素敵な髪型になりました。

服も最初デニムのシャツでかっこよかったー。



スコットは更にびっくりするくらい痩せてた。
沖縄の時泳いでるって言ってたけど、やっぱりそのせいなのかな?

今回のドラムソロもかっこよかった。
ドラムソロ後にJが出てきて、スコットのドラムについて力説してたw
「ドラムって早ければかっこいいと思ってない?そう思ってた中学生じゃなかった?」
そこで藤田さんが「大人になっちゃったねぇ」の突っ込みがw
私も、「それはJがそう思ってた中学生だったんじゃなくて?」と思ったw
「一つ一つを力強く叩くのって大変なんだよ」
「だからスコットはすごいんだよ!!」
それは知ってるよw



藤田さんのメンバー紹介は何か芸人さんの真似?をしてたぽいんだけど、
例のごとく分かりませんでした。
あれ通じてる人どれくらいいるんだろ。

あと「趣味はハムスターと遊ぶことです!」って言ってたねw
Twitterでよくハムスターの画像上げてるのでそこは吹いてしまいましたw

今日は藤田さんコーナー暫く終わらなくて(と言ってもそんなに長くなかったけど)、
藤田さん自らJに「早く次行ってよ!!」(笑)
J君「ほっとくとどうなるのかなーと思って」
このやり取りはどっかで見たことがあるんだけど、
今日はその後藤田さんが「俺が歌うか」と言い出し、
それを聞いたJが「(やっぱり)喋り足りなかったんだ」みたいなことを言ってたのが面白かった。



あとMCの途中でゴールデンウィークの話になって
J君今知ったみたいな顔して「そっか、GWなのか!!いつから?今日から?」
てかそれに合わせてスケジュール組んだんじゃないのかw

そっから、皆休みなの?みたいな話になった時に、お客さんから「Jは?」みたいな声が上がり
「俺?俺は仕事だよ」
仕事って言っちゃうんだwそりゃ仕事だろうけどw

ついでに「俺ずっと仕事だよ!俺に連休なんてないもん!!」(怒)
いやそんなにきれなくてもw

Jさんの場合それが本望なんじゃないんですかw
思わず「それでいいじゃん」って呟きました。


今年初ライヴだって話になった時かな?
この4か月間はほんとに濃い4か月だったって言ってた。
自分のレコーディングだけじゃなくて、他のバンドのレコーディングもあったからってニヤニヤしながら言ってました。

そして、「何とか無事生還しました!!」
どなただったか、編集者さんにエレベーターで久々に会った時もそう言ってたって書いてあったね。
よっぽどハードな4か月だったんだろうな。



ニューアルバムの曲はどれもかっこよかった。
一番聴きたいなと思ってた曲をやってくれた感じ。

特にStrom Riderは、年末にやってくれたときよりアルバムで聴いてくうちにどんどん好きになってて
Jが曲やる前に「皆のことを考えて作った曲です」って言ったのがすごく嬉しかった。

演奏中も、年末のライヴのときよりずっと楽しくて、多分終始笑顔だったと思う。
Jの王道みたいな曲だけど、ストレートで大好き。


Fireも、曲はよかったんだけど、もっと跳びたいなーと個人的には思う。
Fireは聴く曲っていうより踊るか跳ねる曲だと思うんだけどなー
初めてライヴでやったからか、あんまり動きなくて残念だった。一人で跳ねてたよ。


曲の最後にいつも何回で締めるかをJがいつも指でメンバーに知らせてるけど、
BURN OUT?の最後にJが両手を目いっぱい広げてメンバーにアピールしてたのが印象的でした。
そんだけ満足したんだなってことが伝わってきた。
そんでもって10回は壮絶だったw


アンコールの時にスタッフさんがJの足元のカンペを貼り換えにきてた。
あれはセトリだったのかな?伊藤さんがしきりに見てたのでそう思ったんだけど。

そういえばJ君この前、ライヴの途中で曲を変えることもあるって言ってたし。

だとしたら何が何になったのか気になる。


アンコールと言えば、絶対書いておかなきゃいけないのがGraceful Days!
今回のパイロズアンケートで1位になった曲。

友達がずっと聴きたいって言ってたので、イントロ聞いて「うわっ、きた!」と思った。
そして後ろの方から悲鳴のような声が聞こえたw

この曲こそいつ以来だかもう分かんない。

アンケート曲、前回は自分も投票したWalk alongだったからよく覚えてるけど、毎度バラードだよね。
大阪でもやるのかな?
前回のレポ読んでたら、前回は東京だけ2daysだったから、東京で1,2位をそれぞれの日にやって、大阪では1位だけやってた。
てことはやるんだよね、多分。


Feel Your BlazeではJが「このライヴハウスの名前を見たときから、この曲をやんなきゃと思ってた」って言って、皆納得したように頷いてた。
ほんとにJにピッタリすぎる名前。
ロゴも稲妻っぽくてかっこいいし。なんで今までやらなかったのかと思うくらい。
とは言え、個人的には渋谷の方が断然嬉しいんだけども。


BLAZEは広さや空調は嫌いじゃないです。
ただ終わった後のロビーのカオスがひどかった。
通路にコインロッカーがあったり、ドリンクコーナーがあったりで、人の行き来の方向がぐちゃぐちゃで出るのに相当時間かかった。
あれはもう少し誘導で何とかなるんじゃないかなーと思う。


あ、あと最後に出口でJ表紙の『club Zy.MAG』配ってました。
配布日に探し回ってた人もいたのに、まさかここで配ってるとは(^^;
確かにライヴハウスでも配布って書いてあったけどね。


そんなこんなで久々のライヴは
あっという間に終了。
いつもより曲少し多かったと思うし、MCも長かったのにあっという間でした。

でも終わったあとは久々の充実感でいっぱいでした。

やっぱライヴっていい!Jのライヴが大好きです。

タグ: F.C.Pyro Night J live レポ

( Last-updated: 2012.04.30 13:01 )