2012.08.01 J @ 札幌cube garden 感想
J LIVE 2012 summer tour -ON FIRE- [ Add Fuel to The Fire ]
Date:2012.08.01
Place:札幌cube garden
札幌楽しかった!
こういうのがあるから遠征はやめられない。
温かいライヴだった。
札幌っていつもこんな感じ。
普段のギャンギャンなライヴとは違うから、人によっては物足りないっていう人もいるかもしれないけど、これはこれで好き。
最初はどうなることかと思ったけどね(笑)。
振替になっちゃったので、そもそも来れる人が少なくなっちゃったんじゃないかなって最初は懸念してた。
開場時点では確かに人少なくて、やっぱりかぁと思ってたんだけど、始まる直前になったら結構入ってたのでそこは安心した。
遠征組は少なかったけど、地元の方々は沢山来てたみたい。
それこそ、地元しか行けない!って方が多かったんじゃないかと。
でも、新曲が多い前半は、悪くいうとノリが悪く、ステージも何だか一体感がなくてあれれ?と思った。
何かピンとこない感じ。
多分こういうとき、一緒にツアー回ってる人達が頑張らなきゃいけないんだろうなとは思いつつ、前半は自分的にも何だか上がりきれず、全力だしきれず。
あれ?って感じちゃうとだんだん自分が冷静になってきて、ステージを外から眺めてるのに気づく。
もうどの曲だったかも忘れちゃったけど、演奏中にごっちんのギターの弦が外れたり(はずれたんだってことは後からJがMCで言ってて分かった。そのときは、ごっちんが必死に弦をいじってるってことしか分からなかった)、藤田さんのギターの音が違ってたり、ごっちんのギターの音がちがってたり。
Jも心配そうにごっちんや藤田さんを見てて、この人もまだ全開じゃないなと思った。
LIE-LIE-LIEのイントロで、Jが「カモン、ごっちーん!!」って言ったのも、一瞬何て言ったか聞き取れず、当のごっちんも多分聞き取れてなくて、ギター始まらず(笑)。
ごっちん「え?」みたいなキョトンとした顔してた(笑)。
そんなちぐはぐな感じ。
楽しくなってきたのはドラムソロ後のStorm Riderから。
このまま行くとせっかくの振替公演がつまんないまま終わっちゃうぞ、と思い、何でもいいからとにかく盛り上がろうと思った(我ながら横暴・笑)。
storm riderは大好きな曲なので、とにかく全力で体で感じようと思った。
多分あの場にいた人たちの多く...ステージの上のメンバーもがそう思ってたんじゃないかと思う。
storm riderから一気に一気に雰囲気が変わった。
いつものJのライヴ。
最前のバーの、丁度膝の高さの場所に横のバーがあって、跳んだら確実に膝小僧ぶつけるから最初は躊躇してたんだけど、そんなこと考えてる場合じゃない、と途中から跳びまくってた。
ライヴ終わったら案の定膝がすごいことになってたけど、これこそ頑張った証なので気にしない。
(因みに一週間経った今でもまだ残ってる)
自分が楽しもうと思えばライヴは楽しくなるんだってことを改めて感じたライヴでした。
そして今日のEndless Skyは最高だった。
Jの喉のコンディションは最高ではなかったようだったけど、それすら気にならないくらい、すごいステージだった。
ライヴ中のEndless Skyのことを書こうとすると、どうしても「すごい」とか「ヤバイ」とか、そういう言葉しか出てこなくて申し訳ないんですが...。
何度も何度もこの光景を目に焼き付けて、心に焼き付けて、ずっと忘れたくない、と思ってた。
多分聴いてるこっちも、全身で音を受け止めてたんだと思う。
そのお陰か、ライヴじゃない時でも曲を聴くとステージの光景がはっきりと浮かんでくる。
サビでものすごいエネルギーがステージからぶつかってくる感じ。
メンバーが体全体で演奏してる感じ。
間奏中に、Jとごっちんがニコニコしながら顔見合わせて演奏してて、キラキラしてる感じ。
Jの叫んでる姿。
そういう光景を思い出す度に、不思議と頑張ろうと思える。
ステージからもらった力が、まんま自分の力につながってるのが分かる。
アルバム聞いてるだけで、魂が飛びそうになる(笑)。
私、Jの曲で1つの曲をこんなにリピートしたのってもしかしたらNOWHERE以来かもしれない。
アルバムで聴いてただけの時はそこまでじゃなかった。
ライヴで聴いて、曲に命が吹き込まれた気がする。
あのライヴで聴いた感じを、ずーっととっておければいいのにと思ってしまう。
このツアーで一番印象に残ったEndless Skyになりました。
札幌ほんとにいいライヴだったなぁと振り返ってみて思うのは、あんなEndless Skyを聴けたっていうのもあると思う。
MCも、いつもより何だか少しだけ温かかった。
ON FIREというアルバムについて、ただうるさいだけ、ただ激しいだけじゃない、本質?みたいな話をしてた(忘れちゃった^^;)。
ライヴにきて、日常生活を頑張ろうって思えてくれたら嬉しい、みたいなことも言ってた。
それから、今この瞬間は、紛れもなく現実だから、って熱く語ってた。
その言葉がすごく嬉しかった。
仕事したり、家事したり、っていうのが現実で、ライヴは非現実...ってことじゃないんだ。
ライヴは現実逃避なんかじゃない。
またうまく書けないけど、地に足つけて生きるって感じがした。
Jが昔、ライヴでRoute666の歌詞を変えて「この俺がリアル」って言ってたのを思い出した。
あれがすごく好きだったので、現実とか言われるとそれを髣髴とさせる。
メンバー紹介も今日は色々面白かった。
まずスコットは、札幌が延期になったことに触れ、出てきた途端に「ごめん、ごめん、Sorry, Sorry」って謝ってた。
それから英語で「心配してくれてありがとう」って。
Jがそれを日本語に訳してました。
ごっちんは、アンコール前楽屋に引っ込んでた間に、外の階段に締め出されたらしい(笑)。
涼みに行ってたのかな?
慌ててドアをドンドン叩いて(ジェスチャーつきで説明してたw)開けてもらったらしい(笑)。
その光景想像して笑った。
その後のJのMCでも、最初Jがフロアのお客さんに向かって「我を忘れるってどんな感じ?」って聞いたんだけど、フロアからは反応なくw
その後ごっちんに「ごっちん、我を忘れるってどんな感じ?」って聞いたら、ごっちん「うぉううぉー」って全身で表してたw
素敵すぎるよごっちんw
J君、皆まだ我を忘れられてないよ、って意味でそういったのかなと思った。
北海道好きの藤田さんは今回もローカルネタを披露してた。
殆ど理解できなかったんですがw
○○寿司?の出前取ったとか、とっぴ~(回転寿司らしい)に行ったとか。
札幌のお客さん、前のこともよく覚えてて、クマ牧場とか、前に藤田さんが言ってたスーパーの名前?とか出してました。
藤田さんがいつもよりテンポよく喋ってるのを見たJ君「今度から札幌は...アンコールで藤田さんのショータイムを作ったほうがいいね」みたいなことを言い出すw
それ聞いた藤田さん、何を思ったか「え、場所変えて?」。
多分ライヴとは別枠で公演をするのかと思ったんだと思う。
あくまでも本編とアンコールの間の話をしてたっぽいJ君は「いやいや、まだ曲やるんだから...いてもらわないと困ります!」
それを藤田さんがすかさず拾って「いないと困るって...」って頬染めてました(笑)。
そのやり取り面白すぎだからw
アンコールではなかったですが、Jが「札幌は、もう何回目になるのかな?」って聞いたら、フロアから「6回目!!」の声が。
すげー!数えたのか!!とJも私たちも感心してたら「嘘!!」と同じ声ww
嘘かよw
でもJさん「そういうの好きだよ」って笑ってました。
あと、MC中に「函館来て!!」の声が上がり、そっから「○○来て!!」攻撃が(笑)。
何処だったかな。小樽とか?
J君最初は乗り気で聞いてたんだけど、途中から「その話はまた後で!」って切っちゃったw
それで、後で今度は北海道ツアーの話でもするのかと思ったら結局その話しなかったw
でも、札幌はまた近いうちに来ます、って言ってた気がする(色んなところとごっちゃになってるけど多分言ってました)。
当日札幌行の飛行機待ってる時にスコットに会って、ちょびっとだけ話をしたんですが(会話と呼べるレベルではなかったけど)、カーテンコールで前に出てきたスコットが、覚えてるよと言わんばかりに手タッチしてくれたのが嬉しかったです。
ライヴの盛り上がり的には多分新潟とか金沢の方がすごかったと思いますが、個人的にはこういうライヴも好きです。
やっぱ単発ライヴも好きだけどツアーが好き。
Jは「ツアーはまだ始まったばかり」って言ってたけど、札幌で既に5本目。
国内公演はフェス除くと13公演なので、何気にもうすぐ折り返し。
残すは仙台と海外公演以外は大きな会場ばかりですが、一本一本を大切に、最後までツアーを楽しみたいです。
( Last-updated: 2012.08.08 22:49 )