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2011.04.23 ミュージカル『ピンクスパイダー』 @ 札幌ニトリ文化ホール(その他色々)

J ミュージカル『ピンクスパイダー』

Date:2011.04.23

Place:札幌ニトリ文化ホール

行ってきました、札幌。

ピンクスパイダー大千秋楽。


東京の初日に見たときに、hideちゃんがステージにいるように感じたって書いたんですが、また、同じことを思いました。
(因みにhide人形はアンプ?の上にいた)

名古屋から日にちが空いたせいか、初日の感覚がまた色濃く戻ってきた。

きっとhideのライヴはこんな感じだっただろう、hideちゃんだったらきっとこんな風に歌っただろう、って、実際は見たこともないのに、妙に懐かしい感覚。

hideちゃんの音楽の素晴らしさ、Jが言っていたように、hideの音楽の根底に流れているメッセージが、ステージの上から痛いほど伝わってきて、ずっと涙が止まらなかった。

もう会えない人だから切ないって言うのはあったかもしれないけど、悲しいんじゃなくて、感動したんです。


特に、Junk Storyがヤバイ。

すごく好きな曲。
あのダイレクトな歌詞と、メロディがヤバイ。

ミュージカルのストーリーともリンクして、音楽がいつもそこにある生き方(自分だけじゃなく)を思ってつい涙が出てくる。
hideちゃんが皆に与えたものってまさにこれだったじゃないか、って。

あと、twitterで誰かが言ってたけど(miscさんかな?)、Junk Storyって初めてステージの上で演奏されたんだよね。

Jの言葉じゃないけど、まさに解き放たれた感じ。


涙が止まらなくて、楽しい曲になればなるほどハンドタオルが手放せなかった。


多分、ステージの上の人たちのhideちゃんへの想いが詰まってたからだろうと思う。

特にTAKAさん。

TAKAさんが歌うhideは、声が似てるとか歌い方が似てるとかでは全然ないのに、hideを彷彿とさせる。

これも誰かが言ってたけど(iNAちゃんかな?)、TAKAさんが歌ってくれてよかった。

真剣な表情にもグッとくるものがあるんだよ。

皆そうだったけど、表情から決意がhideちゃんへの想いが伝わってくる。


皆すごかったよ、うん。



今日は、さすが最終日。

色々、今までにないエピソードがありました。


まずアドリブの多さが全然違った。


川口さんが最後のシーンでアドリブで何か言うのは後半お決まりになってたけど、今日のはすごかった!
というか長かった(笑)。

「本部がニカラグア...」ってところで「本部が原宿のレモネードショップ」ってww
思わず拍手した!

hideのミュージカルなんだからそういうアドリブが嬉しい。

その後も「札幌支部はないのかな〜」と、松崎さんに無茶ぶりwww

でもそこですごかったのが、松崎さん「それは...松本ヒロシ次第じゃないですかね」
さすが!!

そこから川口さんが「ねぇ、俺普通の台詞に戻ってもいい?」って、おいww
そんなグダグダなかんじですかw


この辺のやりとりが長くて、台本と違ってたので、待ってるJがハラハラしてるんじゃないかとこっちが気が気じゃなかったw

J君あんまり融通利く人じゃないからさぁ、そこでアドリブ入れられるとどうしていいか分からなくなっちゃうと思うのw

一応台本通りに戻ってくれたのでよかったけど。

最後の最後で台詞すっ飛ばしたらどうしようかとw

本音は、Jもそこでアドリブで自分の台詞言ってくれたらよかったなーと思ったけど、まぁJはJなのでそんなこともなく。
(いや、Jはそれでいいと思う)


Jが去った後も、川口×松崎の掛け合い?は続き、松崎さんの「標本からでもそうなるんですね」って台詞に対して川口さんが執拗に「それどういう意味?なぁ、どういうことだよ?」と詰め寄り(多分2,30秒やってたんじゃないかとw)、収拾つかなくなり最終的に照明さんがステージを暗転してしまい、お客さん大爆笑w


アドリブは南沢奈央ちゃんもやってた。

メルとエスで、何か始めようという話をするシーンで、いつもだったらメルが「二毛作!」って言うんだけど、それがあまりにもマンネリ化してきたからか、奈央ちゃん突然、

「その前にお腹すいたから何か食べにいかない?」


えwwww

多分武田君もビックリだったんじゃないかと。

そして奈央ちゃん淡々と「札幌って何が有名なのかな〜?」

武田君「ラーメンじゃないかな」

この武田君の台詞が全然動じてなくてすごかった。

奈央ちゃん「ラーメンかー」

武田君「君って変わってるね」

超自然な流れでした。

役者さんってすごいなー。

お腹すいたからってどういうこと?と思ったけども。



カーテンコールでは、武田君が全員に挨拶させてた。

戸室さんとか、公演中のあの黒い感じと全然違って、超さわやか好青年w

戸室さん面白くて、噛んで武田君に突っ込まれたりしてた。

「皆の目の色が同じだったんです」

え????どういうこと???www

しかも武田君に「1+1の話してよ」ってせがまれて、「あぁじゃぁ...」って話しだそうとしたら、照明さん、戸室さんにスポット当てて他真っ暗にww

すごい一人で脚光浴びてたw


1+1の話は、

人生の半分は問題で、もう半分は問題を解決するためにある。

そのあとのつながりをよく覚えてないんだけど、

「辛」という字に「一」を足すと「幸」になる。

だから1+1は幸せなんです、って確かそんな話。


トムさんに突っ込んでた武田君もカミカミだったけどねww


女子ダンスリーダーのたまちゃん(今枝珠美さん)も、話してある間にスポットライト当てられてたww


そしてTAKAさん。

13年前にTRANSTIC NERVEの頃にhideちゃんに声をかけてもらった話など。

あんまり覚えてないんですが、でも最後に、「また春に会いましょう」って言ってくれた。

それが印象的でとても嬉しかった。


TAKAさん、twitterでも、もしまた来年とかにやるとしても...って話を前にしていて、あぁこの人は、またやることを信じてくれてるんだ、と思った。


Jが、東京後半からずっと言い続けていた台詞。

私の中ではかすかな希望としてずっと胸の中に残ってる台詞。

「来年も、再来年も、10年後も、20年後も...」って台詞。



ずっと、書こう書こうと思ってて、全然感想書けてなかったんだけど、東京公演も初日以外に7公演(勿論千秋楽も)、あと名古屋も行きました。
なので私にとっては札幌で通算10公演目でした。


その途中で震災があった。


武田君が、本当は3/11が僕の個人的な初日だったって言ってたけど、あの日はJのアフタートークもあって、私も本当は急遽行くはずだった。

あの日は、会社のイベントもあって相当悩んだんだけど、初日に見て以来、ずっと、早く見たい早く見たいって気持ちでいっぱいで、うずうずして、どうしても諦められなくて当日券買ってた。


どうしてもまた見たい、って思う。
そういうミュージカル。

元気をくれるミュージカル。
音楽の素晴らしさを教えてくれるミュージカル。

だから、皆に見て欲しかった。


でもあの日、地震があった。

そして、仙台公演、新潟公演が中止になってしまった。


すごく悔しかった。

何で、延期ではなく中止なのか。


正直、ずっと納得行ってなかった。
新潟もだし、中止になってしまった東京公演もなんだけど、どうして「延期」ではなく「中止」なのか。


毎回、カーテンコールでのキャストのコメントで、主役の武田君か渡部君が決まって、「こんなときだからこそ、自粛ではなく続けることを決めた」って話をしてた。

続けることによって日本を元気にしたい、みたいな。


私はその姿勢をものすごく評価してた。


正直被災地の状況詳しく知ってるわけじゃないから、被災地のためなんて言葉は絶対に使うつもりない。
私は私なりに地震や津波を怖がってるけど、そんなの、現地にいる人達の気持ちが分かるなんて口が避けても言えないと思う。

武田君も名古屋で言ってた。
被災地の人達は、励ましの言葉すらいらないと思うかもしれない、って。


Twitterで色んな意見を見るんだけど...被災者の人の絶望的な声とか、阪神大震災で被災した人達の経験談とか...

色んな思いがあると思うの。
色んなことが起きてて、色んな被害があって、人の感じ方なんて絶対に一通りじゃないから、色んな意見があるのは当たり前だし、どれも正しくて、どれも本当なんだと思う。

だから、絶対に「分かる」なんて言えない。


だから本当は、ピンクスパイダーを被災地でやるべきかなんて分からないんだけど、でもやってほしい。

理由は簡単。
力をもらえるミュージカルだから。


そのことは、キャストの人達も、主催者の人達も分かってるんだろうと思ってた。
勿論Jも。

だったら、こんなときだからこそ何故やらないのか。
ずっと納得いってなかった。



INORANは早々に仙台振り替えを決めてくれた。

大好きなミュージシャンが来てくれるってことが、現地の人達にはどれだけ力になるだろう。

その日を励みに頑張れるんじゃないかと思った。


でも、中止の決定は覆ることなく、すごく悔しかった。


でもいつからか、Jがカーテンコールで、その台詞を言うようになった。

「来年も、再来年も、10年後も、20年後も、続いていってほしい(いくだろう?)」


多分Jは、hide兄の素晴らしさを後世に受け継いで行きたいって想いで言ったんだと思うけど、私にとっては、それが一縷の望みに見えた。


それから、Jの唯一の台詞。

「ある種の蝶や蛾の鱗粉には、何らかの、夢を見せる力がある」

初日は全然覚えられなかったんだけど、17日の公演のときに、J君「夢」という台詞をものすごい貯めてから言ってたので、そこだけはしっかり覚えてた。

その言葉をものすごく大切にしてるみたいに、長く間を取ってから、丁寧に「夢」って言った。


その後の公演でも、やっぱり丁寧に言うのは変わらなかった(噛まないようにしてたのもあるかもしれないけど)。

名古屋のカーテンコールでのコメントでも、「hide兄の音楽の根底に流れる夢とか、希望とか」って台詞が出てきた。

私には何だかその言葉が、震災で暗くなってる人たちへのメッセージのように聞こえた。


是非再演してほしい。
そして、是非仙台、東北でやってほしい。



ミュージカルってよく知らないけど、きっと1ミュージシャンのライヴよりずっと多くの人が関わってて、スケジュールとかの調整も難しくて、そう簡単に再演します、って言えるもんじゃないんだろうな。

Jも、武田君も、TAKAさんもiNAちゃんも、ヒロシさんも、他のキャスト、スタッフの方々も、きっと本当はやりたかったんだろうな。

じゃなきゃあんな舞台にはならないと思う。
武田君の名古屋のカーテンコールの台詞も出て来ないと思う。


名古屋では、Jの台詞には全然泣かなかったのに、武田君が被災地の子供の話をして泣かされた。

あれは反則だよねぇ。

被災地の子供の話。
被災地では、子供が食べるものがない、可哀想でしょう?って、可哀想じゃないわけないじゃんか。

そりゃ泣くよ。


でもそういう台詞を言えちゃう人達が、あっさりと仙台公演を諦めたとは思えない。
と言うか思いたくない。


なので、Jの言葉に含みがあるんだと勝手に思うことにした。


ピンクスパイダーはまた絶対やる。
被災地で絶対やる。


勝手な解釈なんだけど、割と信じてる。


そんな風に思ってたので、TAKAさんが「また春に会いましょう」って言ってくれたのがすごく嬉しかった。

TAKAさんだけじゃなくて、他のキャストの方々のコメントの中にも、またやりたい的な発言がチラホラ。
何だか、Jの言葉がだんだん現実味を帯びていくみたいで嬉しい。




長々と書いてしまいましたが、TAKAさんの後に紹介されたのはJ。

「キャストの中で唯一、生前のhideさんとかかわりのあった~」と何だか仰々しい前置きをつけられJ苦笑。

「何だか、ごめんなさい、少ししか出てないのに」
ほんとだよww


Jの話。

まず、このミュージカルに呼んでいただいたことに感謝したい、と。

それから、hide兄との思い出の話。
「hide兄とは、飲みに行ったり...飲みに行ったり...飲みに連れて行かれたり...」
今までにないバージョンw
でも連れて行かれてるJが想像できすぎて吹いてしまったw


音楽の話を沢山したって言ってた。


それから、最初はものすごく不安だったという話。

でも、リハーサル(「リハーサルって言わないんだよね?稽古って言うんだよね?」ってお決まりの確認)見て、キャストの真剣な表情を見て、これはすげーことになるぞ、と思ったって。


hide兄を知ってるからこそ、壊されたされたくないと思ってて、俺達ができていなかったことを、このミュージカルはやってくれた。
hide兄の音楽を解き放ってくれた。

台詞の中に「僕に羽がなくて」ってあるけど、今日hide兄は翼を得たと思う。

自由に解き放たれた。

来年も、再来年も、10年後も、20年後も続けて行って、hide兄の音楽を伝えていってほしい。


そんな言葉でした。

東京の最後のほうも、名古屋でも大体そんな感じのこと言ってました。

でも「翼を得たと思う」は札幌で初めて出てきた。



喋り終わって「真ちゃんしめて」と武田君に返した。

J君、この公演中ずっと「真ちゃん」と言っている。

ものすごく違和感があってしょうがないw

因みに渡部君は「豪太」らしい(渡部君談)



皆話し終わった後に、スペシャルゲストとして渡部君と高橋瞳ちゃんも出てきた。
(何となく予想はしてたけれども)

渡部君は優等生的なコメント。
武田君よりずっと大人っぽいww

そういえば渡部君ずっと「ピンクスパイダー2011」って言ってるんだよね。
それって、2012、2013があるってことかしら?
期待していいかしら?


瞳ちゃんは髪をばっさりと切ってた。
瞳ちゃんはhideさんの話をした後に、「皆さん今日は来てくださってありがとうございました!...って私何にもしてないけど!」って自分で突っ込んでたのが可愛かった。


あと、武田君のタンクトップの「13」は多分13回忌の13。
TAKAさんや武田君のコメントの中に時々「13年」って数字が出てくるので気づいた。
来年は14かな?


それから、札幌にも(当然)iNAちゃんきてました。
また一番後ろにいた。

ヒロシさんも一番後ろで見てらっしゃってた。


Jのコメントでぐっと来たけど、その後の武田君の喋り方がおかしすぎて涙はどこかに吹っ飛んでいった。


渡部君、瞳ちゃんが加わったところで、お客さんバックに皆で写真撮影。

その間も武田君がカメラマンさんに向かって
「それじゃお客さん入ってないんじゃないですか?」
(カメラマンさんの位置は結構低かった)

それでも立ち上がったりしないカメラマンさんに向かって
「あ、それでも(お客さんを)撮らないんですね」

「あ、入ってるんですか?」

とひたすら喋ってて超面白かった。


あの写真ほしい。
多分顔写ってないけど、手だけでも写ってればw


その後武田君、せっかく渡部君や瞳ちゃんが来てるんだから、と「もう1曲やっちゃう?やろう!」と即決でもう1曲宣言。

「Jさん、もう1曲いいですか...?あの曲...」とJに振るも、J君マイク持ってなくて喋れなかった。

TAKAさんからマイクをもらったらJ君、武田君に耳打ちをするように(マイクを持ったまま)「あの曲ですね」。

全部筒抜けだから大丈夫、って一応言っとく。


「あの曲」は勿論ロケダイ。

準備している間も武田君喋り続け、渡部君に向かって「でも濠太歌うところないんだけどね」。

ちょっとwwこの人面白すぎでしょww

そしたら渡部君「僕ギター弾いてもいいですか?イエローハート」

大歓迎!



ってことで最後のロケダイは今までで一番楽しかったです。

全員総立ちで、手拍子だけじゃなくて拳上がってたし、完全にライヴだね、あれは。

ギターソロでは、武田君の発案でhideコール。

JのボーカルにTAKAさんがコーラスを合わせるのも心地よかった。

歌詞一つ一つを噛み締めて、曲とステージとお客さんが一体になってた。

Jも気持ちよさそう。


前にも書いたかもしれないけど、Jが演ってくれたのがロケダイでよかった。

J君、あんなに人の曲を演奏する機会はもうないかもしれないね。



Jは、呼んでくれたことに感謝しますって言ってたけど、私は、Jを呼んでくれてありがとうと言いたい。


最初は色々と妄想が膨らんだりしましたが、割と想定の範囲内の出演方法で、全然想定してなかったはまり役だった。

Jじゃなきゃできなかったと思し、Jもきっと色んなものを得たんじゃないだろうか。

そして私も、沢山エネルギーをもらった。

あのミュージカルを見ることができて本当によかった。

あそこまでのものを作り上げてくれたスタッフ・キャストの皆さん、iNAちゃん、J君、それから誰よりもhideさんに感謝したい。

hideはすごい!
hideちゃんありがとう。


また春に会いたい。
信じてます。




ここまではまとめな感じな感想なんですが、ここからは各公演でメモしてたことをちょろっと書いておきます。


★3/17(木)夜公演:武田・高橋

震災後、13日に一旦復活するも再度中止になり、中日を挟んで公演が再開された初日。

武田くん「皆さん気をつけて帰ってくださいね。もし帰れなさそうって人がいたら、スタッフに言ってみてください。何とかしたいです…でも、僕の一存じゃ決められないので、ここはJさんに…」とJに振る。

J笑ながら「昼もそんなこといってたよね」
(この日は昼公演もあった)

Jのコメント。
「少しでも希望を伝えられれば、楽しい気持ちに少しでもなってくれたらいいという気持ちで皆ここに立ってると思うので、よかったらまた来てください。」


★3/19(土)夜公演:渡部・南沢

渡部君「今日の感想を誰かに伝えてください。そしたら次の世代にもつながれて行くかもしれないから」

渡部君少し調子悪そうだったけど、初日より柔らかくて素敵な演技。

Jが最後の方でエスの肩を押すときにすごくニコニコしてたのが印象的。

この日は確か最前で、キャストの方々が近すぎてものすごいインパクトがあった。


★3/21(月・祝)夜公演:武田・南沢

Jのアフタートークの日。

ここまで前の方ばかりだったんですが、この日は丁度1階の真ん中ら辺の席。
かなり見やすかった。

Jのアフタートークとあって、超満員。
3階までいっぱい。

パイロばっかりでちょっとウケる。


アフタートークは、司会の佐々木さんのキャラが立ってて面白かった。
相当段取り悪かったけど(笑)。


ことあるごとに「時間があまりないので」「時間の関係で…」
どんだけ時間ないの(笑)。


トークと言うかインタビューと言うか...佐々木さんの質問にJとiNAちゃんが喋るって形式だったんだけど、一応。
質問もあんまり決まってないらしく、進行グダグダすぎて、あんまり記憶がないw


とりあえず佐々木さんがJのことを敬愛しまくってるらしく、Jが「佐々木君俺のこと大好きでしょ」とサラッと言ってたのに吹きました。

あとはJのhideちゃんの話。

多分この時初めて、Jがhideへの想いと、このミュージカルへの想いを話したんじゃないかと思う。

「(このミュージカルは)俺たちが知りすぎてるからこそ表現できなかったことをやってくれてる」
「hide兄が解放された」
って言ってた。

あと、hideちゃんのことを「愛してる」って言ってた。
ちょっと文脈忘れちゃったんですが、「俺たちの愛してるhide兄の~」とかそんな感じで、これもサラッと言ってました。


Jのコメント聞いて、Jをこのミュージカルに呼んでくれてありがとうと思った。


昼公演もあったせいか、TAKAさんの声が枯れてた。
ボーカリストの声がかれるってすごいことですよ。
それだけ沢山、気合いをこめて歌ってるってこと。


Jの台詞の「夢」の前の間が17日より更に長くなった印象。


瞳ちゃんはやっぱり歌うまかった。

瞳ちゃんのときは、Good Byeの歌の配役が違うみたいで、奈央ちゃんのときと大分印象が変わってました。
Good Byeは奈央ちゃんのときの方が好き。


★3/23(水)夜公演:渡部・高橋
Jのコメント。

最初は、不確かだった。どうなっていくんだろう?って。

でもスタッフやキャストの真剣な目を見て、これはすごいことになるぞって思った。

hide兄の曲のベースに流れてるメッセージが伝わってくる。

来年も再来年も、十年後も二十年後も続けて行きたい。

折り返し地点もすぎて残り僅かになったけど、27日までここでやってますので、よかったらまた来てください。

以上。


あとこの日は瞳ちゃんと渡部君のアフタートークがあった。


色々話してたんだけど、Jの所だけピックアップすると

まず渡部君?が、Jが舞台裏で台詞の練習をしてると暴露してました。

やっぱり(笑)

あんな短い台詞でも噛まないように必死で練習してるJの姿が目に浮かぶ(笑)。


あと、これは瞳ちゃん談だったか、瞳ちゃんが自分の出番終わってステージから戻ると、袖でJが暖かい笑顔で迎えてくれるって。

渡部君も、「おぅ豪太」って、分厚い手を差し伸べてくれる、って言ってた。

ピンスパファミリーの中では完全に兄貴らしい。


そういえば、いつだったか忘れちゃいましたが、武田君もJの話してた。

普通Jさんほどの人になると、呼びに行くまで楽屋から出て来なかったりするんだけど、Jは誰よりも先に出て来るって。


★3/24(木)夜公演:武田・高橋
メモが全くないんだけど、確か2階で見た日。

周りにdefspiralのファンと思しき人が多くて、かなり盛り上げてくれてた。

パイロより元気だったかも?

素敵でした。


★3/26(土)昼公演:渡部・南沢
最初で最後の昼公演。

J君昼間は調子良くないのか、ロケダイで2,3回歌詞すっ飛ばしてた。

あとTシャツも夜公演と違ってた。
あの日だけかもしれないけど。

夜公演は黒地に髑髏がプリントされてるやつ。
この日見たのは、黒地にマリアがプリントされてた。


この日は渡部君の最終日。
(正確には夜公演が最後)

だからJが「豪太くん今日で最後でしょ。豪太閉めてください」って促してた。


この日始めて、Jの出番の回数を数えた(今更)。

全部で5回。

最初の、ステージでドヤ顔するシーン。

メルを追いかけるemicaを止めるシーン(その後にTELL ME)。

2回目のピンクスパイダーの後のキューカンバー。

3回目のピンクスパイダーからのロケダイ。

最後に、HURRY GO ROUNDの最後にエスの肩を押すシーン。


いい加減Jの髪型がうざくなって来た。
左目完全に隠れてるし。
鬼太郎以外の何者でもない。


★3/27(日)夜公演:武田・高橋
東京千秋楽。

チケット譲っていただいて、センターの3列目で見てた。

同じ会場で何度も見た上に、札幌行くことは最初から決まってたので、あんまり最後と言う感じがしてなかった。


この日も武田君は始終ハイテンション。

カーテンコールで、「ロックスターは同じ曲を2回もやらないんだよ!」とか言いながら、結局3回もロケダイやってるし(笑)。

一応Jに「いいですか?」とか恐る恐る聞いてたけど、聞く前からやる気まんまんだし(笑)。

Jは、俺は全然構わないよ、的な反応してた。


武田くん面白すぎる。

Jと目が合って思わず「J」って呼び捨てて、慌てて自分で突っ込んでた(笑)。

わざとかもしれないけど、募金箱のこと貯金箱って言ってたしw


Jのコメントはあんまり変わらず。

hide兄を知りすぎてるからこそ閉じ込めてしまっていたものを解き放ってくれた。
的な。

他のキャストの人の、hide兄についてのコメントを聞いて、泣きそうな顔してるJ。
いつもそんな感じ。

他の人が話してる間、俯いてるか、泣きそうに顔歪めてるかどっちか。

泣きそうな訳じゃないのかもしれないけど、すごい微妙な表情してる。

何もせずにステージの上に突っ立ってるのが苦手なのは間違いなさそう。


カーテンコールのコメントのときに、武田君に「どうでしたか?」ってものすごいアバウトな質問されて笑ってた。

同じ会場で毎日やるのはどうですか?って聞かれて、昼間から気合い入れなきゃいけなかったって答えてた。

やっぱり夜行性でいらっしゃるわけですね。
前日の昼公演で歌詞飛ばしたのはやっぱりそのせいだったんですかね(笑)。


Jが、ここからだスタートだと思う、ってJが言った瞬間に、ステージの上の誰かが「えっ!?」って言ってちょっとびっくりした(笑)。


因みにカーテンコールでは当然のように渡部君と奈央ちゃん出てきました。


ていうか、渡部君始まる前に普通にロビーにいたしw

それ以外でも、ロビーにいたらなかなか関係者の方が多くてドギマギしちゃった。


この千秋楽が終わって、名古屋行くことを決めた。


★4/10(日) 名古屋・昼公演:武田・南沢
グローブ座よりずっと大きな会場で、何だか大分見方が変わった。

初めて客観的に見れたというか、全体を見るってこういうことだなーと初めて思えた。

グローブ座それくらい近かったんだよね、何処にいても。


公演自体はすごくよかった。

地方公演は1日っきりなので、一体どれくらい盛り上がるだろう?東京の初日みたいな感じだったら寂しいな、と心配してたけど、全然問題なかった。

東京公演を見たことのある人が結構来てたからだと思うけど、普通に歓声あり、手拍子ありで、最後もスタンディングオベーション。


iNAちゃんが来てた。

というか、私2階のセンター付近の2列目だったんですが、名古屋の会場は1階席の後ろに2階席が続いてるような作りになっていたので、iNAちゃんは1階の一番後ろの機材エリアにいて、ちょっと前覗いたらそこにいてびっくりした(笑)。


武田君の「初日だけど千秋楽」に吹いた(笑)。


Jのコメントはそんなに変わらない。

「ちょっとしか出てないのにすみません」って恐縮しつつ、自分が締めるのは嫌だからって「真ちゃん締めて」って言ってた。


あと、このミュージカルの最初に呼んでもらえて嬉しい、って。

この日も「来年も再来年も...」って言ってたけど、Jの中ではやっぱり、この後ずっと続いていくことなんだろう。


あとこの日に多分、Jは既に髪を切ってたと思う。

ちょっと遠めだったので確かではないんだけど、それまでが相当もっさりしてたから、遠目に見ても何だかさっぱりした気がしてた。

長いほうはあんまり変わってなさそうだったんだけど、右側の元々短かったほうが短くなった気がした。

後日モバイルの動画見たときも、やっぱり切った?と思ったけど、あんまりちゃんと映ってなくて確信がなくて、札幌公演で再確認。
やっぱ切ってました。

でもその髪型は変わらないんですね、と思った(笑)。


名古屋、直前まで迷ってたけど、結果的に行ってよかったと思ってる。



そんなわけで、1ヶ月半にわたって続いてきた公演ですが、振り返ってみればあっという間。
特に途中で震災があったせいで、とても慌しく過ぎて行ってしまった気がします。

「こんなときだからこそ」って言葉、Jからも、他の人たちからも、この1ヵ月半の間何度も聞いた言葉。

こんなときだからこそ、ピンクスパイダーに沢山力をもらいました。
こんなときだからこそ、公演を続けてくれてありがとう。

hideちゃんの素晴らしさを再確認したミュージカル。

公演始まってからずっと、hideを聴いてます。
(勿論LUNA SEAやINORANの新曲も聴いてますが)

もう、13年も経ってるのに、全然色あせず、音楽を通じて今でも私達に生きる力を与えてくれるhideちゃんに感謝。


第一弾はとりあえず終了。
あとは再演を願うのみ。
(そういえばWOWOWのカメラ入ってたのはどうなったんだろう?)


どうか、Jの言葉が現実になりますように。

また春に会いましょう。

タグ: ピンクスパイダー J レポ

( Last-updated: 2011.04.26 22:55 )