2011.07.23 J @ 仙台darwin 感想
J J 14TH ANNIVERSARY SUMMER TOUR 2011 - THE FOURTEEN -
Date:2011.07.23
Place:仙台darwin
仙台、あまり時間がなかったので2日分まとめて感想書きます。
(既に記憶が混ざってるので^^;)
J曰く「2日合わせて初日」だからいいよねw
23日のライヴで「昨日と今日2日合わせて初日だろ!昨日のライヴは最高だった!でも今日ダメだったら、初日、ダメ!責任重大だぞ!」
2日合わせて初日って、あんまり言わないよね~。
分からなくもないんだけど、普通、初日って言ったら1日目だけ。
そういうところではっきりと「2日で初日」って言えちゃうところが、この前の「コンピュータ」じゃないけど、感覚が少し違うな~と思う。
Jのそういうところ好き。
今回のツアー、仙台から始まるというのがとても大切で、でも両日ソールドしちゃってたから、どちらかにしか来れなかった人のことを考えて、そう言ったのかなと思った。
どの文脈の中だったか忘れちゃたけど、「昨日も今日もソールドアウトだったから、ここに来れなかった人たちもいると思う」的なことも言ってた。
Jってそういう人。
この初日2公演は、端々にJの東北への思いが覗いて見えるライヴだった。
MCでも、1日目も2日目も東北への想いを語ってて、特に2日目は、「言葉にしたくない」と言いつつも、アンコールのMCでかなり熱く話してました。
記憶が曖昧で全然言葉を再現することができないので、その辺は両日とも参加されてた増田さんがレポで書いてくださることを期待して、私は記憶に残っているところと感想だけを書きたいと思います。
Jの言葉。
まず、大変なことが起こってしまって、初めのころは、音楽をやることですら失礼に当たるんじゃないかと考えた時期があったということ。
自分に何ができるかを考えて、音楽で皆が楽しくなれる場を作ることで、東北の力につながればいいと思ったということ(ちょっとニュアンス違うかも。「ここにいる皆は仲間なのかな?知らない者同士なのかな?わからないけど...」みたいな言い方をしていた)。
今回仙台に来るにあたって、特別な想いを運んできた。東北以外から来てる奴らもきっと、特別な想いを運んできている。
何かもう、途中からJの顔が見てられなくて、うつむいて聞いてた。
Jが、熱い想いを胸に仙台に来てるんだって分かってたつもりだったんだけど、改めて言葉にされたら、やっぱり涙が出てきてしまった。
去年から泣かされてばっかりだよ。
音楽が、人を元気にするパワー。
東北の人たちが、Jが来ることをどれだけ心待ちにして、そして心強く思っていたか。
Jはやっぱり考えてたんだな、と思って。
いつもいつも、うちらの気持ちをまっすぐ受け止めてくれるJが、色んな意見を踏まえつつ、それでも被災地を元気にしたいって想いで、仙台に来てくれたことに、何度も何度もありがとうと言いたい。
皆で盛り上がって楽しめる場を提供してくれたこと、東北の人たちの心に温かい炎を点火していってくれたこと。
「Jありがとう!」って言いたかったのに、J君はその言葉を言う間を与えてくれませんでした。
照れ臭かったのか、皆にありがとうなんて言われたら自分も泣きそうになっちゃうからか分からないけど、東北への想いを話してる間、Jはずっと間髪おかずに次の言葉を繋いで行って、わざと皆が拍手したり声援を送ったりできないようにしていたように見えた。
私は泣いちゃったけど、しんみりするのは本意じゃないからね。言葉で感動させることもきっとJの本意じゃない。
その話の最後に、何て言ったか忘れちゃったけど、皆の笑いを誘うようなことを言ってしめたのも、わざとなんだろうと思った。
さすがにJは泣いてなかったと思う。頬を伝っていってたのは多分汗だったと思う。
(復興への取り組みは)これからも続いていくこと、とも言ってた。
ずっとずっと、応援し続けるよって、こと。
J君、2日ともに、上は濃いグレーのTシャツ(一応違うTシャツではあったらしい)、下が、シルバーのデニム!?www
何か斬新な格好してたよ。あれは何w
新アー写で写ってた髭はなく(残念)、髪型は鬼太郎のままでした。
スコットは少し痩せてたねー。
ドラムソロは更に力強くなってた気がしたけど。
1日目はセンターにいたのでもうJとスコットしか全然見えなかったんですが、2日目は上手のごっちん正面(まぁ定位置)にいて、ごっちんがものすごい笑顔だったのが印象的だった。
Jよりも楽しそうだった(笑)。
それにしても仙台darwin、やっぱり酸素が足りない!
J君、1日目から「丁度去年の明日、ここでやってた」って話をしてた。
2日目も「去年の今日!」って言ってたし。
「合ってる?」とか確認したけど、確かに、去年の7/23(金)仙台から夏のツアーがスタートしてます。忘れもしない。
去年の仙台darwinもものすごく熱かった。
私の去年のレポを見ていただければどんだけ熱かったかが分かっていただけると思いますが、実は去年の仙台、私は2日目は友人の結婚式で参戦できず、1日目のみの参戦。
その2日目に、あまりの熱気にベースやギターが次々とダメになっていった、ってエピソードがあったって、人づてに聞きました。
J君その話を持ち出して、「そんなことがあって、これじゃまずいだろうと、この会場改築したらしい」って言ってました。
そういえば、今年も1日目は結構しんどかったけど、それは周りの環境がよくなかったからで、去年に比べれば遥かに楽しみやすくなったような気がした。
Jは「歴史を変えたってことだよ!」と自慢げに言ってました(笑)。
因みにJ君、楽器が壊れたのが「去年の今日」って言ってましたが、壊れたのは去年の7/24(土)のはずなので、正確には「去年の明日」でした。細かくてすみません。(行けなかったのがほんとに悔しい)
でも、改築したって言ってたけど、J君2日目のアンコールのどっかで、曲の途中でベース変えてた気がするんだけど、あれは壊れたわけじゃないのかな?
2日目は途中でJもフロアの方見て「(スモークみたいに)曇ってきた」って言ってたくらい、結構キてたと思う。
これはdarwinさんまた改築かも(笑)
そう。
セトリのメインは何と言ってもアンコールのTONIGHTだよね。
1日目も2日目も、Jは「自分にできることを考えて、この曲を持ってきました」って言ってた。
JのやるTONIGHTはどうしてあんなにテンションがあがるんだろう。
びっくりするくらい違和感がない。
LUNA SEAの曲を、RYUじゃなくJが歌って、ギターもドラムも違うのに、まったく違和感がないんだよね。
というか、別の曲を聴いてるような気がしてくる。
私あんまり、メンバーがソロでLUNA SEAの曲やるの好きじゃないんだけど、JのTONIGHTはいい。
やっぱJの曲だからか、Jがやってるとすごくしっくりくるよ。
叫ぶところもコールするところもいつもの勢いで行けちゃう。
その後のBURN OUTもテンション上がりまくり。
秀逸なセットリストだと思う。
ほんとはね、アンコールでAcross The NightとかTOMORROWとかやるのかな、と思ってたんだけど。
あえてやらないのは、やっぱり前を向いて全速力で走っていきたいからかな。
TONIGHTからはそういうメッセージを受け取った。
演奏は好きなんだけど、ギターだけはやっぱりINORANを妄想してしまう(笑)。
あれはもうどうしようもないよねー。
SLAVEにとって、TONIGHTはJの曲でもあるけど、INORANのギターの曲でしょ。
あのギターが好きなんだよ。
ごっちんすごい煽ってたけどさ。
ごめんよ、TONIGHTはどうしてもINORANのギターが好きなんだよ。
1日目と2日目で変えてくるかなーとも思ったんだけど、JがソロでやるのはやっぱりTONIGHTなんだね。
曲の話は、感想は色々ある。
FOURTEENにも入ってないのにどれだけSpeedが好きなの?とか(笑)
久しぶりにblankやって超楽しかった!とか。
Jもニコニコだった。
1日目のセットリストは結構色々しんどかったんですが(環境的に)、blankは楽しかったなー。
基本はFOURTEENからのセトリで、FOURTEENの曲は基本的に大好きな曲ばかりなので、今回のセトリは自然と盛り上がるようにできてる。
1日目やってくれなくてしょんぼりしたのがNOWHERE。
2日目にやってくれて狂喜乱舞。
あったかい曲だよほんとに。
あとOVER DRIVEはまさかの選曲だった。
去年の夏のツアーのセトリに入ってて、5バカでもやって...今まであんまりやられてこなかった曲なのに。
私この曲大好きなので、あのイントロの段階で飛びまくってる人がいたら多分私。
OVER DRIVEやってる時にごっちんがすっげー楽しそうで、リハ入る前くらいの時期にごっちんが「曲順考えないと」ってツイートしてたので、もしやこの選曲はあなたの仕業ですか?と思ってみたり。
最初に、「端々にJの東北への思いが覗いて見える」って書きましたが、これは私の勝手な見解ですが、曲の歌詞とか歌い方にも、想いが溢れてたように感じました。
たとえば、今まで全然気にしたことなかったんですが、Vida Rodaの「悲しみ超え咲き誇れ」とか。
珍しくやったSalvageとか。
完全に深読みなんですがw
でもJの曲に、人を奮い立たせて、勇気を与えて、人の顔を上げさせてくれる曲が多いのは事実だと思う。
だからこそ、Jが仙台に来てくれてよかったと思うわけだし。
あ、そうそう。新曲。
かっこよかったねー!
何と表現すればいいのか分からないな。
割とスピード感がある曲で、専門用語全然分からないので何て言うのか分からないけど、途中でギター+ベース皆で、ド・ドドド!って(笑)
そしてその後のJのドヤ顔www
頭ふりたくなる曲。
乗りやすいんだけど音取るのが少し難しい。
きっとCDにすると少し変わってくるんだろうなー。
新曲を最初にライヴで聴いた時の衝撃ってハンパない。
Jは結構新曲をライヴでやってくれてると思うんだけど、Suicide Dreamとかblindとか(古いところばかり思いつきますが)、最初に聞いた時のインパクトが強すぎて、CDにしたときにあれ?ってなっちゃうのがちょっと残念。
あの衝撃をそのまま残しておく方法はないんだろうか。
Jは、1日目から結構声おかしかったと思う。
2日目はハチミツ飲んでたし。
あと2日目の本編最後のFeel Your Blazeで、一瞬声が出なくなってた。
喉がやられたというより、息が出せなくなった感じ。
空気が薄かったんじゃないかと思う。
私も、声出してたけど、酸素が足りなくて、なかなか思うように声が出なかった。
息吸うんだけど、出すときには出ない。
そのあと、BURN OUTかな?Jが皆に歌わせるシーンも。
大丈夫かなぁ?と思ってたけど、意外と大丈夫そうではあった。
Jさん、どの曲も歌詞は結構危うかった(笑)
ほんとに、こんなに歌詞が吹っ飛ぶこと過去にあっただろうか、ってくらい歌詞が飛んでて、ごにょごにょ言ってるシーンが多かった。
まぁ歌詞はいいんですけどね。
ギターの音もところどころおかしかったよね^^;
ツアー初日だからしょうがないと思うべきなのかどうなのか。
アンコールの藤田さんは、1日目の最初のネタは分からなかったです、すみません。
多分誰か芸人さんのネタなんでしょうけど。
1日目の後半は、冷やし中華はじめました、で、これは私も分かった(笑)。
Jはどっちも「知らない」って不機嫌そうに?興味なさそうに?答えてた。
「藤田さんはそういうのをどこで仕入れてくるんですか?テレビ?俺が必死に新曲作ってる時にテレビばっかりみてるんでしょ」
ってJが言って、それに対して藤田さんが「テレビ見ながらギター弾いてる」って答えてた(笑)。
でも1日目の藤田コーナーは結構長くて、藤田さん自ら、もういいよ、ってJに訴える場面もw
2日目は、アンコール出てきたときに酸素の缶を持参してて、それを吸った後に、(皆が「たかし~」って呼ぶので)「タカシじゃない!」
それが変な声で、「誰だヘリウム入れた奴は!?」w
ちょっと面白かった。
そんな道具まで仕込んできて(まぁ持ってきただけだけども)、Jに「いつも思うんですけど、藤田さんほんとに優しいですよね...」って言われてました。
「別に(一発芸を)やらなくたっていいんですよ」とまで言われてたw
2日目はそれで終わりだったので、Jに「今日は早いんですね」とか言われてたしw
そしたら藤田さん「いつもこれくらいで...」とボソッw
藤田さんといえば、1日目?の途中で結構皆が疲れてきたときにJが「限界まで行こうぜ!」的なことを言って、その後にフロア見ながら「もう限界な人もいるみたいだけど...」って言ったら、藤田さんがこっそり手を挙げてて面白かったw
でもJ曰く「こういう風に言ってる人ほどやるときはやるんだよ」
そしたら藤田さん張り切って力瘤作ってたよw
あとは、MCでは、1日目に、5月に5daysやって、バンドとして筋力がついた、とか。
そしてその後に、考える力がついたらしいw
5バカやってよかった、って2日目も言ってた。
9月の末までツアーが続くという話もしてた。
1日目に「9月の3週目まで?」とか確認してたけど、今見たら香港って4週目だよねw
しかも、やっぱり新木場を「ファイナル」っていうんですね。
国内14公演で国内のファイナルは沖縄かと思ってたよ。
新木場ファイナルにしたいなら本当に最後に持ってくればよかったのにねー。
新木場にはかっこいいゲストがくる、とか、明日(24日)発売だからよかったら足を運んでみてくれ、とか。
2日目、MCで喋ってて、皆があんまり反応しないので、J君「早く曲やれって?」って冗談めいて言ってましたが、個人的にはほんとに喋るよりも曲やってほしかったり。
皆はそれに対して「えー」っていうもんだから、「なんだ、皆が休んでるだけか」とか言ってたけどw
開演時間は、1日目は、友人曰く、14分遅れたらしいw
2日目は2,3ふん押してたかな。
いつも初日は大抵押すよね。多分きっとこの後は順調。
やっぱライヴがいいと思う。
1日目はあまり思うように動けなくて、正直あまり楽しめなかった。
2日目はいつもの上手で自由に動き回れてすごく楽しかった。
私にとってライヴって、体で感じるもので、見るものでもただ聴くものでもない。
多分多くの人にとってそうだと思うけどね。
跳びまくって頭ふりまくって声出しまくって体力が尽きるのは別にかまわないけど(寧ろ望むところ)、人に押されすぎたり(適度なのはいいんですが)意味の分からないやり取りに巻き込まれて体力使うのは最悪。
仙台楽しかったんだけど、まだあんまり自分的に吹っ切れられてなかったかなという気もする。
やっぱどんなに全国ツアー回ってても、なかなか最高のコンディションのライヴってない。
いつも楽しいけど、やっぱりもっと、もっと、って思う。
そんなわけで、次は福岡。
J君の「くたばんなよ!」は両日とも、何度も「何があっても!!!」と強調してて、想いのこもったラストになりました。
因みに2日目の最後に、皆でJコールしたけど出てこず。
仙台だから出てきてくれてもよかったのになーとも思うけどまぁしょうがないね。
初日仙台、かなりいい感じでスタートを切れたと思う。
(なんだかコメントがJっぽくなってきた)
この調子でぐんぐん上げていきたい。
しかし体力つけなきゃいけないな、これは。
まだ初日なのに首痛いわ、足も痛いわ、声は出なくなるわw
これから2か月間、皆との別れの挨拶は「また来週!」だからね。
途中でダウンしないように体調管理もしっかりしないとね。
そういえば、「仙台darwin」で検索してブログにいらっしゃる方が結構多いので、一応書いておきます。
キャパは370人だそうです。
ロッカーは中に一応あるみたいですが、使えないこともあるみたい。
公演にもよると思いますが、クロークが500円で出てました。
(今回、2日目にクローク使いましたが、20人くらいしか預けてなかったのでスムーズでした)
ロッカーだったら、近くの別の場所とか仙台駅を使う感じですかね。
仙台駅からは歩いて15分くらいかかると思います。
商店街の中なのでアーケードがあり、雨でも大丈夫。仙台駅からは、地下通路+アーケードでほとんど濡れずに来れます。
地下にある会場なので、物販は外に列を作って、時間になったら地下の会場の入り口付近で販売されますが、階段が狭いので(2人すれ違うのが限界)、去年の公演のときは1人ずつしか販売できず、ものすごい時間がかかりました。今回は2人ずつ販売したらしく、そんなに時間はかからなかったらしい。
( Last-updated: 2011.07.24 19:59 )