2006.07.16 J @ 福岡DRUM LOGOS
J TOUR 2006 SUMMER DRIVE ON FRAMES
Date:2006.07.16
Place:福岡DRUM LOGOS
福岡。春以来。まさかこんなに福岡に普通に行くことになるとは。
LOGOSを私はちょっと見くびっていたと思う。毎回福岡は、その暑さに比べて熱が低いの。ましてや、今回初日ですから。まぁ準備運動には丁度いいくらいかなとか思ってたのだが。
とりあえずオープニングはSQUALL。いきなりですか?びっくりした。いつもJは勿体ぶって新曲を中盤かアンコールでやるのに。しかもシングル曲をオープニングに持ってきたことなんて未だ嘗てなかったんじゃなかろうか。
私はSQUALLがお気に入りだったので、純粋に嬉しい。あんまりノリノリな曲ではないけど、とにかく大口開けて必死に歌っていたよ。綺麗な曲だ。今更思う。Jもこんな曲が歌えるくらい、貫禄と共に、落ち着きを増したなと思う。雨粒がキラキラ降り注ぐ。久々に近くで見たJのライヴの表情。あぁ、輝いてていい顔してる。
それからbreakと続き、セットリストはあんまり覚えてないけど。EVOKE THE WORLD、SIXTEENと前のツアーでお馴染みだったナンバーが続く。
私は最初から3列目くらいの真ん中付近にいて、始まってすぐ2列目に潜り込めた形。最初からとばしまくるJにつられて、久しく外してないハメを外せた。
ほんとずっとイケイケだった、J君。順番覚えてないし、はっきり言ってJを見てた筈なのにJの表情も記憶にないんだけど、すごかったことだけは覚えてる。でもまぁ、初日ってそんなもん。特に暴れまくったライヴに限ってだいたい記憶ない。
曲順曖昧なのでとりあえず並べるよ。
break。これは2曲目。これもいきなりかよ!って感じだったね。私この曲実はあんまりすきじゃなくて、去年のクリスマスから毎回「う~ん、微妙」と思いながら聴いてたんだけど、既にSQUALLで半ばキレかかってたので、充分に楽しめた。しかしあんまり記憶なし。いや、ね。breakを確かにやったってことは覚えてるんだけど、どんな感じだったとか、Jがどんなだったかとか、自分がどんなだったかとか全然覚えてないんだよねぇ、不思議なことに(^_^;)すみません。
Evoke The World。この曲をこんなに楽しく思ったのは多分初めて。いつもイントロにやってたでしょう?まだ乗り切らないうちにやってたから、あんまりすごく楽しい!!って記憶がないんだけど、今回は違ったね。この曲で完全に火がついた。久しぶりの感覚。
Sixteen、PYRIMANIAと、定番ナンバー。それから、SUPER HIGHT。まさか!一瞬何の曲だか分からなかったからね(笑)。もうやるまいと思ってた。J自身、もう忘れてるんじゃないかとさえ思ってた曲。やっちゃったよ、この人!や、時々突拍子もない曲やる人だってのは知ってたけど。しかし会場の盛り上がること!こんなに福岡が燃え上がったのは、セットリストの影響が大きいと思う。皆の大好きな、古い曲を、これでもか、ってまでにやった。やっぱり結果的にはGLARING SUNの曲が多いんだけど、多いということを感じさせないくらい、濃いセットリストだった。休む暇がない。これで盛り上がらなかったらどうするのってセットリスト。今回のツアーずっとこれで行くのかな。これだったらいいな。今回は初日だったので、セットリストとか、Jの言動を見る余裕が全然なかったけど、セットリスト一緒だったらその場その場の雰囲気を楽しむだけの余裕ができるだろう。まぁ、会場ごとにセットリスト変えるので有名なJさんのことですから、全く同じってことはないと思うけどね。でも初日でこんだけよかったら、後はどうなるんだろう?と思うよ。それくらい、盛り上がる曲のオンパレード。
そんな中で私はどうしていたかというと、最初3列目くらいにいたのだけど、始まってすぐ、運よく2列目に入れて、そのまま真ん中に流されて結局ど真ん中の2列目。ひたすら踊ってました。曲は体に染み付いているから。聴いてたというより踊ってたね(笑)。だからなおのこと記憶ない。ずっと体動かしてたから。別に踊るのが好きなわけじゃないけど、音楽に包まれてると踊りたくなるじゃない?楽しいんだよ。ものすごく。これが私のライヴの楽しみ方なんだなと最近気付いた。手ふりをすることじゃない。ヘドバンすることでもない。音楽に合わせて...音楽と一体化するように踊ること。頭が真っ白になって、とても気持ちい。ふらふらになっても、とても楽しい。
TWISTED DREAMのイントロが凄かった。会場が一瞬紫になって、Jは「カモンMASA~」一瞬知らないメロディが流れて、一瞬何の曲くだか分からなかった。そしたら「Come close to me~」って歌ってるし!びっくりした。そう来たか!てかそれは反則じゃない?(笑)かっこよすぎだから。
あと変わりネタとしては、アコースティックバージョンのLOSTとNOWHEREかな。いきなりメンバーが全員前に出だして、何が始まるのかと思ってたら、「今日は、いつもと違うことを。夏なんで」って。夏だからなのか?(笑)単純にやりたかったからじゃなくて?(笑)すごかった。こんな完全なアコースティックは多分初めて。Lostは、あまりに久々すぎて、一瞬分からなかった。しかもロックバージョンと大分違う。スコットのドラムはサンバ調の面白い楽器に変わってた。リズムも大分違うし、それがまたかっこよくて!あとは藤田さんのギター!やばい!LUNA SEAのbe goneの杉ちゃんのギターみたい。って言うと語弊があるかもしれないけど、語彙が貧困でそれ以上の言葉が見つかりません(^_^;)。去年のライヴだったかな。Loop On Blueをアコギでやったときもすごかったけど、このLostもすごかった。Jは、自分の曲がかっこいいということに自信があるんだと思う。じゃなきゃこんなことできないよー。随分リハしたんだろうなぁ。生まれ変わってた。ほんと、定番のナンバー以外でも、かっこいい曲は沢山ある。
あとはNOWHERE。J「もう一曲聴きたい?」観客「聴きたい!!」(笑)そりゃそうだろ。こんなかっこいいアコースティックをやられちゃったら。それで、イントロ始まって何だろう?と思ったら、NOWHEREだった!!Jが歌いだすまで分からなかった。やたら明るい曲調だったから。「幻を~」ってとこで、観客から歓声が上がる。私も思わず声を上げた。だってNOWHEREだよ。一番好きな曲を、こんな形で聞けるなんて。涙が出た。この曲に私ものすごく励まされた。超辛かった時期に出逢った曲。何度となく聴いた曲。私のiTunesの中では、Jの中で一番再生回数が多い。幻想的で幸福な曲。表には出てないけど、とても苦しいことが根底にある曲。ライヴであんまりやらないせいもあって、ここで聴けたことに感無量になってしまったんだよ。しかもJ君、すごい歌い方したし。本当に幸せだという歌い方。生きているだけで。ここでこうやってライヴをしていられるだけで、幸福なんだ。後半のサビの部分でJは高音が出なくて、私も必死に歌った。声を張り上げるJの姿が神々しくて、また涙が出た。
珍しいナンバーとしてはSUPER HIGH。まさかここで出てくるとは思わなかった。何でやったのか分からないが、超盛り上がってた。そりゃそうだよね。皆好きだし。それから、Gush、Blind、Sun Set、Rodeo Life、Blank。アルバムのナンバーが多かったけど、前回盛り上がったFIRE STARはなかった。PYROMANIA、But You Said I'm Useless。
本編の終わりはgo crazy。キターーーーーーーーー!!!と私は心の中で絶叫(笑)。だって、すごいいい曲なのに、BURN OUTとかPYROMANIAと違って定番化してないんだもん。時々しかやってくれない。いつも、やるかなやるかな、って楽しみにしてた。やりました(^^)。
そしてアンコールはFly Away、Feel Your Blaze、Burn Out。まぁこうなるよねって感じだったかな。
って、曲並べて見ると分かるけど、ほんとセットリストがすごかった。これでもか!!って位に、好きな曲ばかりやってくれた。お陰様で濃かったですよ。今回ずっとこれなのかな。これだといいな。
ごめんなさい。最後の方駆け足になっちゃいましたが。何でかって言うと、実は最後の方は、秋田のライヴ終了後に書いてます(^_^;)。これ上げないと次に進めないもんで。まぁ、ライヴはまだまだ続くので、きっとこれからちゃんと書くはず...
( Last-updated: 2011.02.21 23:30 )