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2006.10.01 INORAN @ 名古屋BOTTOM LINE

INORAN photograph tour

Date:2006.10.01

Place:名古屋BOTTOM LINE

雨が降ってた。またか。きっとまたINORANはMCで雨のことを謝るんだろうな。と考えてたら、会場前に貯まった客にキレたスタッフが突然「開けてくださ~い。INORANのファンはマナー悪いんですか~?」って嫌味っぽく叫んでるのが聞こえた。それを聞いて切れる人はあんまりいなくて、どっちかっていうと皆失笑。雨のせいだってことが彼には分からなかったらしい。BOTTOM LINEははっきり言って設備悪い。ロッカー外にないし、中にあるのも少ないし、無駄に階段とかあるし、ホールもでかい柱ついてて邪魔だし。今回初めて後ろで見てみて、見にくいのを痛感。てかそんな客に文句言うんだったらせめてメガホンくらい使ったら?皆聞こえないから前にたまるんじゃん。最近頭の悪いスタッフが多い。注意の域を超えて、愚痴ってるようにしか聞こえない、筋の通ってない台詞を吐く。もうちょっと頭使った方がいいよ。

開演20分前、ふと見たら、前のスクリーンに映し出されたジャケットの「INORAN photograph」って文字の動きが止まってる。最初から止まってたっけ?思い出せない。てか普通に考えて、「INO AN p ra h」はおかしいけどね。
そういやこの前の大阪の時も演奏中に突然画面が管理用みたいなのに切り替わって、曲名とか「A/B共用」とかでてきてたな。ま、ライヴにトラブルは付き物ですよ。


INORANは今までで一番楽しそうだった。
私は後ろの段の真ん中辺にいて、前に背の高い子がいなかったから、めっちゃINORANの目の高さ。ドキドキしちゃったよ。やっぱあの笑顔はずるいと思う。
INORAN出てきたときのあの異常なまでの歓声。ツアーなのに、それでも新鮮ってのがすごい。
BASS君のNumbの後、identity。セットリストは東京の2日目と一緒。
identityがしょっぱなだとテンション上がる。
Won't leave my mind。INORANがはずしやすい曲No.3に入る曲(笑)。やっぱ歌い方が隆に似てきたね。わざわざ横向いて歌ったり、マイクの傍に手を添えたり。まんま隆だ。INORANもだんだんナルシストになっていくんだろうか。ギター弾いた。
必死に歌ってました。
felicidad。コーラスの度に価値を口ずさむINORANがとても印象的。個人的にはとても好きな曲なので、INORANが思わず口ずさむのも理解できる。綺麗な曲だよね。
Lyrical Rampage。CDで聴くよりライヴがいい曲。CDだとちょっと平べったい感じがするんだけど、ライヴだとサビの部分で大盛り上がりだよ。弾ける瞬間が好き。あと、この曲、詞のリズムがいい。多分狙ってるんだと思うんだけど。英詞で何言ってるのかさっぱり分からなくてもつい一緒に歌ってしまう。
In Dry Time。これもリズミカルな曲。この曲聴くと、FAKE?のBus Stop #74を思い出す。あと詞もいいよね。「立ち位置を修正して」とか、INORANっぽくなくていい。あと、この曲のサビでINORANはいつもマイクを手に持って、客席を仰ぎ見るような仕草をする。それがあまりに隆っぽくて、私は笑ってしまう。それに、今日はやらなかったけど「日陰なんていらない」ってとこで、このツアー中何回か中指立ててたし(笑)。
Room。言わずもがな。
想。途中からすごい激しくなるのに、何故かいつも盛り上がらない曲。今日は違った。激しくなる瞬間にINORANが思いっきり頭を振ったので皆ノリノリに。
broken window。すごい勢いでINORANにプラズマの光が当たってた。スポットライトがINORANの白いシャツに反射して、彼だけ光輝いてました。近くにモニタがあったので見てみたら、INORANだけ昇天しそうなくらい輝いてて笑いそうになった。やりすぎじゃない?や、笑ってませんよ。いい曲なのに。
嘴。今まで言わなかったけど、この曲、すごくLUNA SEAぽくないですか?最初聞いたとき、INORANぽいと言うより、RYUICHIが歌ってる像が目に浮かんだんだ。こんな曲、なかったっけ?RYUのボーカルで、杉ちゃんのギターで。しっくりくるよ。LUNA SEAの曲で、INORANが原曲で、きっとこういう曲があったんだね。
最近やっと曲とタイトルが一致するようになって、曲も余裕持って聞けるようになってきて、今日やっと、この曲短いなと気づいた。
Can you hear it?。INORANがとてもとても慎重に慎重に歌ってたのが印象的。音が取りにくいんだよ。
いや、でもね、イントロ、今更ながら分かりにくいなと思う。何の曲なのか、一瞬分からない。INORANの作る曲って何曲か似てる曲があって、これはもろに他の曲とかぶるね。
STK。くるなって分かってたんだけど、やっぱ体が飛び跳ねてしまったよ。多分周りの人たち、後ろにいるくせによく動く奴だなと思ってただろうな。でもSTKは、CDで聴いちゃったら前ほど勢いを感じられなくなった。ちょっと演奏変わったかな。
Come closer。今日はやり直しはなしです。INORANもいい加減慣れたのか、それとも頑張ろうと思ったのか、今日は客に歌わせることも殆どしなかった。歌わせたとこも、お客さんの声が結構でかくてGoodだったし。この曲はね、コーラスがでかすぎる。しかも微妙な音程だから混乱するんだよね。CDの、一定のテンションを保ってるのとは大分変わるけど、それはそれでいい感じ。
最後のMC、「皆すごくいい笑顔してるよ」とINORAN。「皆見られてますからね」と茶化して笑う。知ってるよ。今日は今までにないくらい、INORAN皆のこと見てたよね。私だけじゃない、皆、最高の笑顔をINORANに向けてたんだと思う。
INORANがまた皆に感謝の意を述べる。それに、「そういう感謝の気持ちを、詞や、曲に込めた曲です」と添えて、Raize。
今日一番の輝きを見せてた。聴けば聴くほど、どんどん好きになっていく、この曲。INORANも、この曲をやってるときが一番楽しそう。感謝の意をこめたという言葉の意味が何か分かる。この曲の為にツアーやってるようなもんだと思う。この曲を歌ってるとINORANテンション高くなっていくんだよね。ギター弾いてたし。ポジティヴな曲だ。
曲が終わるときINORANが「最高だぜ、名古屋!!」とシャウト。本気だね。INORANには珍しいけど、珍しいから、本気だってことが分かったよ。
素敵な時間が共有できたと思う。この分だと、最後の東京が楽しみになってきた。だんだんよくなってるのが分かるからね。1日目の最後の方にINORANが言ってた「だんだん楽しくなってきた」って言葉は本当だった。やっとのってきたね。

何故?急いで会場を出たら、Jツアーでよくいるミニトラックがいた。ナンバーも確認したので、間違いない。お手伝いかしら?

タグ: live レポ INORAN

( Last-updated: 2011.02.21 23:45 )