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2010.03.04 INORAN @ Shibuya duo -MUSIC EXCHANGE-

INORAN NO NAME? PRIVATES? #11

Date:2010.03.04

Place:Shibuya duo -MUSIC EXCHANGE-

INORANのFCイベント行ってきました。
NO NAME? PRIVATES? #11 @ Shibuya duo -MUSIC EXCHANGE-

突然決まった上に平日の夜だったのに、少なくとも2回目は抽選になってた。
duoなので元々そんなに大きな会場じゃないんだけど、今回は椅子を用意してて、多分250席くらいあったと思う。

そして、やっぱり「雨」。
もはや恒例w
INORAN本人も「雨降ってた?」って皆に聞いたり、すみません、って謝るくらい、あまりにも雨男。最早言い逃れはできない。

今日の司会の方は女性。マキさんだっけ?忘れちゃいました。
とにかく司会はよくなかった。
音楽ライターらしいんだけど、司会向きではない。
基本台本便り、インタビュアーなのに話広がらず、質問にINORANが答えても「そうですかー...次は...」みたいに展開がものすごく速い。お陰で今日はかなりの数の質問が出たと思う。
まぁ慣れてなかったんでしょう。最初緊張してたみたいだし。
INORANにも突っ込まれたり嘘ついてからかわれたりしてた。まぁあれじゃね。
INORAN君、盛り上げようとしてたんだと思うけど、結構オヤジギャグ入ってたよw

アルバムについて、司会の方が「バラエティに豊かで...」って言ったら、一人で勝手に妄想入ったらしく急に笑うから何かと思ったら「『バラエティが乏しくて』とは言わないよな」と思ったらしい。
それを「オヤジギャグだよ」って言ってたけど、それはオヤジギャグなの??

流れとしては、最初にINORANちょろっとでてきて、1分くらいですぐに退場し、それからニューアルバムの試聴会。
司会の人に言われて気づいたけど、何気に私、アルバム試聴会全部行ってた。
ってか毎回やってたことにはじめて気づいたw

試聴会終わったらまたINORAN出てきて、1時間くらいかなぁ、今度は質問タイム。

アルバムはすごくよかった。
INORANってやっぱりライヴより音源のほうが好き。
この前のコーストのライヴはすごくよかったけどね。
本当にいい曲を作る人。
それから、ギターの音がいい。
LUNA SEAのときからずーーーーーーっと変わらない、INORANの音。

今回、そのよさが引き立ってる気がした。
もう多分7割くらいライヴやイベントで聞いたことある曲ばかりだったけど、それでも完成版は格別。
INORANがよく喋るようになったり、露出が多くなったりしても、曲を聴けば、INORANの根本は全然変わってないことが分かる。

どれもよかったね~。

インタビューでは色んなこと話しましたが、覚えてることだけでもかなりあるのでいくつかピックアップします。

Water Colorは、前も言ったけど、水彩画。
でもINORAN的には「水の色」って解釈してる。
水は人と一緒で、場所によって色も味も違う。
そして、音楽と一緒でなくてはいけないもの。
だからWater Colorらしい。

アルバムの1曲目は水の音から始まってる。
前作のapocalypseのHydrangeaでも、最後のほう雨の音が入ってた。
INORANは水の音が好きなんじゃないだろうかと思った。
だから雨降るんじゃないの。
あと今回のアルバムのジャケットに使われてる青の色も好きらしい。

コーストで録音(ライヴテイクって司会の人は言ってた)したのは、やっぱりスタジオで録るのと、大切な人がいる空間で録るのは違うから、って言ってた。
この話、私的には結構よくて、スタジオで録ると、アンプとの距離とか、空気とか、電源の電圧とかによって音が変わるって言ってた。
最近そういう話あんまり聴かなくなってたけど、やっぱりINORANの音へのこだわりはすごいなぁと思った。
あと、ギターの弾き方を、今回は力を抜いて弾くようにしてるとか、結構マニアックな話も出てました。

お客さんからの質問で「曲と詞、どっちが先?」って質問がありましたが、これには即答で「曲」。
さすがINORAN。
知り合いの人に「詞から先に書くようにしたほうがいい」って言われたらしいんだけど、やっぱり難しかったらしい。
INORANだもんね。曲が先のINORANのほうが私は好きだわ~

アルバムの中に、スタジオ収録とライヴ収録の音を混ぜたのは、比較してほしかったかららしいんだけど、正直どれがどれだかよく分からなかったんだよね~(^-^;;)ごめんなさい、悪い耳で。
ライヴでやってない曲とか、録りなおしたって言ってたDaylight、それから時化、あとはこの前のNO NAME? PRIVATESでたたき版を流したsee youはスタジオ版でしょうけど、他のどれがライヴ版だったのか...?
最後のI'll be thereは最後の終わり方がライヴと違うから多分違うから、消去法で削っていくと、Calling down、Baies、蒼茫、tenderかな?
もう一回聴きたい!!

ライヴで収録なんて、メンバー緊張したでしょ?って質問には、「それでもあれだけのものを作れる彼らは金メダリストのよう」って言ってから、「そんな旬な話題だと思ったら終わっちゃった」って自分で突っ込んでた(笑)。

お客さんからの、何処のギターにこだわったか(?よく聞き取れなかったけど多分そんなニュアンス)って質問には、「see you」のイントロのしょぼいギターの音がいい。
あとは、I'll be thereの葉山さんとの、ピアノ×ギターがいいって言ってました。
この2箇所、必聴です。

最近、ブログ、神戸コレクション、熊本のイベント出演、YouTubeと話題に事欠かないINORAN君。
今日は一通り話してました。

まず熊本のイベントは急遽決まったらしい。
去年のツアー前の熊本のFMの、20年来の付き合いの「アオキさん」との電話から始まったらしい。

ブログはやっぱり大変って言ってた。
あれだけ書くのに何時間も悩んでるらしい。
「昔の俺を知ってる人はびっくりしたと思う」って言ってたけど、ほんとにそうだよ。
まさかINORANがあんなに書くなんて!

コメントも全部読んでる、って言ってました。

司会の人が言ってたけど、写真もいいよね。
あれはINORANが自分で撮ってるっぽい。
今日も始まる前に写真撮ってたらしい。

神戸コレクションについてはあまり話してなかったけど、ランウェイは東京ドームとかにもある(だから慣れたもん)。コレクションは自分を見せる場所ではなく、服を見せる場所だから、そのやり方を考えてたらあっという間に終わったらしい。
因みにモデル歩きの練習はしなかったって。
INORAN、ライヴのときの歌い方の練習とかもしてないらしい。
INORANらしいっちゃらしいかも。

YouTube...司会の方に言わせると「INORAN CHANNEL」。
「INORANちゃん...」っていうから、INORANは「隆ちゃんに呼ばれてるみたい」って言ってた。
YouTubeは、いいアルバムができたから、色んな人に聞いてほしくて作ったらしい。

Daylightのプロモの話もしてました。
あれを作ってくれた監督は、FAKE?のJust Like Billyでお世話になった方らしく、曲を1回聞いた直後に、PVの構想を話してくれたらしい。
INORANの最初の案は何故か「夜のバー」だったらしいんだけど、「Daylight」なので全く逆のものになったらしい。
でも「(いい意味で)すれ違うシーン」(って言ってたけど、それが何処のことだかよく分からず)だけは、INORANが要望して入れてもらったんだそうです。

Daylightについては曲ができたエピソードについてかなりお茶を濁してました。
「出会いとか別れとか...」って、まぁまぁ(笑)。

次のツアーのメンバーは、ベースが変わって、hide with Spread Beaverでやってたチロリンになるらしい。
チロリンとは、hide兄のつながりもあってちょこちょこ会ってはちょこちょこ話をする仲だったらしいけど、今まで一緒に音を合わせたことはないらしい。
INORANはベースを重要なポジションだと思ってるらしく、でもファイヤーさんが忙しくなっちゃったからしょうがないらしい。
Jバンドはメンバーあんまり変わらないけど、INORANバンドはコロコロ変わるよね。

今日のINORANは「嘘だよ!」が多かった。
「次のツアーで、何か新しいことやりますか?」って質問に対して「DJ BASSのラップタイム」とか(笑)。
他は何言ってたかあんまり覚えてないですが、強烈なボケかましては、司会や皆を驚かせて、しれっと「嘘だよ!」って何回言ったか。
あと「若干」を一瞬「わかせん」って言ってたw
わざとなんだろうけど、一瞬皆「????」ってなってた。
その後すぐに「じゃっかん」って言い直したけど。
そういう遊びかしら。

そうそう、最大の情報は、NO NAME? PRIVATES? #12 in Okinawa !!
日程が明らかになりました!
6/4(Fri) - 6(Sat)の2泊3日で、なんと、1つのホテルを2泊丸まる貸しきりにするらしい。
ってことはINORAN達も同じホテルに泊まるのか~??
今年は特に楽しそうだし、去年いけなかったので今年は絶対行きます!
でもJのライヴの直後...超ハード(-_-)


最後に。
今日のINORANは、「想い」とか「心」とかって単語を頻出させてました。
いい音楽を作ることが大切なのではなく、心を込めることが大切なんだ、って考え方らしい。
料理に例えて、「理想論かもしれないけど「って言ってたけど、料理がそんなに上手くなくても、食べる人の喜ぶ顔が見たいと思って作れば自然と美味しくなる、って言ってた。
まさにその通りだと思った。
今日は、ところどころでそういうニュアンスのことを言ってて、いかにINORANが常々そう思ってるのかがよく伝わってきた。

ここ数年ずっとそうでしたが、INORANの音楽は皆に捧げる音楽であり、皆からもらったものを還元するためのものだって考えてることがよく分かりました。

司会の方はあんまりよくありませんでしたが、INORANの良さを存分に感じられる素敵なイベントだったと思います。


※余談
最近mixiのボイスも日記も投稿せずに、専らtwitterに呟き中。
INORAN情報はプライベートアカウントで時々呟いてるのでよかったらこっちへどうぞ↓
http://twitter.com/wumf_terra/

J情報は専用アカウント作っちゃいました↓
最近全然HPも更新されないのでまだ全然呟いてないですが、ツアー始まったら、今までボイスに投稿してたようなことも呟く予定
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今鋭意作成中(?)のホームページも近いうちに再開する予定

タグ: レポ INORAN NO NAME? PRIVATES?

( Last-updated: 2011.11.27 20:51 )