since 2004

2011.12.30 J @ Shibuya O-EAST 感想

J Break on Through to The New World

Date:2011.12.30

Place:Shibuya O-EAST

人がすごく沢山いた!
さすがソールドアウト&追加販売って感じで、開演前に後ろ振り返ったら後ろが見えないくらい詰まってた。

後から後ろにいた人の話を聞いてもやっぱりすごく沢山人がいたって皆口を揃えて言う。

そのせいもあってか、今日のライヴすごかった。
やばかったわ~。

「すごい」とか「ヤバイ」とか、どっかの誰かさんみたいに語彙が貧困で申し訳ないんですが、今日のライヴはそういう単語抜きにしては絶対表現できないライヴだったと思う。

とにかく人の押しが半端なかった。
センターの2列目にいたんですが、後ろからの押しが強くて何度も前にのめりこんでました。
単に後ろにいた男の子がやたら前のめりだったせいだと思ってたんだけど、後から聞くと「センターすごかったよねー」って意見が多かったので、多分センター全体的にカオスだったんだろう。
BUT YOU SAID~のときだったかなぁ。なんでここで?ってところで横方向の雪崩が起きたり。

ダイバーも多くて、Feel Your Blazeは殆ど顔上げてられなかった。
そういう状況だと逆に燃えちゃって、腕は危ないから上げられなくても、声だけはと思って必死に叫んじゃったりするんだよねぇ。

正直なところ、最初はあまりに久しぶりのワンマンライヴでしどろもどろしてた。
自然と音楽に乗ることはできても、腕ってどう上げるんだっけ?声ってどう出すんだっけ?みたいな何だかぎこちない状態w
いまいち吹っ切れてなかった。

でも体ってちゃんと覚えてるんだよなぁ。
ライヴが進むにつれて、頭より先に体が動く感じというか、全身で最大限に音楽を感じてる時の吹っ切れた感じがよみがえってきて、後半はきつい中でもすごく楽しむことができた。


J君最初MCで、「今年のライヴはどこもすごくて、今日は後出しじゃんけんみたいだけど...」
何?後出しじゃんけん?
J君、分かるような分からないようなことを時々いうよねw

皆がポカンとしてるの見て更にJ君「分からない?」、皆「わかんなーい」
「負けてるってことだよ!!!」
えーーーー。
これには不満の声多数。

普段あんまりセンターにはいないので一概に比較はできませんが、今日は結構すごかったと思うんだけどなー。
皆の声にJの声がかき消されちゃうくらい周りの声援大きかったし。

まぁでもそんな、落とされると逆に燃えるPyrosの特性をJさんは十分理解されてらっしゃったようでw
後のMCで「さっきは負けてるなんて言ったけど...ほんとは負けてない」
更にその後、うまく聞き取れなかったんですが、煽れば煽るほど熱くなるね、みたいなことを言ってたと思う。

いやほんとに熱かったです。


Jもいつもより煽ってた気がする。
アンコールのときだったか、出てきてマイク使わずに叫んで、お客さんに声出させてたり。

その声にも「短い!」って、声に出さずにジェスチャー(親指と人差し指で長さ図るような仕草)でもっともっと声出させたり。
皆が必死に声出してるの見て今度は「危ない危ない、死んじまうぞ」と言わんばかりに指で自分の首を切るジェスチャーしたり。


久しぶりのライヴだったからか、気合入ってたなぁ。


結構最初のMCでは「明日はFan Club限定のライヴだから、事実上今日が今年最後のライヴ!!!」

事実上って普通使い方逆じゃね?と思ったのは私だけ?
前から結構そういう言い方してた気がするけど、事実上って事実だから、明日が事実上最後のライヴだと思うのですがw
まぁどうでもいいけどさ。


14周年だってことは何度か話してた。
14年間早かったなぁ、とか、皆がいたからこそここまでこれた14周年だったとか、いいこと色々言ってたんだけど、そういうことは大抵覚えてない。
すみません。

「最近よく相変わらずだなって言われるけど、相変わらずっていうことはスゲェことなんだって、今の俺は胸を張って言えます」って言ってた。

あと、「ロックとは程遠い言葉かもしれないけど、大きな責任を後ろに背負ってるんだ」とも言ってた。
何に対しての責任だとかは言ってなかったけど、音楽に対する責任、ファンに対する責任とかだろうなと思った。
本当にそうだと思うし、そしてそういうJをすごくかっこいいと思う。


2つとして同じライヴはない、って言ってて、それにはすごい頷けた。
それはすごくよく分かる。
J君もそう思ってくれてたことがすごく嬉しい。


今年は、ライヴやって、ライヴやって、レコーディングして、ライヴやって、ライヴやって、ライヴやって...
ってJが言って、場内から笑いが漏れてた。
「ミュージシャンはライヴとレコーディングくらいしかやることないんだよ!」って、Jも笑いながら応えてた。


J君髪の毛伸びてましたね。
アシンメトリーじゃなくなってた?前髪同じくらいの長さでやや真ん中わけチックだったような。
相変わらず前髪目にかかってたけど。


新曲は2曲やった。
本編でやった方は、本当に初めて聞く曲。

もう1曲の方もそうだけど、やや疾走感があってJらしい爽やかさ(って言うと何か違うんですが)明るさに溢れる曲だった。

この曲の中で「Storm Rider」って単語が聴こえたんですが気のせいですかね...。
あと「嵐」って単語も聞こえたり。
Storm Riderってディズニーシーのアトラクションの名前だよね。
まさそれじゃないと思うけども、Stormナントカなのは聴き間違いじゃないかも。


歌詞と言えば、もう1曲の新曲の曲名言ってましたね。

「here we go」らしい(ナタリーに書いてあった)。
ずっと「Ready go」だと思ってたw

「Ready go~どこまでも続く~この道を行こう」だと夏からずーーーっと思ってて、だから「タイトルはきっと『Ready go』だよ。J君安直だから」って言ってたw
「here we go~」だったのね。
まぁそんなに変わらないなw


アルバムの名前も「ON FIRE」だしw



今日重大発表がHPであるっていうのは前から予告されてましたが、予想通りアンコールのMCで発表しました。

「俺のホームページでも公開されると思うけど...」

きたっ!!!重大発表!!!

「3月21日にアルバムを出します!!」

おぉ~っ!!!!
って、え、それ!?

ってなった人多分私だけじゃないと思うw

いや知ってたし。
前に春にアルバムって言ってたし。


「アルバムのタイトルは、『ON FIRE』!!!」

またストレートなの来たなと正直思いました。すみません。
いや、らしくていいと思うよ、うん。


更に、
「そのアルバムを引っ提げて...来年初のライヴになるのかな」

おっ!ツアー!?春ツアー!?
全国何か所???

「5月に関東3日間連続ライヴをやります!」

んん???
5月?
関東?
3日間??


なんだこの微妙な感じはwww

その後「ちがう、関東3ヶ所ライヴ」って言い直してたり、「ゴールデンウィークだねぇ」とか補足したりしてましたが、何か盛り上がりに欠ける。

重大は重大だと思うけど(何せ4年ぶりのオリジナルフルアルバム)、緊急ではないような。
「緊急告知」の言葉に期待値あげられてたんですが、普通でよかったんじゃないだろうか。


「関東」って含みも、蓋を開けてみたら「東京×2+横浜」だったし。

個人的には渋谷も横浜もアクセスいいので大歓迎ではあるのですが。

どうしてアルバム出したのにツアーじゃないんだろう。
前は春にもツアーやってたよね。

しかも、3月にリリースしてライヴが5月って、空きすぎじゃね?

きっとその前にF.C.Pyro Nightとかやってくれるんだろうと期待はしてますが(F.C.Pyroのフライヤーにもあれこれ書いてあったし)...。


「よくよく考えてみると来年はソロ15周年!今年よりも更に盛り上げていこうぜ」みたいなMCしてました。
来年はF.C.Pyro10周年なので、どっちかっていうとそっちにフォーカス当てた活動になるのかなーと何となく想像してます。



それからメンバー紹介。

「クリスマスもぶっちぎって(だったかな?言い回し不確かですが)きてくれたスコット!」
やっぱりクリスマス返上したのかスコット(;;)
いつもありがとう。ほんとに。


ごっちんは、Jに「何か今年を振り返って一言」って言われて「1年ありがとうございました」と丁寧にお辞儀。
それ見たJ君が面白がって真似してペコリ。
あれ面白かったww


藤田さんには今日も笑わせてもらいました。

登場した藤田さんが手に持ってたのは、バナナの入った籠。
そっから1本1本取り出して「この食べかけのバナナがスコット」w
えwww
「これがごっちん」「それからこれがお母さんのCB」
ここで藤田さんもう1本バナナを取り出して、もじもじしながらJを見てるww

私はここで家政婦のミタのパロディだって分かりました。

「J君のもここに入れてほしいの」

ほんっとすごいです、藤田さん。
よく考えたな。

J君苦笑交じりに「藤田さんほんとエンターテイナーですよね」

いつもみたいに「何それ?」みたいな反応してなかったのは、完全にやり過ごそうとしてたのか、それともドラマ見てたのかw


それからJ君藤田さんに「今年を振り返って何か一言ないんですか?」と質問。
これに対して藤田さん「大変だったよね~この前もレコーディングで...」
(この間に藤田さんがJに「Jはどうだったの?」みたいな感じで聞き返してた気がするけどあまりやりとり覚えてないです)

それひろってJが「レコーディングも大変でしたけど、ビデオ撮るのも大変でしたよね。じゃぁ次は夏にもやったその曲をやろう」
うまくつないでまとめてた。

でも藤田さんまだ籠持ちっぱなしでギター持ってなくて、「誰も取りに来てくれないw」って笑ってたw
ローディさんww

Jにも「喋りはいいからギター」って突っ込まれてたしw


「ON FIRE」のリードトラックは「here we go」みたいですね。


ちょっと告知の打ち方がアレでしたが、RIDE以来のオリジナルフルアルバム、超期待してます。
やっぱアルバムでしょ。

今までも、PYROMANIA、Blood Muzik、Unstoppable Drive、RED ROOM、GLARING SUN、URGE、RIDEときて、やっぱりその年に出したアルバムがその1年を象徴するような存在になってたなと思う。
あとで振り返って、PYROMANIAの頃は~とか、URGEの頃は~とか、アルバムを基準にして年代を振り返ってる気がする。
Jのアルバムは毎回毎回びっくりするくらい新しい発見があるから、次は何が詰まってるんだろう、って楽しみになるんだよね。

確かに変わってないと思うし相変わらずだとも思うけど、それは単にスタンスとしてであって、昔のものにすがってるとかいう意味では全然なくて、Jが前に自分でも言ってたように、いつも次の新しい扉を開き続けて、まだやってないことは何だろう?って探してる。
その見つけたものがアルバムの中に詰まってると思う。

だからアルバムすごく楽しみにしてます。
早く新しい世界が見たい。


アンコール、here we goの後のMC。

今年はいろんなことがあって...って話をしだした。

震災のこととか話してたかな?「いろんなこと」って聞いて、私の中で勝手に脳内変換されただけかもしれないけど。

それから「やっぱりこの曲を聴いてほしいと思います」

何が来るんだろう?って考えた。
TOMORROWとかACROSS~かなぁと。

そしたらTONIGHTだった。
「やっぱり」ってそういうことか!

夏の間もずっとやってたもんね。

J君のこの曲への思い入れの強さを感じた。

何だか今年を代表する曲になったね。


TONIGHTの後はBURN OUT。
この流れ、夏に何度も体感したなぁと何だかしみじみ感じつつ、最後はカオス。
明日のこととか考えずに思う存分暴れさせていただきました。


最後、恒例だけど何度聞いても力をもらえる言葉。
今日は「明日もライヴの人もいると思うけど...」の前置きつきで、
「何があっても!!何があっても!!何があっても!!何があっても!!!くたばんなよ!!!!」

すごく心強かった。
くたばらないです。何があっても。頑張れる。



いいライヴでした。
大変なこともあったけど、楽しかった、すごく。

やっぱライヴっていいよね。
分かってる筈なんだけど毎回確認するよね(笑)


余談ですが22時のホームページ情報解禁。
あの新アー写に吹きました(笑)。
何あれーー!怖いよJさん!あれじゃホラー映画だよ!
藤田さん亡霊化してるし(;;)
Jさんはゾンビ的だし。
今からでも撮り直した方がいいんじゃないの!?

どうしてあぁなったwww

タグ: J live レポ

( Last-updated: 2011.12.31 18:35 )