2011.08.11 J @ 赤坂BLITZ 感想
J 14TH ANNIVERSARY SUMMER TOUR 2011 - THE FOURTEEN -
Date:2011.08.11
Place:赤坂BLITZ
何だか残念なライヴだった。
何だか、うまく噛みあわない感じ。
高松とRIJがすごく楽しかったから、久しぶりの大きな会場で、人が沢山いるのによく皆の声が聞こえてこなかったり、前の方詰まっててなかなかうまく動けない感じがもどかしかったのかもしれない。
Jも変だったと思う。
いまいち乗り切れない感じ、特に前半、ステージの上からも感じた。
ライヴの楽しさってどこから来るのかあんまりよくわかってないんだけど、どんなにパッと見いつもと同じように見えても、やっぱりステージの上のコンディションだとか、音だとか、フロアの盛り上がり方だとか、音の伝わり方だとか、自分の周りのコンディションだとか、そういうものによって、ライヴが楽しくなるかならないかは全然違ってくるんだな。
数万人規模の大きな会場になると、そういうのが感じ取りにくくなってくるのかもしれないけど、数百人やそこらのライヴハウスだと、そういうのがライヴの雰囲気を変える大きな要因になる。
今日は、何だか全体的に物足りない感じがした。
明日に向けて皆温存してたんじゃないですかねwと思うくらい。
最初はいつもの勢いで楽しんでたんだけど、途中から何か感覚が違くて妙に冷静になってしまった。
ノリ切れない感じ。
ライヴは楽しんだもん勝ち、って思ってるけど、どうしても夢中になれないライヴもあるんだよね。
それが誕生日前夜祭だったのは残念。
なんてウダウダ考える私みたいな人間がいるから、Jは今日「難しく考えてないで楽しめ」的なことを言ってたんだと思う。
理屈じゃないのは分かってるよ。でもねー。考えなくても楽しめないときは楽しめないよー。体で体感するものだからこそ。
J君、その台詞の後に「俺も今考えてるよ...今日どうやってこの赤坂を盛り上げようか、って」
その台詞って、既に考えちゃってるから出てくるんじゃないのかw
んー。
楽しんでた人もいると思うからあんまりグダグダ言うのもよくないとは思うんだけど。
すごい押してたよね、前の方。
でも逆にそのせいで皆動けなくなっちゃってたり?
一体感がなかったり、ステージや、フロアの向こう側の人たちとの距離が遠く感じられたり。
皆の声が全然聞こえなかったり。
やっぱり物足りない。
時間が押してたわけでもないと思うんだけど、色んなものがサッパリしてて、アッサリ過ぎて行って、心ここにあらずなライヴだった。
ドラムソロの時も、あんまり盛り上がってなかったし、その後スコットがいつものJ登場のリズム叩いててもコールが小さくて(どんどんしぼんでいって消えちゃった)、結局メンバー出てこず。
もう1回やったら出てきたけど、やっぱり何か違和感。
高松がすごくすごく楽しくて、J君ずーっと笑ってたからかもしれないけど、今日はJも何だかあんまり楽しそうじゃなかった。
後半は持ち直してきたけど、途中疲れた顔してたし。
あとやっぱりセットリストー。
そろそろちょっと変えてほしいw
いや、飽きるなら全通すんなって話かもしれないけど。
元々FOURTEENツアーでメジャー曲ばっかりやってるせいもあると思うけど、そろそろ別のアクセントがほしいなーと。
楽しいんだけど、ワンパターン化しちゃってるような気がする。
MCも何かちぐはぐだったなぁ。
お客さんとのタイミングもあんまりあってなかったし。
上手下手に分けて声出させる奴も、一応声は出てたけど、何かタイミング変だった気がした。
前半に5バカの話になって、「すげーゲストばかりで刺激を受けただろ!?」みたいなことをJが言った。
2,3回同じこと言ってたんだけど、フロアを見ながら話してたJが突然破顔して吹き出した。
何事かと思ったら、下手見ながら「(下手にいた男の子?が)すごいいい笑顔だったから...」
笑顔にやられちゃったんですねw
「刺激」とか言ってたのに、脱力してたw
他のMCでも、今日はフロアが埋まってるな!的なことを言ってたけど、正直あんまりそういう風には思わなかったり。
2階席も空いてたしなー。
あ、でも男の子は沢山いた。
センター男の子ばっかだった。
また、過去を振り返るのが苦手という話をしてました。
「あの時はどうでしたか?とかどうだったんですか?とか」そういうことはどうでもいいと。
「過去に責任を持ってないってことじゃなくて」って言ってた。
『今』を生きてるから、瞬間瞬間が大事なんだ、って、そういうことを話してた。
その話の流れで、自分は今を精一杯生きてるから(この辺も文脈曖昧ですが)「ついて来れなくなったらその時は言ってくれ!!」
何それww言えばいいの???www
言ったら何してくれるのwww
止まってくれるの?いやJ君は止まれないでしょう、と思ったw
それから「責任を持って今を生きていきます!!」的なことも言ってた。
やっぱり何かMCおかしかったよw
ドラムソロ終わって後半入ったくらいの時のMCだったと思うけど、「まだまだこんなもんじゃねーよなぁ?今のままじゃ俺の想定していたのとほど遠い」的な発言も。
完全に煽るために言ってたと思うけど、そこだけ妙に「そうだよね~」とうんうん頷いてしまった(^^;)
アンコールには、またメンバーとの出会いの話をちょろっとしてた。
ごっちんのときに、「ごっちんとは、この中では一番短いけど...」って言った後に、
「ギター1本抱えてこのバンドに入ってくるのって大変だったと思うんだよ!」って言ってたのが印象的だった。
本当にそうだよ、絶対。
聴いてる方からすると、ギターで、あ、間違えた、とか時々あるけどw、でもほんとに、あれだけの曲を、無茶ぶりなJさんに合わせて覚えたり、事務的なこともやってたり、ほんと大変なんじゃなかろうか。
そんなごっちんは、Jに「東京の皆に一言」って言われて「こんにちは!」
それだけ??と思ってたら、Jに促されて「すごく楽しいから何も言うことありません!」
全然楽しくなかったらいっぱい喋るのかなwと思ったのは内緒w
藤田さんの時はJ君「俺のバンドにはこの人が必要だと思った」って言ってました。
で、CBGBの話。
(そういえば今日隣の子がCBGBコールの時に「CBCB!」って言ってるのを聞いてしまった)
NYにあるライヴハウスで...って話。
その頃アメリカでやってたのなんて藤田さんくらいだと思う、ってまた言ってた。
でも隣では藤田さんまた「鉛筆の芯のことだと思ってたりね」ってw
今日はその続きにJが乗ってくれなかったので、分かんなかった人いるかもw
その後藤田さん、Jに向かって
「でも、本当にすごいと思うよ。自分のバンドより長いもんね。14年間も...」と言おうとして「じゅうよんまんっ...年間も」
噛んじゃったw
そこをすかさずJが「今14万年って言ったでしょ!ウルトラマンじゃないんだから!」
普段自分だって噛みまくってるくせにwww
しかもその後藤田さんウルトラマンのシュワッチの真似(だよね?あれw)しながら、自分の脇指出して「けっ」とか言ってるし^^:
こらこらw
Jと藤田さんは褒め合いをしてもいつも続かない。
「ミュージシャンっていうのは照れ屋なんで」ってまた言ってた(笑)。
分かるけどさw
新木場公演を「一応ファイナル」みたいな表現してた。
で、追加ゲストの女王蜂!
「5daysで...見れなかった人もいるのかな?」って言ったから、またthe HIATUS来るか!?と期待したけど女王蜂だった。
女王蜂かっこよかったから個人的には好きだけどね。
皆が盛り上がってたか?って言われるとちょっと??
Jは結構お気に入りだったっぽいけど。
5days後ライヴ見に行ってたみたいだし。(オファーしに行ったのかもしれないけど)
去年も思ったけど、新木場を後にすればよかったのにね。
ファイナルは国内にしておいたほうが「ファイナル!!」って言いやすかっただろうし、こちら的にもファイナルだ!!って気持ちで臨める気がする。
香港が楽しみじゃないわけでは全然ないんですが、去年最後が台湾だったけど、その前の大阪のほうがずっと最後っぽかったなーと思って。
10月はソロで活動しない気がするし、最後で皆で夏ツアーお疲れー!!楽しかったねー!!って雰囲気になりたかったなーと。
その分きっと沖縄で盛大に打ちあがるけどねw
そんなわけで誕生日前夜祭は少し残念なライヴでした。
そういうこともあるよね、と思うけど、それが前夜祭だったのはちょっと残念。
その分明日は燃やし尽くしますよ!
( Last-updated: 2011.08.14 20:34 )