2011.08.21 J @ 新潟LOTS 感想
J 14TH ANNIVERSARY SUMMER TOUR 2011 - THE FOURTEEN -
Date:2011.08.21
Place:新潟LOTS
何だか考えることの多いライヴだったなぁ。
ライヴ自体は楽しかった。
会場すごい盛り上がってたし、いいライヴだったと思う。
でもふと冷静になることが多くて、個人的に本気で楽しんでたかというとちょっと謎。
赤坂の1日目にも言ってたJの言葉がひっかかったライヴ。
余計なことは考えずに、楽しむことだけを考えろ、って。
頭では十分すぎるくらい分かってるつもり。
頭真っ白になれるのがライヴの醍醐味。
だからライヴが好き。
でも最近そういう瞬間少ないなーと正直思う。
無になる瞬間。
どっか別の世界にいっちゃってる瞬間。
その瞬間がすごく好きなんだけど、そういうのって意識的になろうと思ってなれるもんじゃない。
ついでに、最近気になるのは周りのこと。
今日は、いつも最前に無理矢理割り込んで入ってくる人達が、JのMC中に、笑うところじゃないのにケタケタ笑ってて、それでJ君怒った。
「もっといいことで目立とうぜ」って。
柔らかく言ってたけど、Jがあんな風にいうこと自体、相当切れてると思った。
あの人達、割り込んでくることも、場を壊すような野次を入れてくるところも、私は好きじゃない。
今日入って最初近くにいたけど、無駄な力を使いたくないし楽しめなくなるからあえて場所を変えた。
でもねぇ、本当は人のこと言えないんじゃないのかなぁとも思う。
自分が気づいてないだけで、密着したライヴの空間の中じゃ、自分のこともウザいと思ってる人がいるんじゃないかなぁと最近よく思う。
いいことと悪いことのボーダーラインって人それぞれだと思うので、自分がいいと思ってやってることが、他の人にとっては迷惑だったり、その逆もあったりするんだろうなと。
勿論、誰からみてもおかしいこともあると思うけど。
まぁ全然今に始まったことじゃないんですけどね。
でも最近それが気になるのは何でだろう。
皆が楽しめるライヴにしたいなー。
嫌な思いをする人がいないライヴにしたいなー。
どうすればいいんだろうなー
と余計なことをあれこれ考えてる。
それが気になって、自分を抑えてる部分がまだまだある気がする。
余裕のある会場の方が楽しいと思うのは、そういうことを気にすることが少なくて済むからかもしれない。
だから、Jの考えるな、って言葉に、見透かされてるようだと思った。
って、色々考えてる時点で既にダメなんだよねぇ。
分かってるんだけどねぇ。
純粋に音楽を楽しみに行ってるのにね。あれこれ考えちゃうのは勿体なすぎる。
今日も14周年についてのMC。
「もしかしたら、14年間、あいつずっと同じことやってんじゃん、って言う人もいるかもしれないけど、それは寧ろ嬉しいこと。
変わってないってすげーことじゃん!」
って言ってた。
あと、これは毎回言ってたことだけど、「ソロ、ってだけじゃなくて、今年は1ベーシストとしても節目の年」
多分仙台からずっと言ってた。
最初はあんまり気にしてなかったけど、あまりにずっと言ってるのでだんだん気になって来た。
どういう意味だろうね?
で、最近、これを言った後に、
「今まで俺が作って来た曲の中から…」
って言ってTONIGHTをやるようになってきた。
どういう意味?
今年何かあるの?
ベース始めて28年とか?
TONIGHTと何か関係があるの?
あ、「これからも俺は突っ走って行きます」って言ってたので、ソロをしないとかではないと思います(そんなこと考えもしなかったけど)。
色々考えてみたけど、これだ!ってものは見つけられず。
誰か分かる方いたら教えてほしいです。
しかしTONIGHTいい!
一気にテンション上がる。
何かもう原曲から大分離れてる気がするけど、そんなこと気にならないくらい楽しい!
今日誰よりもキラキラしてたのはごっちんだと思う。
お客さんの顔見ながらニコニコニコニコしてた。
TONIGHTのときもそう。
breakのときもそう。
こっちがテンション上がりまくって前のめりになってるときに、ごっちんすごい笑顔。
ごっちん楽しんでるなー!
って思ったらこっちも嬉しくなってくる。
メンバー紹介で出てきたときのあのポーズも面白かった。
スコットといえば最近両手でハイタッチだけど、ごっちんにも定番ポーズが。
右手を拳にして斜め前上にまっすぐ伸ばし(アンパンチ的な)、右足に重心置いて、左足は後ろに引いて、前のめりになるポーズ(笑)。
って言葉で説明しても伝わらなそう(^^;;
Jも「流行るよ」って言ってたから、きっと今後毎回やってくれるでしょう(笑)
今日のメンバー紹介はまたメンバーとの出会い編。
スコットは、「一通の手紙から始まりました」
手紙??
この前FAXって言ってなかったっけ?
どっち??
どっちでもいいけど(笑)
スコットに出逢って、ビートとは何ぞやを知った、って言ってた。
ごっちんは、Jが大ファンだったヌンチャクでギターを弾いてて、畑は違ったけど、そう言う意味では何年も一緒にやってきたと言ってもいいと思う、って言ってた。
(言葉正確じゃないですが、実際聞いてても、ここは少し日本語おかしかった)
それに対してごっちんは「そう思います!」
素敵だと思います。
そんで藤田さん。
またCBGBの話。
「何でCBGBなのか知らない人いる?」ってJの言葉に、手を上げた人は殆どいない…そりゃそうだよね…と思ってたら、こっそりとごっちんが挙手(笑)
それ見たJ君「ここに大嘘付きがいます!」(笑)
その後、藤田さんがアメリカで演ってたって話。
NYとかワシントンDCとか、色んなところで演ったって言ってた。
Jの褒めまくりのトークに藤田さん謙遜したのか、「ここ(LOTS)の半分くらいのところばっかだったけどね」
ベーシストの俺から見てもかっこいい重低音、ってJ君言ってました。
MCでは、また
「10代の頃みたいに噛みつけないし、20歳のときみたいには叫べないし、30代の頃みたいには立ち振る舞えないし…」
みたいなことを言ってました。
今日は10代からだった。
新潟に来るのが1年8ヶ月ぶりだと言う話も。
そうだよ。雪だったよ。
と思ってたら、
周りからもチラホラと「冬!」「雪!」って単語が出てました。
「前回来た奴らいるかい?」
って挙手させる場面も(2回同じこと言ったのってこのときだったっけ?)。
今日も男の子が多くて、また「野郎はいるかー?」をやったときはかなり威勢のいい声が響いてたんだけど、その後Jが「フロアは大変なことになってるから、か弱い女の子達を助けてやってくれな」って言ったら、しーん(笑)
あれれれ???助けてくれないんですか(笑)
あと、アンコールでJが赤のツアーT着て出て来たら、方々から「脱いで!」の声が(笑)。
J「女の子がそういうこと言わないの!」
野郎みたいな女の子でもダメですかね(笑)
今日も「短いっつってんだろ!」が出たけど、更に「まとまりがねぇ!」(笑)
確かにそのときはまとまりがなかった。
その後やったらすごいそろってた。
そんなJさん、本編の終わりだったかアンコールだったかに、マイクに向かって何度も力一杯叫んでました。
(そういえば札幌でもやってた)
色んな人がおっしゃってましたが、あれこそまさに渾身の叫び。
あぁいう叫びが衝動的に出るライヴっていいよね。
やっぱライヴって、自分の持ってるエネルギーを全力でぶつける場所だなぁと思う。
余計なこと考えてる場合じゃない。
あ、そうそう。
札幌でミスったBUT YOU SAID~ですが、札幌を知ってる人達がハラハラ(というかニヤニヤ)しながら見つめてる中、J君もニヤニヤしながらちゃんと「ごっちーん!!」って言ってました(笑)。
あの含み笑いが面白すぎた。
こっから余談。
今日もローディさん違ってました。
ごっちんのローディさんも違ってた。
アンコールで今日は地方初、ペットボトルが回って来ました。
と、思ったら、あれは多分1.5リットルペットボトル(笑)
そして中身は多分水道水。
贅沢は言わないので水道水でも全然構わないんですが、あのサイズのペットボトルを後ろに回して行くのに滑稽さがありました。
きっとあまりに暑そうだったから急遽用意してくれたんだと思ってる。
あと今日は、最後Jコールしてたら出て来てくれた。
新潟からの帰り新幹線、関東からの遠征組Pyro'sは殆ど皆ご一行様と同じ新幹線だったと思う。
だってあれでしか帰れないんだもん。
うちら新潟駅の改札入ったとこで乾杯して数人で喋ってたら(私は完全に酔っ払いだった)J登場。
お疲れ様でーす!って言ったらまたニッて笑ってました。
その後ホーム移動したら他のメンバーもう乗り込んでるし。
いつ通ったの?全然気づかなかった。
前回もやったけど、またホームでもお見送り(同じ新幹線に乗らなきゃいけないんですが)。
手振ったらJは奥の方で会釈してて、窓際の藤田さんはピースを返してくれました。
ほんと藤田さんいい人だー!
で、東京駅でも改札までお見送り。
夜遅くまで皆さんお疲れ様でした!
ライヴは個人的にはシコリが残ったけど、その後皆で乾杯してお疲れ様して温かい気持ちになりました。
今回のツアー、ライヴそのものも楽しいけど、色んなPyroさんと出会えて、話せて、騒げて、同じ時間を共有できてることが嬉しい。
次は名古屋ですね。
私はリベンジ。というか今度こそ雑念を吹っ切りたい。
( Last-updated: 2011.08.24 08:06 )