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2011.09.25 J @ 香港 Rotunda 3 感想

J J 14TH ANNIVERSARY SUMMER TOUR 2011 - THE FOURTEEN - Live in Hong Kong - The First Revolution -

Date:2011.09.25

Place:香港 Rotunda 3

香港最高でした!!


夏ツアーファイナルにして、このツアー唯一のシートありの会場。

というか、Jの席ありってどれくらいぶりだろう?

香港は去年のLUNA SEAの時も座席があった。(台湾やロスはスタンディングだったみたいだけど)

もしやスタンディングNGとか?

気になって同じ会場の他のアーティストのチケット調べてみたら「Free Standing」って書いてあったんですがw
どうしてこれにしなかったww


ファイナルにして座席ありってどうなんだろう、って多分私以外の多くの人が思ってたと思う。
席がなかったら行ってたのに、って声もあったし。


私も正直なところ、始まるまでずっと不安だった。
ファイナルなのに席があるせいで盛り上がらなかったらどうしよう、って。


しかも、会場入ってみたら(予想はしてたけど)、まぁ普通の披露宴会場(笑)。

円形の会場で、結構広いんだけど、椅子の並べられてるスペースはそのうちの1/3くらい。
会場広いだけに、何だかぽつーんとしてた。
そして椅子も、普通の宴会場の椅子ww


席数はそんなにないけど、2, 300くらいはあったかなぁ。
全部は埋まってなかったけど、前方の席はちゃんと埋まってました。


こんな会場で、ジャンプしてたら「跳ねないでください」とか、ライターつけたら「消してください」とか言われたらどうしよう、と、普段気にしないこと心配しまくってたw


でもねぇ、始まったら全然違った。
そんな心配全然無用だった。


とりあえず、(LUNA SEAの時もそうだったけど)、まず席が関係なくなるw
皆自分の席になんていない。前に詰めちゃうw
前に空いた席があったら入っちゃうしw

といっても、前列と後列で値段が違ったので、そこだけはちゃんと仕切られてたみたいですが。


私はセンター(ほんとにJのマイクスタンドの真正面)の3列目にいたので詰めませんでしたが、後ろの方は始まった瞬間ガラガラになったらしいw

見た目披露宴会場なのに、暗転した瞬間からライヴハウスになりました。


私も始まった瞬間からすっかりライヴモード。


後で思ったんだけど、座席ありも悪くないなと。

ダイバーさん沢山のライヴはそれはそれで楽しいし、皆でモッシュするのもきっと楽しいんだけど、
最近周り気にしすぎてた自分としては、席がある分自分がどれだけ動いても人にあんまり迷惑かけないから、何も気にせずに思う存分暴れられる。

前の椅子に手かけられるから頭ふり放題だし。

基本ライヴハウスがいいけど、こうやって自由に何にも気にしないで楽しめるライヴ、実は久しぶりなんじゃないかという気がした。



想像してた席ありライヴとは温度感が全然違ってた。

LUNA SEAのときに会場入り口でペットボトルの蓋を回収されちゃったことがあったので、
今回も水持ち込めないだろうと思って持っていってなかったんだけど、1曲目のRECKLESSから既に喉カラカラ。

終わって着替えなくてよさそうだったらそのまま食事に行こうって話もしてたんですが、
服もあっという間に汗だく(笑)


J君、今まで野音とか渋公とかでやったけど、それとも全然一体感が違った。

会場はそこそこ広かったけど人は密集してたからかもしれないし、香港の人たちの熱さのせいかもしれないけど、皆の声が、すぐ近くに聞こえた。
(ステージの音はあんまりよくなかったけど)

ライヴハウスで見てるのと気分的にはあんまり変わらなかった。



何か、こうして冷静に文章にしてみると、あの時の楽しさはあまり表現できてない気がする。

ツアーって、Jもこの前DIARYに書いてたけど、本当に1ヶ所1ヶ所全部違ってて、1つとして同じライヴはないと思う。
だからこそこうやって毎回感想を書けたりするわけだけど、でもツアー後半になってくるとだんだん、記憶が曖昧になってきて、どのシーンがどこだったか分からなくなってきたりもする。


けど、今回の香港は、色んなシーンを、断片的にだけど鮮明に覚えてる。

帰国してからセトリのプレイリスト作って聞いてるんですが、爆音で聴いてると、ライヴの光景がフラッシュバックしてくる。


本当に気持ち良かった、香港。


多分前にも書いたことがあるんですが、ライヴで一番気持ちのいい瞬間って、Jとシンクロする瞬間だと思う。

自分の動きが音とピッタリ合う瞬間。
そしてJの動きともぴったり合う瞬間。

頭振ってるときとか、リズムにのってるとき、特に。


ただの自己満足だってことは承知の上なんですが、そういう瞬間に、本当に別の世界に行っちゃってる気分になる。
頭真っ白で、何にも考えてなくて、恍惚とする。

その瞬間がとても好きで、Jのライヴに何度も来てしまう。
楽しい、を通り越して、多分冷静な人から見たら、相当イッちゃってると思う(笑)。


でもそういう瞬間って、1回のライヴの中にそう沢山はない。
けど香港は、そういう瞬間の連続だった。


RECKLESSやgo crazyのリズミカルなステップ。

speedの最後の叫び。

「グルーヴしようぜ」のVida Rosaのジャンプ。
Aメロのギターやベースの音に合わせて振られる頭。

So Highやbreakのコール。

So Highで「この今を」って歌う時にステージを指差す姿。

Feel Your Blazeの「Come with me」で人さ指をくいっとするしぐさ。
そろった皆の声。

SalvageのイントロでもGabrielのAメロでもずっと頭振ってた。


思い出すだけでも涙が出そうになる。

香港のライヴを思い出す度に、Jが好きだなぁって再確認する。

音楽も音も好きだし、ライヴの雰囲気も勿論好きなんだけど、何よりも、共鳴してる感じが一番好き。

楽しいライヴ大好きなんですが、自分がライヴの一部になるような錯覚を起こせるライヴはもっと好きです。

多分ライヴ中、私ずーーっと笑ってたと思う。

ずっと、全力だった。
ずっと、音楽と、ライヴと一体化した気がしてた。

真っ正面にいたせいで何度も指さされてどんどんテンション上がった。

全てのコンディションが整ってた。
半端ない高揚感。

楽しい以上に、気持ちのいいライヴだった。


あと香港のPyro's、すごくノリがよかった。
曲中のコールとか、最初は小さいんだけど、すぐに皆でコールになる。


日本勢も結構頑張ってたと思うんですが、うちらがコールしてたら周りに広がって行ってすごく嬉しかった。

BUT YOU SAID~でも跳ねながら手叩いてたら周りの人たちも同じようにノッてくれた。

アンコールも、最初は「アンコール!アンコール!」だったんだけど、途中からJコールに変わった。

Jも何度も何度も「叫べー!」って(英語でだったので多分、ですがw)言ってました。
「皆の声を聞かせてくれ」的なことも(これも英語で・多分w)


J君もすごくすごく楽しそうだった。
ずっとずっとニコニコキラキラしてた。

多分Jがすごく楽しそうだったから、それがこっちに伝染したんだと思う。
もしかしたらその逆かもしれないけど。



MCは殆ど英語でした。

日本人らしい聞き取りやすい発音だったけど、とっさの言い回しとかがすんなり出てくるところはさすがJ、と思った。

しかし残念ながら聞いてる私が殆どニュアンスで聞いてたので、文字に起こせません(^^:
ごめんなさい。

でも言ってたことは大体いつもと一緒ですw

「聞こえねーぞ!」
「叫べるかー!?」
「thank youーーー!」

「香港で初めてライヴをやる。そして夏ツアーのfinal showだ」

そんな感じw

あんまり難しいことは話してなかった。
(私が聞いて理解できるレベルだったので)


あと、香港でライヴをするのが夢で、今日夢がかないました、的なことも言ってたかな。
(dream come trueって言い方をしてた)


ずっと英語で喋ってると思ったら突然「日本からも沢山の人が来てくれたみたいで...」って日本語。

ステージからフロアを見てて気づいたのか、それとも沖縄のパーティやTwitterやメールで情報仕入れたのか。
そうやって言ってくれたのはすごく嬉しい。

でも多分、「沢山」は言い過ぎだったかとw
多分14人くらいしかいなかったと思うw


でも場内放送は中国語と日本語だった。

このときじゃなかったと思うけど、Jが日本語で突然話し始めた時に笑い声が聞こえたりw
何かギャップが面白かった。


中国語も喋ってました。
3回くらい?何言ったか全然分からなかったけども。


ごっちんも、また中国語喋ってた。
多分台湾の時と同じ。
「大家好吗」かな?

あ、でもごっちんの第一声は「こんばんは」でしたw


でも香港の方結構日本語理解されてて、Jが日本語で喋ってる時も反応があったり、日本語で声援があったりw

J君びっくりしたように「皆日本語分かるんじゃん!」

皆勉強してるんだよ~ほんとすごいと思う。


藤田さんはメンバー紹介で登場するや否や「タカシー」の声に、片手を肩の高さで「やぁやぁ」って感じにスターみたいに振って(こんな書き方じゃ伝わらないと思いますが^^;)、笑いを誘ってた。

確かそれ見てだったと思うけど、J君が「He is funny」。

しかし今日の藤田さんややキレがなく、その後日本語で「日本の暑さにやられておかしくなっちゃった」と何だか迷走w
J君「それ俺訳せませんよ」
それはどういう意味でw



アンコールの14周年のMCも今日は短め。

TONIGHTの前には「Special Song」って言ってた。
「long long time ago」って言ってたので「昔の曲だけど」って言ってたんだと思う。


JのTONIGHT、耳に残ってる。
何度も何度も聴いたから、LUNA SEAのTONIGHTを上書きする勢い。

勢いがあって、熱いTONIGHT。
Jの勢いを象徴するような曲だと思ったり


今までJ、TONIGHTの最後の、いつもRYUが「セイ!セイ!」っていうところでは特に自分からコールかけたりしなかったけど、香港では自分から言ってました。(勿論「セイ!」ではなくいつもの)



感無量でした。

こっちもそうだったけど、Jも感極まってた印象。


香港で待ってた皆の声。
残念ながら来れなかった日本のPyro'sの想い。

夏ツアーのファイナルだってこと。
14周年ってこと。

色んなものが合わさって、本当に胸がいっぱいになった。

ツアーファイナル、香港でやってくれてよかったと思った。

最後の最後で、本当に燃え尽きられた気がする。



最後にJ君「See you next time」って、ちょっと含みを持たせて言ってました。

また来る、ってことかなぁ?とも思ったけど、はっきりと来るって言わなかったので微妙なところ。

個人的にはとてもとても楽しかったのでまたやってほしいです、香港。



メンバーがステージを降りた後、暫く呆然として動けなかった。

またJコールが起こるかなぁ?と思ってたんだけど、終わりは結構あっさりw

すぐに客電ついて、皆ステージ前で記念撮影ww

余韻に浸れなかったw

でもそこは切り替えて、日本勢とお疲れー!ってハグしたり、香港のPyro'sと写真撮ったりしてました。


そんなこんなで、あんまり最後、って感じしてなかったんですが、翌日帰国してから空港でメンバーに会えて、Jにもお疲れ様言えたので、個人的にはそこがツアーのファイナルになりました。

暫くは香港のライヴの記憶と、空港でのやりとりと沖縄の写真でテンション維持できそうです。



今回の夏ツアー、振り返ってみるとやっぱりあっという間でした。

仙台から始まったんですよね。

2ヶ月ちょっとなんだけど、もう遥か昔のよう。

最初は割といつもと同じツアーだなぁと思ってたんですが、後半になってどんどん加速して行って、最後の方体力的に擦り切れながらも、14周年のツアーを絶対成功させるんだって気持ちが強くなって行きました。

こんなに、「完走」って言葉がぴったり合うツアー、今までになかった気がします。

各地で皆と打ち上げできたのも楽しかったし、ツアー中にも色んな経験をして、沖縄のパーティもあって、皆との距離も、Jとの距離も少し縮まったツアーでした。
色んな方に出会えたのも嬉しかったです。


空港でJに挨拶した後、これで夏が終わりなんだって実感が急に湧いて来て、香港のライヴのやりきった感とツアー中に出逢った人たちのことを思い出して、また泣けてきた。

ほんとにほんとに、すごいツアーでした。
Jにも、メンバーにも、スタッフさんにも、そして誰よりもPyro'sに、ありがとう、って言いたい。

メンバーも多分お疲れですね。
J君、どうせまたすぐに動き始めるんだろうけど、とりあえず少し休んでほしいです。


ツアー中、セットリストや感想、読んでくださった皆様、感想やコメント下さった皆様、どうもありがとうございました!

特に後半グダグダになってすみません(^^;
(新木場や大阪2日目は、すごくいいライヴだったんですが、自分がカオスすぎて記憶が殆ど吹っ飛んでて文字に起こせなかったので感想書きませんでした。
ただ1つだけ書いておくと、どちらもNOWHEREがヤバかったです。幸せなライヴでした)

沖縄の感想はライヴ×2+パーティを一旦全部書いてからまとめてアップしようと思ってます。



夏ツアー、参加された方も、想いを送られてた方も、皆様お疲れ様でした!
素敵なツアーを、本当にありがとうございました!

タグ: J live レポ

( Last-updated: 2011.09.28 14:35 )