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2005.09.11 FAKE? @ 名古屋BOTTOM LINE

FAKE? "?"

Date:2005.09.11

Place:名古屋BOTTOM LINE

もう意味もなく、笑顔がこぼれる。この最後のときを、決して忘れないように。
INORANが笑ってた。今日もまた、最初はあんまり顔を上げなかったINORANだったけど、中盤から満面の笑みだった。客を煽ることはなかったけど、キラキラした笑顔を、他のメンバーやオーディエンスに向けてた。
私は、と言うと、整理番号16番。これ以上ないというくらいの絶好のコンディション。BOTTOM LINE入ったらもうINORAN側は既に最前埋まってたので、しょうがなく、って言うとKENファンに殺されるかもしれないが、仕方なくいつもの自分のポジションを離れて最前のど真ん中へ。KENファンの皆様、すみません。でもしょうがないじゃん?迷ったんだけど、あたしがKENを見るのもきっともう数回しかないから、ここで思いで作りでもしておくか、と思って。
隣にいたKENのファンの子とちょっと話してた。最前の真ん中はヤバイよね、と。昨日の大阪見てたらそう思うだろ。こりゃ死ぬかもね。と思ってたんだけど、辛かったのは最初だけで、慣れたら結構平気だった。あたし結構体力あるから、怯まず手伸ばしたりしてれば後ろにいる人の方が大変なんだよね。真ん中はダイバーもそこそこいたけど、Jのライヴに比べれば何てことはなく、頭を下げたらあっと言う間に通り過ぎていった。辛かったのは腰。他の子より身長が高い為、他の子が腹でバーを受け止めてるところを腰で受けてた。KENが近過ぎて手を伸ばしてた為にバーはもろに腰骨に(^_^;後で見たら赤くなってました。とは言え、ライヴ中はそんなこと気にならないので、KENのあまりの近さにオーバーヒートして、Jの青森同様、曲に合わせてKENのことたたいたりスピーカーの上に仰向けに頭を乗せたKENの肩引っ張ったり押したり(笑)楽しかった!
今日はINORANはKENと絡んでた。始終笑顔の絶えないINORAN。ニコニコニコニコ。いや、あんたは可愛すぎだから!INORANが笑ってるのを見てこっちまで思わず笑顔がこぼれる。ってか必然的にあたしの回りはKENを呼ぶ声が多くて、その中であたしは一人INORAN×2言ってました(笑)だいたい視線が皆KENを追い掛けて上見上げてるのに、あたしはINORAN見てたからね。おかげさまで、一回だけ確実に目合った。
INORANは今日はKENのMCに逐一リアクション入れてたよ。愛知万博のマスコットの話になったときKENの嘘かほんとか分からない話に「え?」って顔したり、KENのボケに笑ってたり、KENが昨日みたいに「hu~」って言い出したとき「また?」っておかしそうに言ってたり。あぁ、INORANの笑顔が脳裏を離れないよ。奴は本当に楽しそうに笑うよね。
何かの曲のときにKENがマイクを落として、前にいた数人は「え~」ってKENのこと指差した。それから、印象的だったのは、PraizeでINORANが演奏中にKENのこと見てて、不意にKENに近づいて超顔近づけて覗き込んでニコニコ。その次の瞬間、KENは歌詞をふっとばした。超照れてた。めっちゃ動揺してて可愛かった。KENはINORANには弱いよね。うわー正直な奴だなーと思い、うちらはKENを指差して爆笑。ほんとに、仲がいい。
Bellezaのとき、3秒くらいINORANのギターとKENの歌だけの瞬間があって、泣きそうになった。INORANの優しいギター。KENの下手な歌。終わらなければいい。このまま、時間が過ぎなければいい。永遠に、この瞬間を続けたい。もう、この二人を見ることがないなんて、あたしは嫌だ。
KENがあまりに近過ぎたよ。手を伸ばせば届くところに奴はいて、等身大の、普通の大きさのKENだった。もうないね。こんなことは。BOTTOM LINEはそこそこ小さいから尚のこと近かった。
ラストのSOMEDAYで、KENがスピーカーの上にしゃがんで手をついて歌ってたとき、思わず手を伸ばしてKENの指先に触れた。そしたらKENは手をこっちに差し出してくれて、ダイバーに邪魔されるまでずっとKENの手を掴んでた。因みにその後家に帰るまであたしは手を洗えませんでした。
久しぶりにKENを間近で見たら、離れるのが惜しくなった。INORANの馬鹿。どうして貴方は、FAKE?のライヴ中あんなに楽しそうに笑うのに、FAKE?をやめるなんて言い出すのでしょう。
どうか、KENに、この想いが届きますように...

タグ: live レポ FAKE?

( Last-updated: 2011.02.21 00:06 )